教員採用試験の志望動機で「結婚」は書いてもいいの?教採の志望動機添削・面接指導の講師が解説|教員採用試験対策

こんにちは!教員採用試験の人物試験を指導している金井志津乃です。

今回は、よくある「志望動機で『結婚』は書いてもいいの?」というご質問に対し、結婚を理由に別自治体を受験される場合の志望動機のつくり方についてまとめました。

 

目次

そもそも志望動機は何を書くの?

志望動機で書くべき要素は大きく以下の3点です。

1:なぜ、教員を志望するか

「こんな教育を実践してこんなふうに社会貢献したいと考えているから教師になりたい」という志望動機が王道のはじめ方ですね。

この一文で、あなたの教育の軸になるものを凝縮して表現できるかが志望動機を書く際の勝負とも言えます。(最悪、最後の締めくくりの一文でも表現できますが)

 

2:教員を志すきっかけ・本気で教員になろうと決心した理由

教員を志すきっかけになった具体的なエピソードを「簡潔に」書きましょう。

「簡潔に」という理由は、志望動機で最も大切なのは、「今」のあなたの教育への課題意識や使命感、情熱が伝わることだからです。

きっかけのエピソードに字数を使いすぎるより、「今のあなたが感じているやりがい、使命感、課題意識」に重点を置いて本気で教員になろうと決心した理由を書くことがオススメです。

 

3:その自治体を志望する理由

最後に、あなたの課題意識や行いたい教育活動などと自治体の魅力・特色をマッチさせて「以上の理由から本県の教員を志望します。」と締めくくるのが定番です。

 

教員採用試験対策第4弾 志望動機の書き方

志望動機で「結婚」は書いていいの?

さて問題は、その自治体を志望する理由として「結婚」を書いてもいいのか、という点です。

私の答えは「NG」です!

ただし、面接で「話す」場合にはOKだと考えています(むしろ話す方が自然かも)。

 

なぜ志願書などに「書く志望動機」ではNGだけど、面接で「話す志望動機」ではOKと考える理由は以下の3点です。

 

  1. 字数が限られている「書く志望動機」では、私情である結婚について字数を割くよりも、あなたの目指す教育と自治体の特色や魅力について書く方が内容の濃いものになるが、「話す志望動機」で「結婚」について触れるのに10秒もかからないから
  2. とは言え「なぜ本県なの?」という面接官の疑問に、「話す志望動機」で「結婚」について触れることで本県を受験する「きっかけ」として納得できるから
  3. 面接官も受験者も形式張ったイメージをもちやすい「書く志望動機」に私情を書くことに心理的に抵抗をもつ人も少なくなく、文字としても残ってしまう反面、「話す志望動機」では、納得すれば良い意味でなぜか聴き流せてしまうから

 

というわけで、志願書などに「書く志望動機」では結婚については触れず、お堅く志望動機をつくることがオススメです。

 

面接で話す志望動機でどのように「結婚」について話せば良い?

では、面接で志望動機を話す際に、どのように「結婚」について触れていけばいいのか、私が実際に受験者にアドバイスしたことをお話しします。(ちなみに、その受験者の方は、結婚について志望動機で話して無事合格しました!)

 

ポイントは以下の2点。

  1. あくまでも「きっかけ」としてサラッと話し、
  2. 話すボリュームとしては自治体の魅力に重点を置くこと

 

なぜ、サラッと話す方がいいのか

私が個別にアドバイスさせていただいた受験者の方は、他の指導者に「結婚をして本県に家を建てたので」と言いなさい、と指導されたそうです。

それを聞いて、私は正直に「家を建てる(嘘)」は話さなくて良い、とアドバイスしました。

面接官の立場に立って考えれば、「家を建てる」とまで言われると、受験者が私情を前面に出しすぎているように感じます。「あなたが家を建てるからといって採用するわけじゃないからね!」と、受験者に対して悪い印象を持つ面接官も少なくないでしょう。

 

でも、「今違う自治体で勤めているのに、なぜ本県を受験するのか?」という疑問を面接官が素朴に感じることも否めません。

そこで、「結婚を機にこの地域に移住することになり」という程度で、サラッと話すだけで面接官は、あなたの受験する自治体の候補として本県が挙がったことについて納得します

このように、「結婚」はあくまでもその自治体を受験する「きっかけ」程度にサラッと話すと良いでしょう。

 

あなたが魅力に感じた受験自治体の特色をあげた方がいい理由

受験する自治体に対し受験者が感じている魅力やあなたの実践したい教育活動などをマッチさせることに重点を置いて語ることが大切なのは、その自治体で働きたいという前向きな意欲を感じ好感をもてるからです。

「結婚」という強制力がきっかけとしてあったとしても、その自治体についてしっかり調べて自分の理想の教育とのつながりを見出し前向きに働こうとしてくれている受験者と、その自治体についてあまり調べずに「結婚でこの自治体に住むことになったから」以外のモチベーションを感じない受験者を比べれば、どちらを採用したいと思うかは一目瞭然ですよね。

あなたと自治体のマッチするポイントを見い出すためにも、受験する自治体をしっかりリサーチしておきましょう!

 

実際私がアドバイスした「面接で話す志望動機」

では、実際にどのように「結婚」について話せばいいのか、例の受験者に対して私がオススメした話し方は以下の通りです。もしよければ参考にしてみてください。

 

結婚を機にこの地域に移住することになり、通勤範囲内の自治体についていくつか調べると、本県では〜〜があり、〇〇な教育を行いたいという私の理想に一致しており魅力を感じたため志望しました。

 

いかがでしょうか。

実際、上記の例文に当てはめて志望動機をつくる際に、面接官があなたにより魅力を感じ「採用したい」と感じるためには、他の面接質問でも自然と表現されるであろうあなたの教育観や人間性にマッチした要素を表現することが大切です。

受験する自治体に感じる魅力は、教育に対するあなたの課題意識や教育観などに応じてピックアップされるものだからです。

あなた自身が課題意識や教育観を明確にもっていなければ、面接官が納得するような志望動機をつくることも難しいということですね。

自治体について調べながらも、しっかりあなたの課題意識や教育観などを自己分析して明確に言語化できるようにしておきましょう!

 

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結局、合否を決めるのはここ!

教員採用試験を受けるにあたって、志望動機で「結婚」を言うか言わないかなど、細かなところが気になりますよね。

このような不安な点への対応も考えながらも、合格を勝ち取るために何よりも重要なことは、うわべの対策以上に、シンプルに面接官が「採用したい」と思えるような資質・能力の向上に教育的情熱をあなたがもっているかどうか

今回紹介した例文をアドバイスさせていただいた受験者の方の志望動機も、その人の強みやアピールポイント、使命感などを前面に出し、面接官が「採用したい」と思えるようにデザインさせていただきました。

志望動機を自然なかたちにさせていただいたことも勿論ですが、何よりもその受験者の魅力を前面にアピールできたことが合格に結びついたと考えています。

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