こんにちは、金井志津乃です!
今回は、面接で「あの〜」や「え〜」などの口癖をなくす方法について解説します。
面接で「あの〜」や「え〜」って、よく言ってしまいますよね。
このような口癖を言ってしまうことで
- 自信がなさそうに見えないか…
- 気が小さそうに見えないか…
- 話す内容が面接官に入っていかないんじゃないか…
と不安になりますよね!
今回、そんな口癖をなくす簡単な方法を2つ紹介しますので、ぜひ参考にしてやってみてください!
方法1:沈黙「間」にするよう意識する
まず、一つ目に、「あの〜、え〜」と言いそうになったら、グッとこらえて発声しないようにしましょう。
つまり、その口癖で繋ぎたい「間」を、そのまま「間」として空けておくということです。
面接では、「流暢に喋りたい」「上手に喋りたい」という意識が強すぎて、つい言葉に詰まってしまう時に「あの〜、え〜」を入れてしまいます。
でも、実際に話すのが上手な人が、一切途切れず話しているかというとそうではありません。
つい聞き入ってしまう人の話を注意深く聞いていると、むしろ「間(沈黙)」が所々で入っているのです。
流れるように話している人の話は、聞き手も流れるように聞いてしまいます。
でも、適度に間(沈黙)があることによって、聞き手にも聴きやすく、かつ威厳があるように見えるのです!
騙されたと思って是非やってみてください!
方法2:頭の中を整理しておく
二つ目の方法は、頭の中を論理的に整理しておくということです。
「え?なんで?関係あるの?」
と思われるかもしれませんが、大いにあります。
「あの〜」や「え〜」を入れたくなる根本的な原因は、話す内容が整理できていないからです。
私たちは、面接質問に対して何をどのように答えるかをその時その時で考えるための「間(=つなぎ)」として「え〜」などという口癖を多用しているんです。
このような口癖をなくすためにも、そのように「考えながら喋る」という状況をできる限り減らすことが根本的な対策だと私は考えます。
じゃあ、どうやって頭の思考を整理すればいいの?と思いますよね。
オススメなのは「ロジックツリー」です。
上の図のように、ロジックツリーで体系立てて考えを整理しておくと、
「あなたはいじめを予防するために、担任としてどのようなことに取り組みますか?」
などと聞かれた時に、「はい、3つあります」と聞き手が分かりやすいように論理立てて話すことができます。
このように図にすることで、言葉で左脳を働かせるだけでなく、視覚的な情報として右脳を働かせることにつながります。
実は、左脳よりも右脳の方が記憶力が100倍アップするとも言われます。
面接で瞬時に話す内容が浮かぶためには、パッと視覚的に分かりアウトプットしやすい図を活用する方が効果的なんです。
実際、私の受講生も「口癖をなくしましょう!」という指導よりも
「間を入れればいいですよ」
「まず話す内容を整理しましょう」
という指導で口癖は減ってきています。
ぜひ、視覚的に考えを整理することで、面接でサッとアウトプットすることに生かしてください!
口癖で合否は決まらない!
ここまで、口癖をなくす方法について解説してきましたが、最後に注意点があります。
面接の合否は、口癖があるかないかでは決まらないということです。
実際に、口癖がなくなってはいなくても、「面接官が、この人を採用したい」と思う資質能力を話している内容や受験者の雰囲気から感じることができれば合格します。
私自身や私の受講生も、面接での口癖はありましたが、それが完璧に直らなくても高倍率受験で合格を勝ち取っています。
口癖を指摘されると気になると思いますが、口癖に対しては今日紹介した2つをとにかく意識するだけで、合格を勝ち取るための本質的な対策にもっと時間と労力を割きましょう!
応援しています!
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