【教員採用試験】群馬県の自己アピール用紙の書き方|面接で深掘りされる欄を実録14名から逆算(自筆・電子申請で添付)

こんにちは、金井志津乃です! 

群馬県の出願って電子申請なのに、自己アピール用紙だけ「自筆」なんですよね? 何を書けばいいのか、そもそもどこまで書いていいのか分からなくて……

そうなんです。所定の様式をダウンロードして自筆で書き、スキャンして添付する——群馬県ならではの提出方法です。そして第2次選考の個人面接では、この用紙から深掘りされたという報告が多くあります。実際に「たくさん書いてくれているが、その中で特にアピールしたいものは?」と聞かれた報告もあるんですよ!

この記事では、群馬県公立学校教員選考試験の「自己アピール用紙」について、令和7・8年度採用の受験者14名の面接報告から「どこを聞かれたか」を逆算し、書き方の原則をまとめます。

この記事の根拠

  • 提出の仕組み・時期・様式は令和9年度採用の募集要項および「申込み用LoGoフォームの入力上の注意」と照合済み
  • 令和7・8年度採用の受験者14名の面接報告から、志望動機・自己アピール・経験に関する質問を整理(個人が特定できる表現は一般化)
  • 書き方の原則は、志願書の書き方を解説した私の動画でお話ししている注意点を土台にしています
  • 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
お読みいただく前に

この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。

目次

群馬県の「自己アピール用紙」|30秒でわかる仕組み

何に書く所定の「自己アピール用紙」。群馬県教育委員会のウェブページ(学校人事課>令和9年度採用 群馬県公立学校教員募集要項)から様式をダウンロードします。欄の名前は「自己アピール・本県志望の動機」
書き方自筆で作成(募集要項に明記)。書いたものをスキャナ等でデジタル化し、電子申請に添付します。
いつ出す出願(電子申請)と同時。令和8年4月16日(木)〜5月15日(金)23時59分。ファイル形式はPDF推奨(jpeg・jpg・png・gifも可)、書類の1面がA4サイズ程度になるように取り込むよう、令和9年度採用の要項では指定されていました(スキャンの設定は、受験する年度の要項で確認してください)。
提出しなくていい人大学3年生等対象選考で受験する人(令和8年度採用の実施要項に「提出は不要とする」と明記。令和9年度採用の実施要項で確認してください)。翌年、通過者として出願するときに提出します。
誰が読む第2次選考の個人面接の面接官が読むと考えられます。「自己アピール用紙から掘り下げていく面接(=その人自身を見る面接)」という説明を受けた受験者もいます。
どう使われる受験者報告:「自己アピール用紙にこれまでの経験・学びをたくさん書いてくれているが、その中で特にアピールしたいものは?」「(志望理由で非認知能力の育成に言及したので)非認知能力に特に関心を寄せる背景は?」
社会人特別選考の人は募集要項に「自己アピール用紙『自己アピール・本県志望の動機』欄に、民間企業又は官公庁等に勤務した経歴や実績、修得している知識や技能等について、詳細に記載してください」と指示があります

※出典:令和9年度採用 群馬県公立学校教員募集要項「Ⅳ 出願手続」、群馬県教育委員会「申込み用LoGoフォームの入力上の注意」、大学3年生等対象選考実施要項。
字数・欄の数・レイアウトは募集要項に記載がありませんので、その年の様式をダウンロードして確認してください。

ポイントは「出願と同時に完成させないといけない」ということ。他県では一次試験の当日に持参する県もありますが、群馬県は出願の時点で自筆で書き上げ、スキャンして添付します。しかも自筆なので、書き直しには時間がかかります。受付開始(令和9年度採用は4月16日)までに下書きを完成させておく——これがおすすめの進め方です。

自己アピール用紙とは別に、申込フォームでも書く項目があります

令和9年度採用の電子申請(LoGoフォーム)では、自己アピール用紙とは別に、申込書として次の項目を入力する欄がありました(項目は年度で変わることがあります)。ここも面接官が読む材料になると考えられます。

  • 卒論テーマ・研究発表等(論文や発表内容のタイトル等を入力)
  • 課外活動等(部活動):中学校/中等教育学校前期・高等学校/中等教育学校後期・大学等の3段階。主な大会成績、表彰等、研究発表があればタイトルも。
  • ボランティア活動歴・趣味・特技/著書・論文・研究等(複数入力の際は「、」で区切る)
  • その他資格・検定等
  • 学歴(中学校以降・空白期間がないように)・職歴(直近から最大9つ)
  • 特別支援教育の希望(有/無。加点対象ではありませんが、面接で理由を聞かれた報告があります)
  • 選考結果の情報提供についての希望(有/無。不合格だった場合に選考結果の情報を受け取れるかが決まります)

実際に、これらの欄からの質問が報告されています。「指導できる部活動は何ですか。→ 指導したい部活動は何ですか」「趣味は何ですか」「免許は何を持っていますか」「申込みで『特別支援教育の希望』に有を選択していますが、どういった理由ですか」。選んだこと・書いたことには、理由を用意しておくことをおすすめします。

面接で「自己アピール」のどこを聞かれたか|受験者14名の報告から

群馬県を受験した方々の面接報告を読むと、質問の多くが自己アピール用紙と申込書に書いた内容の深掘りです。報告を、聞かれ方のパターンごとにまとめました(職歴などが特定できる表現は一般化しています)。

パターン① 志望動機を「これまでの取り組み」とセットで
  • なぜ群馬県を選んだのですか。→ また、それに対して、今までどんな取り組みをしてきましたか。
  • 群馬県の教員を志望した理由は何ですか。/なぜ群馬県を受けましたか。(14名中6名の報告に登場。「志望理由」「志望動機」など一般的な聞き方まで含めると8名です)
  • いつからその職を目指そうと思い、いつから動き出したのですか。
  • (志望理由に非認知能力の育成と書いていたため)非認知能力に特に関心を寄せる背景は何ですか。
  • なぜ、これまでの仕事から先生になりたいと考えているのですか。/なぜ現在の勤務先から公立を受験したのですか。
パターン② 「1分間で」もう一度、口頭でアピール
  • 1分間で自己アピールをしてください。(特別支援学校)
  • 1分間の自己PRをしてください。(高等学校・国語)
  • 1分間で自己紹介をしてください。(高等学校・地理歴史)/自己紹介をしてください。(高等学校・数学、高等学校・情報)

紙に書いたことを、1分の話し言葉に変換して言えるかどうか。群馬県でも1分の自己アピールを求められた報告があります。書いたら、声に出して1分で言う練習までセットにすることをおすすめします。

パターン③ 「たくさん書いた中で、特にアピールしたいものは?」
  • 自己アピール用紙にこれまでの経験・学びをたくさん書いてくれていますが、その中で特にアピールしたいものは何ですか。
  • (自己アピール用紙に書いた地域活動について)その活動を始めたきっかけは何ですか。→ 印象に残っている子どものエピソードはありますか。→ いつから、今までで何回くらい行いましたか。
  • これまでの勤務経験で楽しかったことは何ですか。(「自慢話でもいいですよ」と言われた例も)
  • 一番記憶に残る経験を教えてください。/座右の銘を教えてください。
  • 複数の免許を取得するのは大変でしたか。/校務分掌は何ですか。/関心のある教育課題は何ですか。

「たくさん書いてくれていますが、その中で特に」——この聞かれ方は、群馬県の報告で注意しておきたいポイントの一つです。理由はこのあと説明します。

パターン④ 長所・短所と「挫折・失敗」
  • 自分の長所と短所は何ですか。→ エピソードはありますか。→ 短所をどう仕事に活かしますか。
  • 挫折した経験はありますか。(複数の受験者に出題)/失敗談、苦労した出来事を教えてください。
  • 今まで大変だったことは何ですか。また、どう乗り越えてきましたか。(複数の受験者に出題)
  • 壁にぶち当たったこと、失敗をした経験はありますか。また、その経験をどのように教育に活かしますか。
  • (集団面接で)自分が教員に向かないと思うところはどこですか。/あなたを一言で表現するなら? エピソードも交えて。

4つのパターンに共通するのは、面接官が「書いてあること」ではなく「書いてあることの先」を聞いていることです。志望動機を書けば「そのために何をしてきたか」、経験を書けば「きっかけは・エピソードは・何回やったか」、長所を書けば「エピソードは」。自己アピール用紙は、面接官の深掘り質問を自分で設計する場所なのです。

■ 群馬県の個人面接|実録16名の質問と5年分の出題傾向

志願書を書く5つの原則|私が動画でお話ししている注意点

①「深掘りしてほしい種」だけを撒く

ボランティアも部活も資格も、思いつく限り書きたくなりますが、私はおすすめしません。たくさん並ぶと面接官は「どれを聞けばいいか」分からなくなり、①「1つ選んで話して」と受験者に選ばせる、②面接官の感性で選ぶ(聞いてほしくないものが選ばれるリスク)、③「なぜそんなにたくさん?」と総論を聞く、④どれも聞かない、のどれかになりやすい、と私は考えています。

群馬県の実録に出てきた「たくさん書いてくれていますが、その中で特にアピールしたいものは?」——これはまさに①のパターンですよね。受験者に1つだけ選ばせるこのパターンは、どれを深掘りすればいいのかわからないといった面接官の心理が働いていることが多い、と私は見ています。もちろんこの質問に答えられればいいのですが、「ここを突っ込んでほしい」ものを2〜3個に絞って書くほうが、面接の主導権を自分で握れます。

② 突っ込み質問を考えながら書く

アルバイトの経験を書く場合は、「その経験から何を学び、学校でどう生かしますか」など、記入内容への質問を想定して準備してください。地域活動を書けば「始めたきっかけは」「印象に残っているエピソードは」。つまり書いた一文ごとに、来る質問と自分の答えを先に用意しておく。これができていれば本番でうろたえません。群馬県の実録では、1人で20問以上聞かれた報告もあります。質問の「数」が多い傾向があるので、この準備が役立ちます。

③ 資質能力のバランスを見る

志望動機で「子どもの自己肯定感を育む学級経営」を書き、自己アピールでも「受容性・傾聴力・協働力」と書くと、面接官は「この人、授業力はあるのかな」と不安になります。授業力と生徒指導力、志望動機と自己アピールで補い合うのがコツ。すべてを同じレベルで揃える必要はなく、「任せられる最低ライン」が全部にあり、その上で突出したものが1つあればいい、というのが私の考えです。

群馬県はここが特に大事です。実録を見ると、個人面接で「分かる、できる、楽しい授業とはどのような授業ですか」「授業を行うときに気をつけていることはありますか」「ICTを活用して評価をどのように行っていきたいですか」と授業の話を具体的に聞かれた報告があります。人柄だけで固めると、ここで止まってしまうおそれがあります。

④ 項目の意図を正確に読む

群馬県の欄は「自己アピール・本県志望の動機」という一つのまとまりです。つまり「自己アピール」と「なぜ群馬県か」を、切り離さずに書くことが求められていると読めます。自己PRを聞く目的は「この人を採用したら子どもや学校はどうなるか」という採用メリットを知るため。長所や力は、その根拠として書きます。だから「群馬県でこんな教育をするために、こんな力を培ってきた」という形が基本です。

⑤ 丁寧な字で書き、何人かの目を通す ※群馬県はここが特に重要

群馬県は自筆で作成し、それをスキャンして提出します。つまり、字はそのまま面接官の画面や印刷物に届きます。上手な字である必要はありませんが、読みやすい大きさで、止め・はね・払いを丁寧に。「この字を黒板に書くのか」と連想する面接官は実際にいます。

スキャンして出す群馬県ならではの注意

  • 令和9年度採用の様式の記入上の注意に「黒インク又は黒ボールペンで自筆にて作成してください」とあります(様式は年度ごとに変わることがあるため、受験する年度の様式で確認してください)。鉛筆は避けましょう。細すぎるペンもスキャンで飛ぶことがあるので、はっきりと書きましょう。
  • 取り込みは書類の1面がA4サイズ程度になるように、と令和9年度採用の要項で指定されていました(受験する年度の要項で確認してください)。ファイル形式はPDF推奨。
  • スキャン後に、自分で画面上で読み返す。傾き・切れ・かすれがないか。ここまでやって初めて「提出できる状態」です。
  • 自筆なので書き直しには時間がかかります。下書きを完成させてから清書へ。記入した原本は、手元に保管しておくと安心です。

そして書いたら、何人かに読んでもらうことをおすすめします。面接官によって着眼点は違うので、複数の目を通した志願書ほど、どんな面接官にも魅力が伝わりやすくなります。

書き方のコツ|「言わないと分からないこと」に字数を使う

私は学生時代「笑顔がいいね」とよく言われました。でも自己PRに「私の長所は笑顔です」とは書きません。笑顔で面接していれば、面接官には見れば分かるからです。せっかくの字数は、第一印象では伝わらないこと、「そういう面もあるんだ」と面接官が知って評価が変わることに使ってください。

私自身が新卒で教員採用試験を受けたときの自己PRは、「長所を3つ挙げ、そのバランスで自分の印象を補う」「2文目に目的(なぜその行動をしたか)を置く」「3文目以降は、突っ込みたくなる抽象度で止めて種を撒く」という組み立てでした。全文と一文ごとの意図は、別記事で公開しています。

■ 私の自己PR実物と、一文ごとの意図(愛知県の自己アピール記事)

アルバイト・前職の経験は「学校で生きる形」にして書く

レストランのアルバイトも、前職の営業も、書いていいものです。条件は「先生としても魅力だ」と感じられる形にすること。私自身は飲食店のアルバイトについて「アルバイトでもお客さんはいいサービスを受けたい。だからプロ意識を持って働いた。初任でも子どもたちはいい教育を受けたいと思っているので、同じプロ意識で働きたい」と話しました。経験そのものではなく、そこで身につけた姿勢が学校でどう生きるかを一文で添えるのがコツです。

群馬県の社会人特別選考で受験する方は、募集要項に「勤務した経歴や実績、修得している知識や技能等について、詳細に記載してください」と明記されています。ここは遠慮せず、具体的に。ただし「その力が群馬県の学校でどう生きるか」の一文を添えるのがおすすめです。

群馬県向けに着地させる|求める教員像と教育ビジョン

自己アピール用紙の締めは、群馬県が募集要項で示す教員像に着地させると一貫します。

群馬県が求める教員像(募集要項より)
  • 1 子供たちと共に成長し続ける教員——変わりゆく状況に柔軟に対応し、新しい物事にも前向きに取り組む/子供たちの学びをリードしたり支援したりする「伴走者」としての役割を果たす/「失敗を恐れない心」「人とつながる力」「自分で考え、判断し、行動する力」を伸ばす
  • 2 豊かな人間性とコミュニケーション能力を有する教員——教育的愛情と指導への情熱をもち、多様な考えや特性を認める/組織の一員としての自覚をもって連携・協力する/郷土の歴史や文化、生活等について理解し、保護者や地域、関係機関等と連携・協働する/高い倫理観と規範意識を備える
  • 3 幅広い視野と高い専門性を有する教員——主体的・対話的で深い学びにより「たくましく生きる力」を育む/社会の変化をとらえ、専門性を高めるために日々努力し、学び続ける/一人一人の多様性を尊重し、共生社会の形成を目指す

大学等推薦特別選考の実施要項には、推薦基準として「群馬県教員育成指標に示している『群馬県が求める教員像』にふさわしい資質と能力を有する」と書かれています。つまりこの3つは、選考全体の物差しになっていると考えられます。

もう一段深く書きたい方は、群馬県教育ビジョン(第4期群馬県教育振興基本計画)まで目を通してください。この計画は最上位目標に「エージェンシー」を掲げていると紹介されています。新・群馬県総合計画の「始動人」という考え方がもとになっているとされています(定義などの詳細は計画の原文でご確認ください)。

群馬県の実録に出てくる「非認知能力」「試行錯誤することについてどう考えるか」「生徒の自主性を育むために必要なこと」「予測不能な時代にどんな力が必要か」——どれもこの方向とつながっていると考えられます。自己アピール用紙の最後の一文を「子どもが自分で考え、動き出せるように」という方向に置いておくと、面接での質問と自然につながりますよ!

加えて、群馬県教育委員会のウェブページで公開されている「はばたく群馬の指導プラン」には目を通しておくことをおすすめします。実録では「読んでみてどう感じましたか」「どこで見ましたか。印刷はしましたか」「教師になったらどう活用していきたいですか」「それ以外にホームページで何か見ましたか」と、4段階で確認された報告があります。

書いたあとにやること|深掘りツリーと「1分版」

自己アピール用紙を書き終えたら、やることが2つあります。

  1. 一文ごとに「深掘りツリー」を作る。「聞かれそうな質問→自分の答え→さらに深掘り→答え」を面接ノートに。群馬県は質問の数が多く、1人で20問以上という報告もあります。
  2. 「1分版」を作って、声に出す。群馬県では「1分間で自己アピール」「1分間の自己PR」「1分間で自己紹介」が実際に出ています。文字は構造を見ながら読めますが、音声は一度聞いただけで理解してもらう必要があります。書き言葉で省いた主語や言葉を、話すときはあえて足す。暗記した文章を読み上げると思いが乗らないので、聞き取りやすい言葉に置き換えて、感情を込めて話しましょう。

そして最後は第一印象です。自己アピール用紙がどれだけ良くても、面接室での「見た目・声・話し方」で印象は左右されます。緊張はデフォルト。声は大きければいいわけではなく、今聞かれている質問と自分が話すことに集中すると震えが和らぎます。

よくある質問

Q. 自己アピール用紙は何字くらい書くのですか?

A. 募集要項には字数の指定がありません。様式はその年の募集要項ページからダウンロードするので、実際の欄の大きさで確認してください。欄の大きさに合わせて、下書きの段階で分量を調整しておきましょう。

Q. パソコンで作って印刷ではだめですか?

A. 募集要項に「所定の用紙をダウンロードし、自筆で作成したもの」、LoGoフォームの入力上の注意にも「自筆にて記入・作成し、データ化したもの必須」と明記されています。パソコン入力は不可です。時間に余裕をもって取りかかってください。

Q. 大学3年生等対象選考でも書きますか?

A. 書きません。大学3年生等対象選考実施要項に「『自己アピール用紙』の提出は不要とする」と明記されています。郵送または持参する書類は、大学等が発行する「在学証明書」です(令和8年度採用の実施要項にもとづく説明です。令和9年度採用の実施要項で確認してください)。ただし翌年、通過者として出願するときには提出が必要になるので、3年生のうちに土台を作っておくと、4年生の春に慌てずに済みます。

■ 群馬県の特別選考と一次免除ルート|大学3年生等対象選考・大学等推薦・臨時的任用・現職教員・加点制度

Q. 臨時的任用の経験があります。何を書けば強いですか?

A. 現場での実践です。賞や研究発表でなくて構いません。「4月にこうだった子が、こう関わったらこう変わった」「この課題意識でこんな授業をしたら、子どもの反応がこうだった」。実体験で語れる実績は、臨時的任用や講師の経験がある方にしか書けない種です。群馬県の実録でも「今まで大変だったことは何ですか。また、どう乗り越えてきましたか」「これまでの勤務経験で楽しかったことは(自慢話でもいい)」という深掘りが出ています。

Q. 志望動機と自己アピールは分けて考えるべき?

A. 群馬県は欄が「自己アピール・本県志望の動機」と一体になっているので、なおさら一本の線で考えてください。志望動機が「教育の目的」、自己アピールが「その目的のために培った力・経験=手段」。この関係が見えると、面接官は「目的に向けて努力できる人だ」と感じやすくなります。実録の「なぜ群馬県を選んだのか。また、それに対して今までどんな取り組みをしてきたか」という質問は、まさにこの線の太さを確かめるものだと考えられます。

Q. 場面指導のときにも自己アピール用紙は使われますか?

A. 群馬県では、個人面接が2回に分かれ、1回目が場面指導(テーマ面接)、2回目が自己アピール用紙からの深掘りだったという報告があります(令和9年度採用の養護教諭では、場面指導が個人面接IIで行われたという報告もあり、順序は報告によって異なります)。設定カードで渡される場面指導とは切り分けられている一方、ロールプレイ後の質問で「色々な経験の中でどの点が高校教員として生かせますか」のように、経験に話が戻ることもあります。

■ 群馬県の場面指導|実録13件のテーマと「1分構想・5分ロールプレイ」の流れ

この記事は受験者の皆さんの報告で育ちます

「自己アピール用紙のどこを聞かれたか」は、受験した方の報告でしか分かりません。群馬県を受験された方は、ぜひ次に受験する方のために教えてください。ご報告いただいた方には、お礼に「合格発表のあとどうなる?」ガイド(PDF)をお渡ししています。

■ 教採 過去問データベース|受験報告フォーム

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