こんにちは、金井志津乃です!

神奈川県の面接カードって、二次試験の日に提出するんですよね? じゃあ一次に受かってから書けばいいですか?

それが一番危ないパターンです! 令和9年度採用では一次の発表が7月23日、二次は8月3日〜14日のうちの1日。その間に、模擬授業の準備と面接カードの準備を両方進めることになります(指導案は当日の構想時間内に作成した報告もあります)。しかも面接カードは、当日の個人面接で深掘りされる「質問の元ネタ」になったという報告が多くあります。
この記事では、神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験の面接カードについて、受験者19名の面接報告から「どこを聞かれたか」を逆算し、書き方の原則と実例をまとめます。
この記事の根拠
- 写真の要件は令和9年度採用の実施要項で確認し、提出のタイミングは過年度の受験者報告を参照
- 令和6年度〜8年度採用の受験者19名の個人面接報告(形式のみの2名を含む)から、面接カード・自己アピール書・経歴に関する質問を整理(個人が特定できる表現は一般化)
- 様式の項目名・字数は実施要項に記載がありません。この記事は「確実に分かっていること」と「受験者報告から逆算できること」だけで書いています。
- 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。
神奈川県の面接カード|30秒でわかる仕組み
| いつ出す | 第2次試験の当日(過年度の受験者報告による。実施要項には提出日の記載がありません。令和9年度採用の二次は8月3日〜14日のうち1日)。過年度の受験者報告では、集合時刻に待機室で回収された例があります。当年度の提出方法は受験者向けの案内で確認してください。 |
| 回収の順番 | 受験者報告では①指導案3部 → ②面接カードと「アピールセット」 → ③県の封筒(受験者が切手を貼った状態)の順(封筒・切手が必要かどうかは要項に記載がありません。要項に明記があるのは、特別選考⑧で申し込んだ人が事前に切手180円分と写真1枚を郵送する点です)。集合時刻ちょうどに回収が始まったという報告なので、会場には余裕をもって入ってください(「アピールセット」は受験者の表現で、正式名称は要項に記載がありません)。 |
| 写真 | 受験票・受験者確認票と同じ写真をもう1枚、面接カードに貼ります。令和8年4月1日以降に撮影した縦4cm・横3cm・上半身・脱帽・正面向きで、裏面に氏名と校種等・教科を記入したもの。合計3枚必要なので、受験票を印刷する6月下旬の時点で3枚用意しておきましょう(実施要項に明記)。 |
| 誰が読む | 第2次試験の個人面接を担当する面接官です。受験者報告では面接官は3人で、模擬授業を担当したのと同じ3人という記録があります。 |
| どう使われる | 市販の過去問集の形式メモには、「事前に提出した面接カードから、面接官がいくつかの項目をピックアップして、より深く知るための質問をする」と記録されており、面接カードを起点にした質問そのものは複数年分に登場します |
| 様式・記入項目 | 実施要項に記載がありません。受験者報告から、少なくとも志望動機/これまでの経歴・職歴/長所・短所/ストレスについて/服務・不祥事防止についてに関する記述があることが確認できます。 |
※出典:令和8年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項「13(3) 受験票及び受験者確認票について」、受験者報告
様式は年度で変わる可能性があるため、必ず当年度の案内で確認してください。

ポイントはスケジュールです。令和9年度採用では、一次の発表が7月23日、二次は8月3日〜14日のうちの1日でした。この間に指導案(A4・1枚の予定)+面接カード+写真の準備を進める必要があります(指導案を当日の構想時間内に作成した報告もあります)。一次試験(7月5日)の前に下書きを進めておくことをおすすめします。
面接で「カードのどこを聞かれたか」|受験者19名の報告から
神奈川県を受験した方々の面接報告を読むと、質問に、カードに書いた内容の深掘りが多く見られます。報告を、聞かれ方のパターンごとにまとめました(職歴や居住地が特定できる表現は一般化しています)。
- 志望動機を教えてください。/なぜ教員を目指したのですか。/志望のきっかけを教えてください。
- なぜ神奈川県ですか。/どうして神奈川県の教員を目指そうと思ったのですか。(19名中5名で報告)
- 公立と私立の違いは何ですか。→ 異動しないことによる良いこともあると思いますが、それでも公立を選択するのはなぜですか。
- 教員になることを誰かに相談しましたか。/いつから教員を目指しているのですか。
なお、志望理由に家庭の事情や転居予定を書いた受験者が、その事情そのものについて質問されたという記録が過去問集にあります。書いたことは聞かれる前提で準備する、ということです。
- これまでの職務経歴について教えてください。/この仕事に就くまでの経緯を教えてください。
- 現在の雇用形態を教えてください。/担当している児童生徒の様子について教えてください。
- 前職から教員を目指した経緯を教えてください。→ 前職で身につけた能力を、学校現場でどう活かしますか。
- 仕事をする中で頑張ったことはありますか。→ 生徒のサポートはどのように行いましたか。
- これまでの学校での勤務経験で、苦労したことや大変だったことを教えてください。
- 大学での専攻と異なる教科を志望した理由は何ですか。/これまでの経歴を踏まえて、なぜ教員なのですか。
- 部活動で役職(主将など)をしていたとありますが、推薦されたのですか。/集団の中でどのような立ち位置ですか。→ それは生まれつきですか、後天的なものですか。→ 職員室の中でもその立ち位置でがんばれそうですか。
過去問集には、カードに複数の勤務経験を書いた受験者が「その職場ではどうしていたか」「その経験は今も生きているか」と、1つずつ順番に掘られた記録があります。書いた経歴の数だけ質問が来るつもりで準備しておくと安心です。
- 長所と短所を教えてください。→ 長所を教職でどのように生かしますか。(19名中6名で報告)
- 短所をどのように克服しようとしていますか。/自分のマイナス部分をどう捉えていますか(どう乗り越えていますか)。
- あなたの、他の誰にも負けない長所は何ですか。/教員としての強みを教えてください。
- あなたを採用したら、神奈川でどんな成果をあげることができますか。
- (カードに「生徒と2人きりにならない」と書いていた方に)どうしても2人きりがいいと言われたらどうしますか。(令和6年度採用・高等学校)
- (自己アピール書に書いた「不祥事が起こりそうな場面」について)実際に居合わせたことがありますか。(令和8年度採用・高等学校)
- 気をつけたい不祥事防止について教えてください。→(個人情報の管理という回答に対して)具体的にはどんなことをしていますか。
ここは神奈川県の受験者報告で目立つ点です。服務・不祥事について書いた内容は、「具体的には?」「実際に経験は?」まで掘られた報告が複数あります。抽象的な決意表明で終わらせず、自分が実際にやっている行動を1つ書いておいてください。
- ストレスはどのようなときに感じやすいですか。→ その対処法は何ですか。(実録19名中6名。市販の過去問集では4年分すべてに記録あり)
- ストレス体質について教えてください。/リフレッシュはどんな風にしていますか。
- 教員の仕事や負担は大きいですが、リフレッシュの方法は何ですか。/リフレッシュはどんな風にしていますか。
過去問集にも「ストレスを時々感じると書かれているが、どんな時に感じるか」「今後どう対処していくか」と、カードの記述を起点に掘る記録が残っています。私たちの集計でも、確認できた範囲では、神奈川県のストレス関連の質問は全国と比べて目立って多めでした。
5つのパターンに共通するのは、面接官が「書いてあること」ではなく「書いてあることの先」を聞く質問が目立つことです。長所を書けば「教職にどう生かすか」、経歴を書けば「そこで何を得て、今どう生きているか」、不祥事防止を書けば「具体的には何をしているか」。面接カードは、面接官の深掘り質問を自分で設計する場所なのです。
志願書を書く5つの原則|私が動画でお話ししている注意点
①「深掘りしてほしい種」だけを撒く
ボランティアも部活も資格も、思いつく限り書きたくなりますが、私はおすすめしません。たくさん並ぶと面接官は「どれを聞けばいいか」分からなくなり、①「1つ選んで話して」と受験者に選ばせる、②面接官の感性で選ぶ(聞いてほしくないものが選ばれるリスク)、③「なぜそんなにたくさん?」と総論を聞く、④どれも聞かない、のどれかになります。「ここを突っ込んでほしい」ものを2〜3個に絞って書く。これが種の撒き方です。
神奈川県の場合、受験者報告では面接は1回・20〜30分です。しかもその中で模擬授業の振り返り、不祥事、ストレス、教科の専門性まで聞かれます。カード起点の質問に使える時間は、決して長くありません。だからこそ絞るのです。
②突っ込み質問を考えながら書く
アルバイトの経験を書く場合は、「その経験から何を学び、学校でどう生かしますか」など、記入内容への質問を想定して準備してください。「生徒と2人きりにならない」と書けば「どうしても2人きりがいいと言われたら?」と聞かれる——これは実際に神奈川県で起きたことです。つまり書いた一文ごとに、来る質問と自分の答えを先に用意しておく。これができていれば本番でうろたえません。
③資質能力のバランスを見る
志望動機で「子どもの自己肯定感を育む学級経営」を書き、自己アピールでも「受容性・傾聴力・協働力」と書くと、面接官は「この人、授業力はあるのかな」と不安になります。授業力と生徒指導力、志望動機と自己アピールで補い合うのがコツ。すべてを同じレベルで揃える必要はなく、「任せられる最低ライン」が全部にあり、その上で突出したものが1つあればいい、というのが私の考えです。
神奈川県は模擬授業と個人面接がセットです。授業力は模擬授業で見せられるので、カードでは模擬授業では見えない面——人との関わり方、組織の中での立ち位置、困難への向き合い方——を厚めに書くとバランスが取れます。
④項目の意図を正確に読む
「自己アピール」と書かれた欄でも、そこに「学校でどう生かせるか」まで含めて読むのがおすすめです。自己PRを聞く目的は「この人を採用したら子どもや学校はどうなるか」という採用メリットを知るため。長所や力は、その根拠として書きます。だから「こんな教育をするために、こんな力を培ってきた」という形が基本です。
神奈川県の実録には、まさに「あなたを採用したら、神奈川でどんな成果をあげることができますか」という質問があります。カードを一文に圧縮したら、この質問の答えになる。そう書けていれば、この項目の意図に沿った書き方ができています。
⑤丁寧な字で書き、何人かの目を通す
上手な字である必要はありませんが、読みやすい大きさで、止め・はね・払いを丁寧に。「この字を黒板に書くのか」と連想する面接官は実際にいます。神奈川県は模擬授業で板書も見られるので、なおさらです。そして書いたら、何人かに読んでもらうことをおすすめします。面接官によって着眼点は違うので、複数の目を通したカードほど、どんな面接官にも魅力が伝わるものになります。
実物公開|私が新卒で受験したときの自己PR
ここからは実物で解説します。私が大学4年生のとき、新卒で愛知県の教員採用試験を受けたときの自己PRです。当時のままなので、少し硬いのはご容赦ください。
私の長所は、向上心、行動力、社交性です。学校現場で教員として即戦力となるために、これらの長所を生かし、下記のことを実践してきました。一つは、小学校・中学校・高校における教育ボランティアに積極的に参加し、生徒指導力を高めてきました。もう一つは、仲間を募って模擬授業の練習会を企画し、授業力の向上に努めてきました。今後も、子どもの才能を伸ばし、予測困難な時代をたくましく切り拓く人材を育成するために尽力いたします。
「ありきたり」に見えますよね。でも一文ずつに意図があります。
| 文 | 意図 |
|---|---|
| 1文目:長所は向上心、行動力、社交性 | 結論から。3つのバランスが肝心。「向上心」は内に湧くもの、「行動力」は形にできる人という印象、そして「社交性」は言わないと分からないこと。私はスパッと話すタイプで「人と協力できるのか」と思われやすいので、それを補うために最後に置きました。 |
| 2文目:即戦力となるために | これから書く行動の「なぜ」。長所を生かして何かをした、ではなく「即戦力になるためにやってきた」と目的を明記。 |
| 3文目・4文目:教育ボランティア/模擬授業の練習会 | 具体的な行動。ただし細かく書き切らず、「どんなボランティア?」「なぜ練習会を企画したの?」と突っ込みたくなる抽象度で止めています。ここが「種」です。 |
| 5文目:予測困難な時代を切り拓く人材を育成 | 教育の目的で締める。自己PR全体が「この教育をするために、この力を培った」という一本の線になります。 |

「こんなありきたりな自己PRでいいんですか?」とよく聞かれます。いいんです。どんなに表向きがきれいでも、掘り下げたら中身が薄ければ終わり。逆に表向きは普通でも、どこを掘られてもその人の経験と本気が出てくるなら、面接の間にその人の良さが伝わります。奇抜さより、等身大の自分を磨いておくことです。
「言わないと分からないこと」に字数を使う
私は学生時代「笑顔がいいね」とよく言われました。でも自己PRに「私の長所は笑顔です」とは書きません。笑顔で面接していれば、面接官には見れば分かるからです。せっかくの字数は、第一印象では伝わらないこと、「そういう面もあるんだ」と面接官が知って評価が変わることに使ってください。自分がどんな第一印象を持たれやすいかを知ったうえで、そこで生まれる不安を先回りして埋める。それが「言わないと分からないこと」です。
アルバイト・前職の経験は「学校で生きる形」にして書く
レストランのアルバイトも、前職の営業も、書いていいものです。条件は「先生としても魅力だ」と感じられる形にすること。私自身は飲食店のアルバイトについて「アルバイトでもお客さんはいいサービスを受けたい。だからプロ意識を持って働いた。初任でも子どもたちはいい教育を受けたいと思っているので、同じプロ意識で働きたい」と話しました。経験そのものではなく、そこで身につけた姿勢が学校でどう生きるかを一文で添えるのがコツです。
神奈川県向けに着地させる|6つの評価の観点とかながわ教育ビジョン
神奈川県は、個人面接の評価の観点を公開しています。カードに書く内容を、この6つのどれかに対応させておくと、面接官の評価軸に沿った内容になりやすいと考えられます。
- 姿勢・態度:社会人としてのマナー/落ちついているか/まじめに対応しているか/礼儀正しいか/明朗快活か
- 判断力・表現力:質問を正しく理解しているか/考えていることを十分に述べているか/話はわかりやすいか/音声は明瞭か/用語は適切か
- 堅実性・信頼感:高い倫理観/計画性/公平・公正/肯定的に物事を捉えられているか/情緒は安定しているか
- 協調性・社会性:リーダーシップ/仲間と協力して活動できるか/保護者・地域の方と協力して活動できるか/組織の一員として行動できるか/他者を共感的に理解できるか
- 専門性・多様性:教育に対する情熱/自ら学ぶ姿勢/得意分野の向上と活用/豊富で多様な経験を教職に生かせるか/決断力・主体性
- 適応性・使命感:豊富な生活体験/子どもへの教育的愛情/粘り強く指導することができるか/職務についての自覚/人権に対する認識
出典:神奈川県教育委員会「令和8年度実施 模擬授業及び個人面接の評価の観点について」(令和8年度実施分は2026年7月6日更新)
この6観点と見比べると、神奈川県がカードで何を確かめようとしているかを推測できます。不祥事は「堅実性・信頼感(高い倫理観・公平公正)」、ストレスは「情緒は安定しているか」、経歴は「豊富で多様な経験を教職に生かせるか(専門性・多様性)」にそれぞれ対応すると考えられます(カードの様式は要項に記載がないため、当ブログの推測です)。カードに書く内容は、評価の観点の裏返しになっていると考えられます。
神奈川県の教育の総合的な指針が「かながわ教育ビジョン」です。基本理念は「未来を拓く・創る・生きる 人間力あふれる かながわの人づくり」。教育目標(めざすべき人間力像)は次の3つで、その土台に自己肯定感が置かれています。
- 思いやる力——他者を尊重し、多様性を認め合う、思いやる力を育てる
- たくましく生きる力——自立した一人の人間として、社会をたくましく生き抜くことのできる力を育てる
- 社会とかかわる力——社会とのかかわりの中で、自己を成長させ、社会に貢献する力を育てる
カードの締めの一文(=どんな教育をしたいか)を、この3つのどれかに着地させると、志望動機・論文・面接の答えが一本の線でつながります。論文でも令和8年度採用の特別支援教育でこの3つがそのまま設問になっているので、ここを1つ決めておくと準備が一気に楽になります。
■ 神奈川県の論文(小論文)|過去5年の出題テーマと600〜825字の書き方
書いたあと|「深掘りツリー」を作る
カードが書けたら、そこで終わりではありません。神奈川県は、確認できた範囲では追質問がつながる質問が全国と比べて多め——1つの質問から2段、3段と掘られる報告がある自治体です。書いた一文ずつに、次の3段を用意してください。
- 1段目:「◯◯と書かれていますが、詳しく教えてください」→ 30秒で話せる具体エピソード
- 2段目:「そこから何を学びましたか」「それを学校現場でどう生かしますか」→ 学びと転用
- 3段目:「それでもうまくいかなかったらどうしますか」「では、こういう場面ではどうしますか」→ 逆境・例外への対応
この3段を、カードに書いた項目の数だけ作る。これが神奈川県の「面接ノート」です。作り方はこちらの動画で、合格者の実例つきで解説しています。
よくある質問
Q. 面接カードの様式はどこで手に入りますか?
A. 実施要項には様式や記入項目の記載がありません。要項で確定しているのは「第2次試験で面接カードに貼るための写真がもう1枚必要(計3枚)」ということだけです。第1次試験の合格通知とあわせて案内があるものと考えられますので、合格通知の内容を必ず確認してください。この記事は、確定情報と受験者報告から逆算した内容で構成しています。
Q. 写真は何枚必要ですか?
A. 計3枚です。受験票に1枚、受験者確認票に1枚、そして第2次試験の面接カードに1枚。すべて同一の写真で、令和8年4月1日以降に撮影した縦4cm・横3cm・上半身・脱帽・正面向きのもの。裏面に氏名と校種等・教科(大学3年生等早期チャレンジ選考で受験する人は氏名と「大学3年生等」)を書いてから貼ります。3枚目は各自で保管しておくよう要項に明記されています。
Q. いつから書き始めればいいですか?
A. 第1次試験(7月5日)の前です。理由は日程にあります。一次の発表が7月23日、二次が8月3日から。その間(二次の日は8月3日〜14日のうち1日)に、模擬授業の準備、面接カード、深掘りツリーまで作るのは、間に合わない場合があります。しかも模擬授業のテーマは県のホームページで公開されるので(令和9年度採用分は公開済み)、6月のうちに両方の下書きを終えておくのが理想です。
■ 神奈川県の模擬授業|実録20件のテーマ・10分の流れ・評価の観点
Q. 「アピールセット」とは何ですか?
A. 受験者報告で使われていた表現で、正式名称は実施要項にありません。提出物の回収順として「①指導案3部 ②面接カードとアピールセット ③県の封筒」と記録されており、別の受験者は「自己アピール書」という言い方をしています。面接カードとは別に、自己PRを書く書類があると考えて準備しておくのが安全です。
Q. 特別選考で受験する場合も面接カードは必要ですか?
A. 面接カードは第2次試験の提出物です。第1次試験の筆記が全て免除される特別選考②(前年度試験実績者)・⑥(かながわティーチャーズカレッジ チャレンジコース修了者)・⑧(国公立学校正規教員)の方も、二次で模擬授業と個人面接を受けるため、提出が必要と考えられます。日程と会場は第1次試験後に個別に連絡されると要項に明記されています。
■ 神奈川県の特別選考と一次免除ルート|大学3年生等早期チャレンジ・教職経験者・社会人・かながわティーチャーズカレッジ・加点制度
Q. 書いていないことを聞かれることもありますか?
A. あります。受験者報告では、不祥事・ストレス・同僚との関係・教科の専門性を、カードの記載と関係なく聞かれた例が多く見られます。カードは「面接の半分」と考えて、残り半分は実録の質問リストで対策してください。
この記事は受験者の皆さんの報告で育ちます
面接カードの様式や記入項目について、当ブログでは受験者の報告も参考にしています(当年度の正式な様式や案内は県の公表資料で確認してください)。神奈川県を受験された方は、「どんな項目があったか」「どこを聞かれたか」を、ぜひ次の年度の受験生のために教えてください。ご報告いただいた方には、お礼に「合格発表のあとどうなる?」ガイド(PDF)をお渡ししています。
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