教採の面接では、教育についてのあなたの考えを深めて伝えることはもちろん、
現場で即戦力になるあなたの「教師力」をアピールしなければなりません。
あなたの教師力をアピールするために、面接で具体的なエピソードや事例を聞かれたら
before:「こんな生徒が」
過程:「このような手立て・支援等で」
after:「こうなりました」
という形で提示することが有効です。
その際、beforeとafterの落差が大きいと、インパクトが強くなります。
たとえば、
「一度は自ら命を絶とうとした生徒が、大学受験に挑戦しAO入試で堂々とプレゼンをして合格するまでに至りました」
と言われれば、インパクトが強く「どうやってその結果になったの!?」と気になりますよね。
そこで、あなたの教育的な手立てや支援に「なるほど〜」と感じれば、面接官はあなたに高い教師力を感じます。
ただし、仮にbefore、afterの落差が一見小さく見えるエピソードであっても、その子どもにとってはかなり大きな成長であったことを面接官に感じさせることで補うことができます。
実際の教育現場では、そのような小さな一歩の積み重ねで結果的に大きな変化につながっていることがほとんどですからね(^^)
また、いくらbefore/afterが素晴らしくても、面接官があなたの手立てや支援に「ホントにそれでそんな結果になるか!?」と感じた状態で終わってしまっては台無しです。
手立てや支援を表現する時にも、
「何が最も効果的な手立てや支援になったのか」
「その手立てや支援を講じたあなたの意図や想いは何か」
を面接ノートにアウトプットして明確にすることが必要です。
そこに、あなたの試行錯誤と使命感、教師力を面接官は感じずにいられないからです。
それらをしっかり面接で表現して不合格だったら、あなたの教師としての実力がまだまだ合格するレベルではないということなので、来年に向けて、とにかく教師力を高めることが課題になります。
逆にいうと、日々、教育に邁進して成長し、生徒のプラスの変化をバンバン生み出している人は、上記のような話し方などを少し修正して、ありのままで勝負すれば合格に近づきます。
11月から教採対策スクール教師塾AMBを運営していて、ご自身のマインドセットと教師力に真摯に向き合ってこられた方は、かなり伸びてきてます。
二次面接も、
「これまでにない楽しさを感じた。ここまでできたら、もう煮るなり焼くなり好きにして!」
という最高の状態で達成感を感じておられました。
逆に、マインドや教師力などの本質に目を向けず、どこかテクニックだけを教えてもらって合格させてもらおう思考の人は、伸びないですね。
教採は教師力のある人材を採用するために行われているので当たり前のことなんですけどね!
それに目を向けず、面接の上手な人になろうとしている人も少なくないです。
面接までの残りの時間は、
「子どもの自信を高めたエピソードは、これがあるな。子どもの学力を伸ばしたエピソードはあれかな。」
と、あなたの実績の棚卸しをして、面接で端的に語れるようにしておきましょう!
応援しています!
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