私自身の経験や、私が指導した受験者で合格した人の経験から、面接中、合格をにおわせる面接官の反応があることに気づきました。
今回、面接中に面接官が見せる「合格サイン」を2つ紹介します。
ただし、そのような「合格サイン」が見られなくても合格することはありますので、過度に気にする必要はありません。
あくまでも、参考までに。
① 受験者の話に対し好意的で興味津々に質問してくる
合格サインの一つは、受験者の話に対して、面接官が超興味津々に好意をもって質問してきてくれることです。
私の指導した受験者の中でも、2名という狭き門を通過された方の面接での面接官の反応を聞くと、面接官がその人の授業実践や尊敬する先生とのエピソードについて共感を感じたり尊敬の念をもって質問していました。
はじめは厳しく追及するためにした面接官の質問に対して、受験者が答える内容が面接官にとって興味深いものや共感できるものであれば、面接官の表情は一気に変わります。
あなたの教育的実践について
面接官も「それ、どうやったの?なんでそんな授業をしようと思ったの?その時の子供の反応は?(ヘェ〜!すごいな!なるほどな〜(心の声))」
と興味深く聞いてくるようなエピソードや実践を話せるような実績をつくり、アプトプットできるように棚卸ししておくことが大切です。
② 受験者の言葉に関心し味わうような頷きがある
もう一つの合格サインは、面接官が受験者の発言に対し、ハッと気づかされたような表情や関心するような表情をしながら、受験者の言葉をじっくり味わうような頷きなどが見られるパターンです。
私自身も、教採の面接中に面接官のそのような反応が見られました。
具体的には、
面接官:「あなたにとっての『教育の道を極める』とは何ですか?」
私:「はい。教育者として『自分はまだまだだ』と常に謙虚な気持ちで努力を続け、少し大げさに思われるかもしれませんが、死ぬ直前に教育者としての自分の働きを振り返り『教育の仕事は転職だったな』と感じられれば、それが私なりの『教育の道を極める』ということです。」
というやり取りや
面接官:「アルバイトの経験から何を学びましたか?」
私:「はい。プロ意識です。お客様は、正社員かアルバイトかに関わらず良い接客を受けたいと思っています。アルバイトであっても接客のプロとしてのプライドをもってお客様に接してきました。学校でも同じで、子供達はベテランか新米かに関わらず、良い教育を受けたいと思っていると思います。たとえ新米教師であっても教育のプロとして、ベテランの先生に負けいないくらい良い教育を提供できるよう日々努力します。」
などのやり取りで、面接官が関心したように深く頷いてくれたことを覚えています。
面接官の「合格サイン」を引き出すために必要なこと
こられの「合格サイン」を面接官から引き出すために必要なことは、
あなたの想いや考えをより深いところで理解し
子どもや教育に本気で向き合い実績をつくり
それらを綺麗に話そうと萎縮させずに
まっすぐに熱く語ること!
面接官の求めていることを話そうとしているうちは、あなたの話す言葉は「面接」の域を超えません。
面接官は、面接でのあなたの言葉や姿から、「学校で輝くあなた」「子どもを輝かせるあなた」を見たいのです。
せっかくもっている実力を、変に置きにいって台無しにするのではなく、まっすぐに伝えてきましょう!
もし、あなたの考えの深さや言葉の重みに自信がない場合は、あなた自身ととことん向き合うことが不可欠です。
私の運営する教採スクール教師塾AMBは、あなたの内面を深めるノウハウやワークを提供することに力を入れています!
何より、交流会などで塾生一人ひとりの魅力に触れるにつけ、そんな素敵な先生方・学生さんがこの塾に集まってきてくれていることに誇りを感じています!
ぜひ一緒に学び成長しましょう!
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