【教員採用試験】結果待ちの過ごし方|二次試験から合格発表まで、そして年内にやること3つ

こんにちは、金井志津乃です! 

二次試験が終わって、あとは発表を待つだけ……。でも、受かっているのか落ちているのかが気になって、何も手につきません。この期間って、どう過ごせばいいんでしょうか。

そのご相談、毎年たくさんいただきます。結論からお伝えすると、この期間にどう過ごすかは、合否に関わらずとても大切な期間です。しかも大事なのは発表の日までではなく、そのあとの年内まで——ここはひとつづきです。

二次試験が終わってほっと安心すると同時に、結果発表までの間がなかなか不安で落ち着かない。合格しているんだろうか、不合格じゃないだろうか。そう思いながら、どう過ごせばいいのか分からずに悩んでおられる方は本当に多いです。

この記事では、結果が出るまでの不安な時期に、やっておくといい3つのことをお伝えします。この記事を最後まで読んでいただければ、合格していようと、していなかろうと、「この時期、こんなふうに過ごしてよかったな」と後から思えるはずです。

ひとつだけ先にお伝えしておきたいことがあります。合格発表の日は、自治体によって2か月ほど違います(早いところは8月上旬、遅いところは10月上旬)。ですので、この記事はご自身の状況に合わせて読んでみてください。

  • ① 結果待ちの期間(二次試験が終わった日 〜 あなたの自治体の合格発表日)——長さは自治体によって3週間ほどから2か月近くまで違います
  • ② 発表のあとも含めた「年内」(〜12月)——1月以降は本当に動けなくなるので、ここまでがひとつづきの勝負どころです

これからお伝えする3つは、発表を待っている間にも、発表が終わったあとにもできることです。すでに発表が出てしまった方も、そのまま読み進めてください。

この記事でわかること
  • 合格発表日はいつか——早い自治体と遅い自治体で2か月違います
  • なぜ「二次が終わってから年内まで」が、教採の1年でいちばん腰を据えて動ける時期なのか
  • 結果待ちの間にも、発表のあとにもできる3つのこと(記録する・習慣化する・体を動かす)
  • 不安が大きくなってきたときの体からのアプローチ
  • 合格発表の前だからこそ考えておきたい「どんな合格者でありたいか」
  • 発表日が来たあと、合格・補欠・不合格それぞれで次にすること
目次

まずは「あなたの発表日」を正確に知るところから

過ごし方の前に、ひとつだけ確認しておいてほしいことがあります。あなたの自治体の合格発表日です。

令和9年度採用(2026年夏実施)の第2次(最終)合格発表日を全68自治体の要項から確認してみると、いちばん早い自治体といちばん遅い自治体で、2か月ほどの差がありました。

グループ自治体(例)第2次(最終)合格発表
早いグループ島根県8月5日(水)
茨城県・静岡県・静岡市・長崎県8月7日(金)
山口県8月12日(水)午前9時
もっとも多い時期多数の自治体9月中旬〜9月末
遅いグループ仙台市・群馬県10月2日(金)
岡山県10月7日(水)午前9時頃

※出典:各自治体の令和9年度採用(令和8年度実施)教員採用選考試験 実施要項・受験案内。全68自治体分は合格発表日一覧の記事にまとめています。

日付が分かったら、二次試験が終わった日から発表日までが「あなたの結果待ちの期間」です。発表が早い自治体でも二次終了から3週間ほど、遅い自治体では1か月半以上。同じ「結果待ち」でも、長さはまるで違います。まずはここを数えてみてください。そのあとに続く発表後の年内も含めて、使える時間の全体像が見えてきます。

なぜ「二次が終わってから年内まで」が大事なのか

結果が出るまでの数週間+発表のあとの年内。このひとつづきの時間が、教採の1年でいちばん腰を据えて動ける時期です。理由はシンプルで、1月以降が教員の仕事がめちゃめちゃ忙しいからなんです。

時期何で忙しくなるか
1月〜3月年度末の締めの時期。学習指導要録をつけて、学級の締めくくりとして子どもたちを振り返り、メッセージを書いていく。3月には異動も入ってきます。とにかく忙しい3か月です
2月〜5月翌年度の教員採用試験の実施要項が出て、出願しなければいけない時期(2月に受付が始まり、3月に締め切る自治体もあります)。出願したら次は面接練習もどんどんしないといけません
そのまま新年度へところが新年度の新生活でバタバタして、面接練習もままならない。そして「今年も時間が足りなかった」——想像に難くないですよね

つまり、二次試験が終わってから年内までは、燃え尽きている場合ではないです。ここで燃え尽き症候群のようになってしまうと、次のスタートが切りにくくなって、また来年の教採も難しくなってしまう。逆に、結果が出るまでの間である程度の行動を起こしておけると、そこから12月までもいいスタートを切れます。だから、この2つはひとつづきです。

2つの時間ここでできること
① 結果待ちの期間
(二次終了〜あなたの発表日)
記憶が鮮明なうちにしかできないこと——とくに今年の面接質問の記録。ここで行動を起こしておけると、そのまま次に繋げやすくなります。
② 発表のあと〜年内
(〜12月)
合否がどちらでも、腰を据えて力を蓄える時間。習慣化と答えられなかったテーマの勉強はここで効いてきます。

それに、今年の試験で課題になったこと——たとえば「具体的に語れなかったな」という面接質問やテーマ——を、余裕のあるこの時期にしっかり勉強して知識を蓄えておくこともできます。目の前の子どもたちや、塾・家庭教師のアルバイトで関わっている子どもたちなどで話せる内容の実績作りができますよね。

そういうことを腰を据えてできるのが、ちょうどこの年内なんです。では、具体的に何をすればいいのか。3つあります。発表を待つ間も、発表のあともできることばかりです。

※この記事のもとになった動画では「9月から12月」とお話ししていますが、これは9月に二次試験が終わる方を想定した言い方です。発表日は自治体によって2か月違いますので、「あなたの二次試験が終わった時点から年内まで」と読み替えてください。

やること① 今年の面接質問を「記録」する

これは発表の前でも後でもできますが、早ければ早いほどいい——記憶が鮮明な二次試験の直後がベストです。発表を待っている今この瞬間が、いちばん思い出せる日だと思ってください。

1つ目は、今年、面接官にされた質問を記録することです。記憶が曖昧になっていない、鮮明なうちに、とにかく書き出しておいてください。

「そんなことをして何の役に立つの?」と思われるかもしれません。役立つポイントは2つあります。

役立つポイント① 自分の回答を客観視できる

面接質問を書き出して、冷静になってから振り返ると、こんなふうに見えてきます。

「このような文脈の中でこの質問だから、もしかしたら面接官はこういうことを聞きたかったのかもしれない。なのに私、こんなふうに答えちゃってる。」

試験の直後は、どうしても手応えの話になりがちです。でも質問そのものを並べて眺めると、面接官の意図と自分の答えのズレがはじめて客観的に見えてきます。質問だけでなく、そのとき自分がどう答えたかもセットで残しておくと、振り返りやすくなりますよ。

役立つポイント② 合否どちらでも、必ず役に立つ

答えられなかったことを客観視すると、「来年4月から現場に立つときにも、この力は蓄えておいたほうがいいな」と気づけます。つまり合格していた場合でも、そのまま現場の準備につながるということです。

もし来年もう一度受けることになったとしても、今回された質問を参考にしながら面接練習をすれば、さらにブラッシュアップにつながります。だから、合格していようといまいと、この記録はどちらにしても必ず役立ってきます。記憶がホットなうちに、ぜひやっていただきたいです。

書き出したついでに、来年の受験生を助けませんか

質問を書き出したら、その内容を受験報告フォームにも入れていただけるとありがたいです。当ブログの自治体別記事はすべて受験者の皆さんの報告でできています。倍率や日程は公表資料で追えますが、「実際に面接で何を聞かれたか」は受験した方からしか集まりませんので、ご協力よろしくお願い致します。

■ 受験報告はこちらから(匿名OK、お礼に「合格発表のあとどうなる?」ガイドPDFをお渡ししています)

受験者の声

フォーム「情報提供のお願い」に寄せられた一言から、匿名で抜粋しています。

  • 「短期間ですが、自己分析をしたことで目指したい教員像が明確になり、合否結果を待っている間も、教育について、専門教科について、勉強を続けることができました」(神奈川県・高校)
  • 「金井先生のYouTubeの合格ロードマップ、またLINEでの無料特典が大変役に立ちました。いい結果を待ちたいと思います」(福岡県・養護教諭)

やること② 行動を「習慣化」する

これは発表の前から始めても、発表のあとから始めても大丈夫です。むしろ年内いっぱい続けていくものなので、いつ始めても遅くありません。

2つ目は、習慣化することです。不安な気持ちでなかなか行動を起こしにくいときは、習慣の力を借りるのが一番ベストだと私自身は考えています。

というのも、自分の意志力だけで「何か行動を起こしておこう」「何かしておこう」と考えても、なかなか続かなかったり、結局何もせずにぼーっと過ごしてしまったり——ということになりがちだからです。

いちばんやりやすいのは「外部からの強制力を借りる」

だからこそ習慣化するような仕組みを作ることが大事です。教採が終わった後の皆さんができる習慣化として、いちばんやりやすいのが外部からの強制力を借りることです。

私自身がやってきたこと:友達を集めて、「この模擬授業というか、1時間の授業を毎週2回やっていこうよ」と決めてしまう。そうすれば、自分の番になればやらないといけないし、「勉強会をしよう」と決めた週2回のその時間は、みんなでやると決めているのでもう行くしかないんです。

「教員としての力が足りなかったんじゃないか」と感じたのであれば、学び続けられる場に参加して、定期的に自分が勉強する機会を、外部のものとして作っておくのもありです。学級経営のこと、生徒対応のこと、保護者対応のこと、教採対策のこと——学んだことをノートに記録していく、というところまでを習慣にできると理想的ですね。

ゼロから習慣化するのは、なかなか難しいです。だからこそ、こういう外部的なものも利用しながら習慣化を図っていくといいのではないかなと思います。

やること③ 頭ではなく「体」を動かす

これも発表の前後を問いません。発表を待つ不安にも、結果を受け止めたあとの気持ちにも、同じように効いてきます。

3つ目は、頭を動かすのではなく体を動かすことです。なぜこの時期に体を動かすことが大事なのか。もちろん運動習慣はいつでも大事なのですが、それだけではない理由があります。

不安な気持ちや恐怖の気持ちは、脳の扁桃体というところが活発化すると、余計に大きくなってくるんです。いま不安な気持ちが大きくなってきているという方は、まさしく扁桃体の部分が活発化している状態です。

この扁桃体の働きを抑えてあげるために手っ取り早いのが、体を動かすこと。ジョギング、ウォーキング、筋トレ——バーピーをするとかでもいいかもしれません。そうやって体を動かすと扁桃体の動きが抑制されて、不安な気持ちが小さくなってくるということがあります。

そして体を動かすことだけでなく、①②で紹介したような何かしらの行動を起こしていると、やっぱり不安な気持ちは小さくなってきます。何もせずに立ち止まっているときが、いちばん不安が膨らむ時間です。ぜひ試してみてください。

この3つについては、動画でも詳しくお話ししています。

3つとも全部やらないとダメですか……? 正直、今はそんなに動ける気がしなくて。

大丈夫です、どれか1つだけでもやっていただければ嬉しいです!全部やろうとして動けなくなるより、1つ動けたほうが効果的です。

「追い込む」だけでなく「切り替える」時間もつくる

ここまで「行動しましょう」という話をしてきましたが、同じくらい大事にしてほしいことがあります。自分自身をちゃんとリフレッシュしてあげること、メンタルの状態を整えてあげることです。

追い込んで自分を高めていくというのは、非常に重要です。でも、ただひたすら自分を痛めつけるだけになってしまうと続きません。それを継続してやっていけるように、数時間、半日、1日といったオフの時間を作って、そこからパシッと切り替える。そういう形で、皆さん自身のコンディションを整えていただきたいなと思います。

私も結構煮詰まったときは、緑に触れるということを日頃からやっています。大自然の中に行って、鳥の声を聞く。それだけでずいぶん違います。ほかにも、

  • 好きな本を読む
  • 思い切り歌う
  • おいしいものを食べる

本当に「詰まっちゃったな」と思うときは、こういうことを短期間でギュッとやってしまって、即座に切り替えて、次の行動、次の行動という感じで前を向いていただければと思います。休むことと動くことは、対立しません。切り替えるために休むのです。

コラム|発表の前だからこそ考えたい「どんな合格者でありたいか」

ここからは少し毛色の違う話をさせてください。結果が出る前の、今のタイミングだからこそお伝えしたいことです。

実は私、この仕事を始めて初めて知ったことがあります。なかなか合格できずにいる講師の先生が、正規教員の先生から心ない言葉をかけられることがある——ということです。「こんなことしてる時間があったら、もっと勉強したらどうだ」「いつになったら受かるの」。講師だからといって差別されたり、見下されたりすることが、現実にある。

自分自身が正規教員として働いていたときは、講師だからとか教諭だからとか、まったく考えたことがありませんでした。だから初めて知った視点で、そのときちょっと悲しい気持ちになったんですよね。同じように働いていて、同じ仕事をしているのに。できたら、そういうことはなくしていきたいと思っています。

そして、結果発表が出る前の今だからこそ、自分だって不合格になる可能性があるわけです。だからこそ、「もし不合格になったとき、合格した人から何を言われたら嫌かな」と考えておける。それを考えておくことで、自分が合格したときに、不合格になってしまった人の気持ちを考えた言葉や行動を選んでいけるんじゃないかなと思うんです。

合格したとき、どんな振る舞いをするのがいいのか。私なりに、3つあります。

① 相手の気持ちに想像力を働かせる

自分では親切心や好意で、不合格になった人の役に立てるようにといろいろやっていることが、相手にとっては「ちょっとおせっかいだな」「放っておいてほしいな」と感じられてしまうことも、現実のところあると思うんです。

でもそれは、「何とかこの人を応援したいな」という気持ちでやっていることでもあるので、全然悪いことではありません。その気持ち自体が素敵だからこそ、「どうしてあげたらいいのか」をこの人の立場に立って考えようとする——それがすごく大事なのかなと思います。

人間なので、完璧に相手にとって心地よいことをするのは難しいですし、私も「余計なおせっかいだったかもしれないな」と振り返ることが今でもあります。それでも相手の気持ちに想像力を働かせ続けることが、円満な人間関係には大事なんじゃないかなと。合格を勝ち取ったときには、相手が求めてきたときに、求めに応じて協力する。押し付けにならないようにする。そんなふうに心がけていけたらいいなと思います。

② 自分にベクトルを向ける(協力と干渉は違う)

たとえば自分が合格したとき、不合格だった方に対して「あなた、こんなことしてないでもっと勉強したら」と言うのは、協力ではなく干渉になってしまっているんじゃないかと私は思います。

どういうものか
協力相手が求めているときに、相手のことを尊重しながら助け合うこと
干渉求めてもいないのに、相手の人生に対してとやかく口出しをすること

では、なぜ相手の人生に干渉したくなるのか。自分を振り返ってみると、そこには相手を尊重しようという気持ちよりも、「自分が相手より上に立ちたい」「自分の承認欲求を満たしたい」という気持ちがあるように思います。「この人のために」と言いながら、実はマウンティングになってしまっていないか。

そこで、自分の気持ちにベクトルを向ける。「あ、いやいや、これはこの人のためって言いながら、私のために言ってることだな」と気づけたら、じゃあ本当に相手のためを考えたときに、今どんな言葉を選ぶといいかな、今どんな距離感で言ってあげたらいいかな、と考え直せます。これ、すごく難しいんですよね。私も器用にできるタイプではないので失敗もします。それでも、相手の人生に協力はしても、干渉はしない——ここを心がけていくことが大事かなと思います。

③ 「無知の知」を意識する

合格というのは、目に見えて分かりやすい実績です。でも、分かりやすい実績を出せていたとしても、だからといって自分がいつも正しいわけじゃない。自分がまだまだ知らないことはいっぱいあるし、なんならその実績自体も、いろんな人に助けられて得たものだよなと思うんです。「自分一人の力でやった」なんておこがましい、かなと。

そういった「自分は無知である」ということを自覚するのは、誰かを見下すということが起こりにくくなる、大事な考え方かなと思って私自身も意識しています。これを意識しているからこそ、いろんな人に感謝できたり、謙虚でいられたりする。意識しないと、知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまっていることもあるんじゃないかなと思います。

そして、人格を評価しない

最後にもうひとつ。私が意識しているのは、自分に対しても他人に対しても「人格」を評価しないということです。

「そういうことをやっちゃうその人はダメだな」「そういうことをやっちゃう自分はダメだな」——ではなく、「あの行動は良くなかったよね」「あの言葉は良くなかったよね」と、行動や言葉のほうを捉える。そして「これからこういう行動に変えていくほうがいいよね」と考える。

ここまで書いた3つのポイントも、「全然自分はできてないな」と思っても大丈夫です。私もできていないときがあります。だからといって「自分はダメなんだ」と人格を評価するのではなく、「今のはあまり良くなかったから、こうしよう」「素直にすみませんでしたと謝ってみよう」と、行動を改善していけばいい。それが大事かなと私自身は思っています。

それに、こちらがどれだけ心がけて接しても、相手の状況によって受け取り方は変わってしまいます。そこも完璧主義になる必要はないのかなと。できる限り配慮したうえで反応が芳しくなかったのなら、「今はそういう心の状態じゃないんだな」と受け止めて、お互いに受け入れ合っていく。そのほうが楽しく生きていけますよね。

合格しか知らなかったら、失敗する気持ちって分かりにくいと思うんです。だからこそ今のうちに「自分がもし不合格になったら、どんな気持ちになるんだろう」とチラッと考えておく。そのうえで、「かっこいい合格者ってどんな合格者かな」「自分はどんな合格者でありたいかな」と考えておいていただけたら、合格したときに視野が広がって、いろんな人を思いやれる自分に自信を持てるんじゃないかなと思います。

発表日が来たら|合格・補欠・不合格で、次にすることが違う

待っている間の過ごし方をお伝えしてきましたが、発表日はいつか来ます。そのあと何をするかも、先に知っておくと落ち着いて動けます。

結果すぐにやること詳しくは
合格発表の直後から任用手続きが始まります。経歴証明書や健康診断書など、作成に時間のかかる書類があるので早めに着手を。配置校の連絡は年明け以降になる自治体が多く、しばらく何も届かない期間があります合格発表日一覧・発表後の手続き
補欠・追加合格発表で名前がなくても、12月末までは動きがある自治体があります(栃木県は12月上旬頃までの追加合格者制度、山口県・愛媛県は12月25日までに通知)。要項を確認してください補欠・追加合格がある自治体
不合格まず確認してほしいのは「一次で落ちたのか、二次で落ちたのか」。ここで来年の戦い方がまったく変わります。二次まで進んでいた方は、翌年の一次免除の対象になる自治体もあります落ちたらどうする?進路と翌年の戦い方/翌年の一次免除まとめ

※出典:各自治体の令和9年度採用 実施要項・受験案内。制度の有無・期限は自治体によって異なりますので、各自治体の案内を必ずご確認ください。

それから、待っている間にいちばん多いご相談が「手応えがボロボロだったんですけど、これって不合格サインですか?」というもの。結論を言うと、手応えと合否は思っているよりズレます。面接官の反応の本当の意味については、面接官の合格サイン・不合格サインの記事で、実際の受験者報告と教育委員会の公表資料をもとに解説していますので、そちらもどうぞ。

よくある質問

発表まで、勉強を完全に休んでしまってもいいですか?

数時間・半日・1日といった単位で思い切り休むのは、むしろおすすめです。オフを作って、そこからパシッと切り替える。ただ、年内をまるごと休みにしてしまうと、1月以降の忙しさで取り返せなくなります。「休む」と「燃え尽きる」は違う、と考えてみてください。

面接で聞かれたこと、もうほとんど覚えていません……。

覚えている範囲で大丈夫です。断片でも構いません。大事なのは、今日がいちばん記憶が鮮明な日だということ。明日になればもっと薄れます。完璧に思い出そうとせず、思い出せるものから書き出してみてください。

周りの合格報告を見るのがつらいです。

そもそも発表日は自治体で2か月も違うので、目に入ってくる誰かの結果と、あなたの結果は別の話です。そして、つらい気持ちが大きくなっているときは扁桃体が活発化している状態。そういうときこそ、画面を閉じて体を動かしたり、緑のあるところに行ったりしてみてください。

不合格だったときのことを今から考えるのは、縁起が悪い気がします。

その気持ちも分かります。でも、自分も不合格になるかもしれないと思える今だからこそ、相手の立場に立てるんです。そこを一度考えておくと、合格したときに視野が広がります。ちらっとで大丈夫ですよ。

まとめ|「この時期、こんなふうに過ごしててよかったな」と思えるように

結果待ちの時期にやること
  • まず自分の自治体の発表日を確認する(早い自治体と遅い自治体で2か月違います)
  • ① 今年の面接質問を記録する——記憶がホットなうちに。合否どちらでも必ず役立ちます
  • ② 行動を習慣化する——意志力ではなく、外部からの強制力を借りる
  • ③ 頭ではなく体を動かす——扁桃体の働きが抑えられ、不安が小さくなります
  • そのうえで、切り替えるための休みを短くギュッと取る
  • 1月以降は本当に忙しくなります。腰を据えて動けるのは、二次が終わってから年内までです

どれか1つでも参考になるものがあれば嬉しいです。そして皆さんが、「この時期、こんなふうに過ごしててよかったな」と後々思ってくださったら、私も本当に嬉しいです。応援しています!

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