こんにちは、金井志津乃です!

熊本市って小論文はあるんですか? 要項を見たら「論文」って書いてあって……一次じゃなくて二次なんですよね? 何を書けばいいのか全然イメージできなくて。

ありますよ! 熊本市では「論文」という名前で、第二次選考試験(40点)として実施されます。しかも過去5年を並べると、一般区分は4回のうち3回が「熊本市教育大綱を踏まえて」書かせる出題でした。型がはっきりしているので、準備を得点につなげていきましょう!
この記事では、熊本市立学校教員採用選考試験の論文(小論文)について、過去5年の出題テーマと受験者の報告、実施要項に書かれた配点・基準点をもとに、傾向と書き方をまとめます。
この記事の根拠
- 令和4年度〜8年度採用(2021〜2025年夏実施)の出題テーマを5年分、区分別に整理——一般・養護教諭・栄養教諭で問題が分かれています
- 令和6・8年度採用の受験者2名の報告を収録(実際に出た問題)
- 実施日・配点・基準点・免除は令和9年度採用の実施要項と照合済み
- 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。
熊本市の論文|30秒でわかる基本情報
| 名称 | 実施要項での正式名称は「論文」(小論文・論作文と呼ばれるものにあたります) |
| いつ | 第二次選考試験。令和9年度採用は、要項では令和8年7月26日(日)。同じ日に実技(幼稚園・中高の音楽/美術/保健体育)も実施の予定です。 |
| 配点 | 40点(二次は論文40・実技60〔幼稚園・中高の音楽/美術/保健体育のみ〕・模擬授業等60・個人面接(2回実施)150) |
| 基準点 | 平均点の5割。一つでも基準点を下回ると、他がどれだけ良くても不合格。 |
| 誰が受ける | 原則、二次を受験する全員。免除区分D(他県等現職正規教員・元正規教員)が免除(令和9年度採用から新設)。別枠の高等学校改革に伴う特別選考(商業)は論文を実施しません。大学3年生チャレンジ選考は全受験者が受験。 |
| 問題の区分 | 過去の出題を見ると「小学校・中学校・高等学校(全校種)」「養護教諭」「栄養教諭」の3種類に分かれています |
| 時間・字数 | 実施要項に記載がありません。私にも公表資料に無い数字は書きません(受験報告をお待ちしています)。 |
| 結果の開示 | 不合格者には試験内容ごとの得点・総合得点・合格最低点・基準点が通知されます(実施要項より)=論文の点数が本人に分かります |
※出典:令和9年度(2027年度)熊本市立学校教員採用選考試験実施要項「6 第二次選考試験」「8 配点及び基準点」「4 第一次選考試験の全免除又は一部免除、第二次選考試験の一部免除」

ここで押さえてほしいのが基準点です。論文と実技は「平均点の5割」が足切りライン。つまり「みんなが取る点の半分」を下回らなければいいということ。逆に言えば、論点からずれないことを意識するだけで、合格ラインに達する人が結構多かったですね。40点という配点は面接150点に比べれば小さいですが、論文が基準点を下回ると、面接の得点にかかわらず不合格になります。「満点を狙う」ではなく「確実に基準を超える」——これが熊本市の論文戦略です!
過去5年の出題テーマ|一般区分は「熊本市教育大綱を踏まえて」が定番
令和4年度採用(2021年夏実施)から令和8年度採用(2025年夏実施)までの出題テーマを、区分別に整理しました。テーマの要旨と、設問が指定している資料名のみを掲載しています(問題文そのものは各年度の熊本市の出題をご確認ください)。
小学校・中学校・高等学校(一般区分)
| 採用年度(実施) | 型 | テーマの要旨 | 指定された資料 |
|---|---|---|---|
| 令和4年度(2021夏) | 教育大綱 | 「自ら考え主体的に行動できる人を育む」という基本理念のもと、施策の基本方針の一つ「主体的に考え行動する力を育む教育の推進」を、日々の教育活動の中でどのように具体化するか | 熊本市教育振興基本計画(令和2年度〜5年度)=熊本市教育大綱 |
| 令和5年度(2022夏) | — | (資料庫に一般区分の収録なし) | — |
| 令和6年度(2023夏) | 教育課題 | 児童生徒一人一人がお互いの個性や多様性を認め合い、安心して学校生活を送るために、学級担任として具体的にどのように取り組むか | (資料の指定なし) |
| 令和7年度(2024夏) | 教育大綱 | 自ら考え主体的に行動できる人を育むには、児童生徒一人一人が自分の意見をもち、それを発信・交流するとともに、教師がその意見を学級や学校の運営に反映していく仕組みを築くことが重要。これに具体的にどう取り組むか。 | 熊本市教育振興基本計画(令和6〜令和9年度)=熊本市教育大綱の基本方針 |
| 令和8年度(2025夏) | 教育大綱 | すべての教育活動において人権が大切にされていると児童生徒が実感できる取組をすることで、自分や他者を尊重する感覚や意思が育つ。児童生徒一人ひとりを尊重する教育に具体的にどう取り組むか。 | 熊本市教育振興基本計画(令和6年度〜9年度)=熊本市教育大綱 |
| 令和9年度(2026夏) | — | 受験者の報告を募集中です(下記フォーム) | — |
※出典:市販の全国版教員採用試験過去問集に収録された熊本市の出題(私が要旨を整理)
養護教諭
| 採用年度(実施) | テーマの要旨 | 指定された資料 |
|---|---|---|
| 令和4年度(2021夏) | 児童虐待への対応。相談件数が増加し深刻な状況にあることを踏まえ、養護教諭としてどう取り組むか。 | 文部科学省「学校・教育委員会等向け 虐待対応の手引き(改訂版)」(令和2年6月)、文部科学大臣メッセージ(令和2年10月) |
| 令和5年度(2022夏) | 養護教諭の仕事は保健指導・健康診断・健康相談・救急措置など多岐にわたる。それを踏まえてどのような保健室経営を行うか。 | (資料の指定なし) |
| 令和6年度(2023夏) | 保健室には体調不良だけでなく相談に来室する児童生徒もいる。ある日「友達がリストカットをしている」と相談を受けた。この後、養護教諭として具体的にどう取り組むか。 | (資料の指定なし) |
| 令和7年度(2024夏) | 肥満・痩身、生活習慣の乱れ、メンタルヘルス、アレルギー疾患、性に関する問題など現代的な健康課題を抱える児童生徒をどう把握し、どのような支援体制を構築するか(外部との連携も踏まえて) | (資料の指定なし) |
| 令和8年度(2025夏) | SNS等による性に関する情報の氾濫で問題が多様化・複雑化している。児童生徒が性に関する情報を正しく選択して適切に行動できるために、養護教諭として具体的にどう取り組むか。 | (資料の指定なし) |
栄養教諭
| 採用年度(実施) | テーマの要旨 |
|---|---|
| 令和5年度(2022夏) | 児童生徒が食育について学び、その学びを実生活で実践できるようにするために、栄養教諭として食育にどう取り組むか |
| 令和6年度(2023夏) | 発育・発達の重要な時期にありながら、偏食や肥満・痩身、食物アレルギーなど食に関する健康課題のある児童生徒が増加傾向。健康課題に対して栄養教諭として具体的にどう取り組むか。 |
| 令和7年度(2024夏) | 児童生徒に安全で安心な学校給食を提供するため、学校給食調理場の衛生管理の充実に努める必要がある。栄養教諭として衛生管理にどう取り組むか。 |
| 令和8年度(2025夏) | 学習指導要領(平成29年告示)や『食に関する指導の手引き―第二次改訂版―』を踏まえ、食育を組織的・計画的に推進するために、カリキュラム・マネジメントの視点から栄養教諭として具体的にどう取り組むか |
出題の型|熊本市の論文で押さえるべき4つの特徴
- 設問の締めは、ほとんどの年で「具体的にどのように取り組みますか。あなたの考えを述べなさい」。熊本市が求めているのは教育論ではなく「あなたが明日から何をするか」です。抽象的な理想論だけの答案は、それだけで点が伸びません。
- 一般区分は「熊本市教育大綱を踏まえて」が定番。資料庫で確認できた一般区分の出題4回(令和4・6・7・8年度採用)のうち3回、設問に熊本市教育振興基本計画(熊本市教育大綱)が明記されていました。大綱を読まずに受けるのは、教科書を持たずに試験を受けるようなものです。
- キーワードは「一人一人(一人ひとり)」と「尊重」。令和6年度採用「一人一人がお互いの個性や多様性を認め合い」、令和7年度採用「一人一人が自分の意見をもち」、令和8年度採用「一人ひとりを尊重する教育」。3年連続で登場しています。これは教育大綱の基本方針(2)「こども一人ひとりを尊重した教育の推進」そのものです。
- 養護教諭・栄養教諭は「職務そのもの」を問う。保健室経営、リストカットの相談、性に関する指導、食育、健康課題、衛生管理——いずれもその職種の日常業務です。一般区分のような教育理念型ではないので、対策の方向がまったく違います。
基本理念:豊かな人生とよりよい社会を創造するために、自ら考え主体的に行動できる人を育む
- 基本方針(1) 主体的に考え行動する力を育む教育の推進
①豊かな心と健やかな体を育む教育 ②自ら学びに向かう力を育む教育 ③社会の形成や持続的発展に主体的に貢献する力を育む教育 ④遊びを通して創造的な思考や主体的に行動する力を育む幼児教育 - 基本方針(2) こども一人ひとりを尊重した教育の推進
①個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実 ②特別支援教育をはじめとする多様な教育的ニーズに対応した支援の充実 ③インクルーシブ教育の推進 ④体罰・暴言等の根絶 - 基本方針(3) 最適な教育環境の整備
①安全・安心な学校づくり ②働き方改革 ③学校におけるマネジメント体制の強化 ④地域や家庭と連携した教育環境の整備 - 基本方針(4) こどものいのちと権利の擁護
①こどもの最善の利益を守る環境づくり ②家庭環境に左右されない学習機会の充実 ③ライフステージに応じた継続的な支援 ④こどもの権利擁護に関する理解の促進 - 基本方針(5) 生涯にわたる学びの提供と学びの成果をいかす機会の創造/(6) 市民が身近に親しめる文化芸術の振興/(7) ライフステージに応じた生涯スポーツの推進
※出典:熊本市教育振興基本計画(令和6〜令和9年度)=熊本市教育大綱

令和7年度採用は基本方針(1)「主体的に考え行動する力」、令和8年度採用は基本方針(2)「こども一人ひとりを尊重した教育」から出題されました。次に出るとしたら?——と考えるより、7つの基本方針それぞれについて「自分の校種で何ができるか」を1つずつ用意しておくのが確実です。どの方針から出ても書けるようになりますよ!
受験者の報告|実際に出た問題
熊本市を受験した方から寄せられた報告です。
- 【中学校・高等学校(社会)】「人権がテーマでした」との報告があります(設問全文は未確認)。
- 【中学校・高等学校(家庭)】児童一人一人がお互いの個性や多様性を認め合い、安心して学校生活を送るために、学級担任として具体的にどのように取り組むか、あなたの考えを述べなさい。
令和8年度採用の報告「人権がテーマでした」は、公刊過去問集に収録されている同年度の一般区分の出題(人権が大切にされていると児童生徒が実感できる取組)と一致します。中高の受験者にも「学級担任として」「児童生徒一人ひとり」を主語にした設問が出るということです。教科の専門性ではなく、担任としての実践を書く準備をしてください。
令和9年度採用(2026年夏)の論文を受験された方は、テーマと、分かれば字数・試験時間も教えていただけると次の年度の受験生の力になります。ご報告いただいた方には、お礼に「合格発表のあとどうなる?」ガイド(PDF)をお渡ししています。
書き方|「具体的にどう取り組むか」を書き切る型
熊本市の論文は、字数・試験時間が公表されていません。ただ設問の形は5年間ほとんど変わっていないので、型は先に決めておけます。私が『小論文完全攻略』の動画でおすすめしている基本は、序論・本論・結論の三段構成で、分量は序論2割・本論7割・結論1割ぐらいです。次の表は、その基本をもとに私が熊本市の設問の形に合わせて組んだ型で、割合はあくまで目安です。
| 構成 | 書くこと | 目安 |
|---|---|---|
| ①課題の受け止め | 設問に出てくる言葉(「一人ひとりを尊重する」「主体的に行動できる」など)をそのまま使って、なぜそれが今の学校に必要かを書く | 全体の2割 |
| ②取組その1(授業・日常の指導) | 自分の校種・教科でいつ・誰に・何をするか。「対話的な学びを取り入れる」ではなく「単元の最後に◯◯という場を設け、◯◯という問いで話し合わせる」まで。 | 全体の3割 |
| ③取組その2(学級経営・組織・家庭連携) | 1つ目と違う場面を選ぶ。学級活動、教育相談、同僚との情報共有、保護者への発信など。 | 全体の3割 |
| ④熊本市の教員としての決意 | 熊本市教育大綱の基本理念・基本方針、または「教育都市くまもとの教職員像」に着地させる | 全体の2割 |
時間配分は、試験時間が公表されていないため一般的な目安になりますが、私がこれまで多くの受験者を見てきた中で、ベストな時間配分の目安は「構想メモに全体の4分の1程度、残りを執筆と見直しに」です。ただし人によって違うので、過去問演習で自分に合う配分を掴んでください。最初に設問の要求へ線を引き、構想メモを作る。書き始めてから考えると、途中で論点がずれてしまうことが多いです。そして指定された字数の8〜9割は必ず書く。字数が少ない答案は、読まれずにスルーされる場合があるそうです。字数をクリアしていなければ大きな減点になります。
※時間配分の目安は金井志津乃のYouTube『小論文完全攻略』(2024年5月)の発言にもとづく。

小論文を書くときは、「課題の趣旨からそれない」ことをとにかく意識してください。熊本市で言えば、「人権教育が大切だ」という一般論を延々と書いて、「具体的にどのように取り組むか」に答えていない答案。設問の最後の一文にマルをつけて、書き終わったら必ずそこに戻る。それだけで防げます!
構想メモの取り方は、実際に私が書きながら解説した動画が分かりやすいと思います。「学び続ける教師」という漠然としたテーマを、理由→具体→結論に落とすまでを実演しています。熊本市の「主体的に行動できる人を育む」のような大きなテーマにそのまま応用できます。
養護教諭・栄養教諭の対策は「職務の場面」で準備する
養護教諭・栄養教諭は、一般区分と対策の方向が違います。過去5年の出題を並べると、問われているのは「あなたの職務のこの場面で、どう動くか」です。次の場面について、それぞれ具体策を2つずつ用意しておきましょう。
| 職種 | 過去に問われた場面 | 準備しておきたい観点 |
|---|---|---|
| 養護教諭 | 児童虐待への対応/保健室経営/自傷行為の相談を受けたとき/性に関する情報と指導 | ①一人で抱えず組織で動く(管理職・担任・SC・関係機関)②本人の意思と安全の両立 ③日常の予防的な取組(保健だより・健康教育・環境づくり) |
| 栄養教諭 | 食育を実生活の実践につなげる/偏食・肥満・痩身・食物アレルギー/学校給食調理場の衛生管理 | ①給食の時間と教科等をつなぐカリキュラム ②個別対応(アレルギー対応・個別指導)と全体指導の両立 ③家庭・調理場・担任との連携 |
この3つの観点は、どの設問が来ても②の取組を書くときの引き出しになります。「熊本市の養護教諭として」「熊本市の栄養教諭として」と主語を明確にして書けば、それだけで説得力が出ます。
論文は「書く面接」|二次の面接とセットで準備する
熊本市の論文は二次で実施されます。つまり同じ夏に、論文と面接の両方を出すということ。ここが一次で小論文を課す自治体との大きな違いです。
実際、令和8年度採用は論文のテーマが「人権」で、別の受験者の模擬授業の追質問にも「人権について教えてください」がありました。論文で書いた「取組」は、そのまま面接で語れる材料です。逆に、論文と面接で言っていることがずれていたら、一貫性のなさが見えてしまいます。
■ 熊本市の二次試験|模擬授業+個人面接2回(場面指導つき)の内容・日程・出題傾向
小論文の全体像(設問の読み方から評価される答案の条件まで)は、完全攻略動画にまとめています。
よくある質問
Q. 熊本市の小論文は一次ですか、二次ですか?
A. 二次です。熊本市の第一次選考試験は「専門教科等(100点・60分)」と「教職科目(40点・40分)」の2科目のみで、論文はありません。論文は第二次選考試験の初日(令和9年度採用は令和8年7月26日)に実施され、配点は40点です。
Q. 字数と試験時間を教えてください。
A. 実施要項には記載がありません。私は公表資料にない数字は書かない方針なので、ここでは「◯字・◯分」と断定しません。詳しい実施方法は第一次選考試験合格後の通知で案内されます。受験された方、ぜひ教えてください——報告フォームからお待ちしています。
Q. 論文が免除になる人はいますか?
A. 一般選考等では免除区分D(他県等現職正規教員・元正規教員)が論文免除です。令和9年度採用から、この区分は第一次選考試験の全免除に加えて第二次選考試験の論文も免除となりました(熊本市のFAQ Q6でも変更点として説明されています)。この区分の方は、二次で模擬授業等・個人面接(2回)を受け、実技は幼稚園・中高の音楽/美術/保健体育のみ実施されます。なお大学3年生チャレンジ選考は全受験者が論文を受験します。また、別枠の高等学校改革に伴う特別選考(商業)も、試験内容が模擬授業と個人面接のみで、論文は実施しません。
■ 熊本市の特別選考と一次免除ルートA〜H|大学3年生チャレンジ・講師・他県現職・加点制度
Q. 「基準点=平均点の5割」とは、具体的にどれくらいですか?
A. その年の受験者の平均点の半分、ということです(実施要項「8 配点及び基準点」)。たとえば論文40点満点で平均が24点なら、基準点は12点。受験者の平均の半分を下回ると、他の科目がどれだけ良くても不合格になります。逆に言えば、設問に正面から答え、具体策を2つ書き、字数を埋める——この3つができていれば、基準点で落ちることは少ないと考えられます。
Q. 熊本県の論文とは違うのですか?
A. まったく別の試験です。熊本県と熊本市は別々の教育委員会が採用選考を実施しています。熊本県の第二次考査で課されるのは「専門教科等(筆記又は論述)」で、一般的な教育論文とは性格が異なります。一方、熊本市の「論文」は教育課題や熊本市教育大綱を踏まえて書く、いわゆる小論文(論作文)です。併願を考えている方は、両方の対策が必要になります。
Q. 対策の時間がありません。最短の方法は?
A. 合格レベルの例文を読んで、書き方を参考にしながら、具体例や考え、経験などは自分のオリジナリティを出して仕上げる方法が近道です。例文をそのまま使うのではない点に注意してください。熊本市の場合、私の型としては「熊本市教育大綱の基本方針を踏まえた一般区分の型」を1本書き、添削を受けて書き直すところまでをおすすめします。養護教諭・栄養教諭の方は、自分の職務の場面から1本書いてください。
Q. 倍率はどのくらいですか?
A. 令和9年度採用は全体で志願倍率2.3倍(採用予定258人・志願581人)、第一次選考試験は1.3倍(受験551人・合格431人)、最終倍率は2.2倍(一次受験551人・最終合格249人)でした。令和5年度採用からの5年間の最終倍率は1.8〜2.3倍です。校種別・教科別の推移は倍率記事にまとめています。
この記事の受験者報告は、皆さんからの情報提供で成り立っています。ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございます。応援しています!
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