愛知県の教員採用試験【小論文】傾向と対策を徹底解説

こんにちは、金井志津乃です!

今回は、愛知県教員採用試験の小論文の傾向や対策について徹底解説します!

上記の解説動画で使用しているpdf資料は以下の3点です。

ダウンロード・印刷するなどして解いてみてくださいね!

令和5年度愛知県小論文問題と評価ポイントダウンロード
この記事でわかること
  • 愛知県の小論文の試験時間や字数
  • 愛知県の小論文の過去問
  • 愛知県の小論文の評価の観点対策

この記事を最後まで読めば、「C評価」以上を安定的に取れる小論文を書けるポイントがわかります。

D評価を取っちゃうと他の科目がいくら良くても不合格になりえますからね!

「B評価」をとる練習をしておけば、安定的に「C評価」以上を取れることにつながります。

というのも、B評価をとるための視点を持って力をつければD評価になりようがないからです。

その辺もこれから詳しく解説しますね!

それでは、まず愛知県の教採小論文の傾向から見ていきましょう!

目次

愛知県の教員採用試験小論文の試験時間と字数

愛知県の小論文は一次試験で、以下の時間・字数で実施されます。

  • 時間:60分
  • 字数:900字

※ 令和4年度までは一次試験で実施され二次試験の選考に影響していたようですが、令和5年度は一次試験で実施され一次試験の選考材料にされています。

短い時間でそれなりのボリュームを書くことが求められますね。

対策
  • 制限時間に手書きで書き切れるよう練習すること!
  • 構想メモを必ず取って全体像を把握して書き始めること!

手書きは、Wordとは異なり、途中で文章を挿入したり消して書き直すことが容易にはできません。

だからこそ、試験本番で序盤の文章を消して書き直すなんてことがあった時、いつもの練習以上に時間がかかり規定の字数を超えなかったとなると、C評価以上をとるのは難しいでしょう。

小論文試験において、規定の字数の8割を超えることは必須ですので、しっかり手書きで練習しましょう!

また、手書きで大幅な書き直しを防ぐために、原稿用紙に書き始める前に、必ず構想メモを取って論文の全体像を把握しておきましょう!

たくさん練習をして、60分のうち何分を構想メモに割けば時間内に一定のクオリティで小論文を書き切れるか、感覚をつかんでおきましょう

メモ

愛知県の教員採用試験小論文の原稿用紙は36字×25行です。

20行で720字(8割)ですので、21行以上書くことを目指すといいですね!

愛知県の教員採用試験小論文の出題傾向

愛知県の小論文は下記の写真のように、課題文とグラフの読解の2種類が隔年で出題されています。

傾向と対策 グラフ読解と文章読解が隔年で出題
令和4年度(2021年7月実施)はグラフ出題

グラフで出題されるときは

「グラフからどんなことが読み取るか。それを踏まえ、教師としてどのような教育を心がけるか。」

という形式の出題です。

出題者の「こんな教育課題について、自分ならどうするか考えておいてほしいよ」というメッセージを感じますね。

グラフ自体は全く難しい読み取りはなく、出題者が何を論点として着目してほしいと思っているのかわかりやすいのも特徴です。

グラフの出題の場合は、グラフから読み取れる教育課題をご自身の受験する校種・教科などに関連させて当事者意識を持って考えを展開していくことが大切です。

令和5年度(2022年7月実施)は課題文出題

課題文で出題されるときは

「あなたは筆者の考えをどうとらえるか。それを踏まえ、どんな教師になりたいか。」

といった形式の出題です。

出題者の「こんな考え・教育観を持つ先生を愛知県は求めていますよ。」というメッセージを感じますね。

平成25・27年度は「課題文から、何が問題だと考えるか。」という聞き方だったのが、平成30年度からは「筆者の考えをどうとらえるか」という聞き方に変わり、筆者の主旨を読解する力をダイレクトに評価している感じを受けますね。

愛知県の教員採用試験小論文の評価の観点

愛知県の教員採用試験実施要項を見ると、小論文の評価の観点は下記のように記されています。

令和5年度愛知県教員採用試験実施要項より

愛知県の小論文の評価はA〜Eの5段階評価になっていますが、狙うべき評価は「B」です。

まず「D」になってしまうと、他の試験科目で好評価を得ていても不合格になる確率が高いです。

「B」を狙っても、やっぱり本番では論旨のズレも少しくらいは出てしまい、結果的に「C」になってしまうこともありますが、「B」評価を獲得するために心がける観点をクリアすることで「D」評価は防げます。

また、小論文の評価の観点を私なりに解釈すると以下の通りです。

上記の評価の観点をもとに、私なりに「B」評価を獲得するためにおさえるべきポイントは以下の4つです。

  1. 課題を的確に読み取れている
  2. 出題者の意図を読み取れている
  3. 論点がズレていない
  4. 適切な実践例も踏まえて書けている

特に「論点をズラさない」ということを心がけて書くことで、自ずと課題の読みや適切な実践例も踏まえ、といった点もクリアされてきます!

具体的に、「論点がズレている・ズレていない」を知りたい方は、下記の動画で詳しく解説しておりますのでご覧ください!

24分30秒あたりから論点のズレについて解説しています!

令和5年度愛知県教採小論文の過去問を徹底解説

最後に、令和5年度の愛知県教員採用試験の小論文の解説動画をお見せします!

その自治体に応じた小論文対策をするうえで、過去問と解答例を仕入れたはいいけれど、その解答例を書くまでにどのように読み解き、どんなポイントを押さえながら書けばいいのかわからないと

「自分で書ける力」にはなりませんよね。

実際、試験本番はあなた自身が、初めて見る問題に対して合格できる文章を書けるようになっていなければいけません。

だからこそ、今回、愛知県の10年分の過去問それぞれについて、B評価を取るための課題の読み解きと書くポイントを徹底的に解説した「愛知県教員採用試験小論文講座」というものを作りました!

今回公開するこの動画は、「愛知県 教員採用試験小論文講座」の16本の動画講座のうち1本です。

この講座をご覧いただければ、

「こんなふうに課題文を読みとけばいいのか」

「具体例を挙げるときは、こうならないように気をつければいいんだな」

「ここを押さえていれば、D評価は取らないんだな」

ということがわかります。

そのポイントを知らずに、ただ解答例を参考に「なんとなく」練習していると、テーマによって評価が大きく上下し安定して合格ラインの小論文を書けることにはなりません。

もちろん、この講座で解説するポイントは私(金井)なりのポイントですが、実際にこの講座で解説するポイントを修正するだけで、これまでC評価やD評価だった人が、今年初めてB評価を取るなど結果は出ています

動画講座で使用している解答例のPDFデータも下記よりご覧ください。

愛知県の小論文だけでなく、どの自治体でも高評価を得る小論文の共通点は「論点がズレない」ということです。

じゃあ、具体的にはどうやって課題を読み、どう考えて書いていけばいいのか、下記の動画で詳しく解説しています。

愛知県教員採用試験小論文対策動画

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