こんにちは、金井志津乃です!

新潟市の倍率って、どのくらいなんでしょうか。政令市だから高いんじゃないかと不安で……。

それが、校種によって天と地ほど違うんです。令和9年度採用の出願状況では小学校1.7倍・特別支援学校1.8倍。でも養護教諭は21倍。同じ市の試験とは思えない差なんですよ。
新潟市教育委員会は、私が確認した範囲では「倍率」という数値そのものを公表していません。公表されているのは①出願者数と採用予定者数、②過去3年間(Q&Aでは過去5年間)の受検者数と第2次検査合格者数です。そのため、市の人数資料に基づく倍率は私が算出したものです。後半の文部科学省調査の競争率は、同調査の公表値です。
- 志願倍率=出願者数 ÷ 採用予定者数(試験前の混み具合)
- 実質倍率=受検者数 ÷ 第2次検査合格者数(実際に何人に1人が受かったか)
表ごとにどちらの定義かを必ず明記します。また記事の後半では、比較のために文部科学省の全国調査(受験者数÷採用者数)も別表で紹介します。定義が違う数字どうしを直接比べないでください——それだけ気をつけていただければ、この記事の数字は安心して使えます。
執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。
30秒でわかる新潟市の倍率
- 令和9年度採用の全体は出願458人・採用予定199人程度=志願倍率2.3倍(大学3年生98人を除く)
- 校種別の落差が大きい。小学校1.7倍・特別支援1.8倍に対し、養護教諭は21.0倍。
- 実質倍率(受検者÷第2次検査合格者)は令和6年度採用から令和8年度採用までの3年間で2.4倍→1.8倍→2.0倍と2倍前後で推移
- 教科別では保健体育が3年とも2.0倍以上(令和8年度採用(令和7年度実施)は4.2倍で最難関)。技術・家庭・美術は、掲載した3年ではひと桁の受検者数です。
- 令和9年度採用では栄養教諭の募集はありません。また社会人特別選考も、令和9年度採用では実施されません。
- 大学3年生の出願は別枠98人。この枠は令和10年度採用の一次免除を決めるためのもので、当年の採用数には影響しません。
令和9年度採用(令和8年度実施)の出願状況
まず、令和9年度採用の出願状況です。採用予定は199人程度(令和8年度採用は208人程度で、9人減)、出願者は458人(令和8年度採用は469人)でした。
| 出願種別 | 採用予定者数 (令和8年度採用) | 令和9年度採用 出願者 | 令和8年度採用 出願者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 小学校教諭 (5月検査+第1次検査) | 110人程度 (110) | 191人 | 202人 | 1.7倍 |
| 中・高共通(10教科計) | 75人程度 (80) | 204人 | 195人 | 2.7倍 |
| 特別支援学校教諭 | 12人程度 (12) | 21人 | 14人 | 1.8倍 |
| 養護教諭 | 2人程度 (5) | 42人 | 47人 | 21.0倍 |
| 栄養教諭 | 募集なし (1) | — | 11人 | — |
| 合計 | 199人程度 (208) | 458人 | 469人 | 2.3倍 |
※出典:新潟市教育委員会「令和9年度 新潟市立学校教員採用選考検査 出願状況」。
志願倍率=出願者数÷採用予定者数(私が算出)。この表に大学3年生は含まれません。
中・高共通の教科別出願者数
新潟市は中学校と高等学校を「中・高共通」として一括で募集しています(初任校種は希望を取りますが、希望どおりの配置になるとは限りません。特別選考Ⅷは高等学校・中等教育学校への配置)。教科別の採用予定は、受検案内・出願状況・Q&Aでは確認できないため、ここでは出願者数の変化を見ます。
| 教科 | 令和9年度採用出願者 | 令和8年度採用出願者 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 保健体育 | 48人 | 47人 | +1 |
| 理科 | 31人 | 24人 | +7 |
| 国語 | 27人 | 17人 | +10 |
| 社会(地理歴史・公民) | 26人 | 27人 | −1 |
| 数学 | 25人 | 27人 | −2 |
| 英語 | 22人 | 32人 | −10 |
| 音楽 | 13人 | 6人 | +7 |
| 家庭 | 5人 | 6人 | −1 |
| 美術 | 4人 | 7人 | −3 |
| 技術 | 3人 | 2人 | +1 |
| 小計 | 204人 | 195人 | +9 |
※出典:同上。
「技術」は中学校(中等教育学校前期課程を含む)のみの募集です。
保健体育の48人が突出しています。これは新潟市の令和9年度採用の出願状況に表れた数字ですが、後述の合格者数と突き合わせると、令和8年度採用では保健体育が中・高共通の教科の中でいちばん倍率が高かったことが分かります。逆に英語は10人減。英語には特別選考Ⅶ(英検1級などで一次免除)もあるので、資格を持っている方にはチャンスの年かもしれません。
大学3年生は「別枠」で98人
新潟市は大学3年生(小学校教諭・中・高共通・特別支援学校教諭。養護教諭は対象外)も第1次検査を受検できます。ただしこれは令和9年度採用の枠ではなく、令和10年度採用で、同じ出願種別・教科に改めて出願する場合の第1次検査免除対象者を決めるためのものです。
| 出願種別 | 令和9年度採用出願者 | 令和8年度採用出願者 |
|---|---|---|
| 小学校教諭 | 56人 | 43人 |
| 中・高共通(10教科計) | 42人 | 49人 |
| 特別支援学校教諭 | 0人 | 5人 |
| 合計 | 98人 | 97人 |
※出典:同上。
大学3年生の内訳は保健体育13人、社会11人、国語6人、数学4人、理科3人、音楽・美術・技術・家庭・英語が各1人。

小学校を志望する大学3年生が43人→56人と増えています。新潟市立学校の当該種別・教科を第1志望として受検して合格し、令和10年度に同じ出願種別・教科で出願すれば一次免除を取れるので、4年生の夏は面接対策に全振りできます。新潟市は二次に一次の点数を持ち込まない仕組みなので、なおさら効果が大きいんです。制度の詳細は特別選考の記事にまとめました。
過去3年の実質倍率|受検者数と第2次検査合格者数
ここからが本題です。新潟市は募集パンフレットで「過去3年間の受検者数と第2次検査合格者数」を教科別に公表しています。受検者にとって参考にしやすい公表です。この数字から実質倍率を計算しました。
令和8年度採用(令和7年度実施)
| 出願種別・教科 | 受検者数 | 第2次検査合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校教諭 | 199人 | 134人 | 1.5倍 |
| 中高共通 国語 | 17人 | 9人 | 1.9倍 |
| 中高共通 社会 | 26人 | 12人 | 2.2倍 |
| 中高共通 数学 | 27人 | 15人 | 1.8倍 |
| 中高共通 理科 | 23人 | 11人 | 2.1倍 |
| 中高共通 音楽 | 6人 | 3人 | 2.0倍 |
| 中高共通 美術 | 7人 | 3人 | 2.3倍 |
| 中高共通 保健体育 | 46人 | 11人 | 4.2倍 |
| 中高共通 技術 | 2人 | 2人 | 1.0倍 |
| 中高共通 家庭 | 6人 | 3人 | 2.0倍 |
| 中高共通 英語 | 30人 | 12人 | 2.5倍 |
| 特別支援学校教諭 | 13人 | 10人 | 1.3倍 |
| 養護教諭 | 45人 | 5人 | 9.0倍 |
| 栄養教諭 | 11人 | 1人 | 11.0倍 |
| 合計 | 458人 | 231人 | 2.0倍 |
令和7年度採用(令和6年度実施)
| 出願種別・教科 | 受検者数 | 第2次検査合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校教諭 | 188人 | 123人 | 1.5倍 |
| 中高共通 国語 | 23人 | 21人 | 1.1倍 |
| 中高共通 社会 | 19人 | 14人 | 1.4倍 |
| 中高共通 数学 | 22人 | 10人 | 2.2倍 |
| 中高共通 理科 | 20人 | 11人 | 1.8倍 |
| 中高共通 音楽 | 7人 | 5人 | 1.4倍 |
| 中高共通 美術 | 5人 | 2人 | 2.5倍 |
| 中高共通 保健体育 | 32人 | 16人 | 2.0倍 |
| 中高共通 技術 | 2人 | 2人 | 1.0倍 |
| 中高共通 家庭 | 3人 | 3人 | 1.0倍 |
| 中高共通 英語 | 29人 | 12人 | 2.4倍 |
| 特別支援学校教諭 | 14人 | 13人 | 1.1倍 |
| 養護教諭 | 51人 | 7人 | 7.3倍 |
| 栄養教諭 | 12人 | 5人 | 2.4倍 |
| 合計 | 427人 | 244人 | 1.8倍 |
令和6年度採用(令和5年度実施)
| 出願種別・教科 | 受検者数 | 第2次検査合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校教諭 | 189人 | 105人 | 1.8倍 |
| 中高共通 国語 | 28人 | 12人 | 2.3倍 |
| 中高共通 社会 | 25人 | 7人 | 3.6倍 |
| 中高共通 数学 | 35人 | 8人 | 4.4倍 |
| 中高共通 理科 | 30人 | 13人 | 2.3倍 |
| 中高共通 音楽 | 4人 | 3人 | 1.3倍 |
| 中高共通 美術 | 2人 | 2人 | 1.0倍 |
| 中高共通 保健体育 | 35人 | 10人 | 3.5倍 |
| 中高共通 技術 | 1人 | 1人 | 1.0倍 |
| 中高共通 家庭 | 2人 | 1人 | 2.0倍 |
| 中高共通 英語 | 37人 | 15人 | 2.5倍 |
| 特別支援学校教諭 | 14人 | 10人 | 1.4倍 |
| 養護教諭 | 44人 | 7人 | 6.3倍 |
| 栄養教諭 | 13人 | 1人 | 13.0倍 |
| 合計 | 459人 | 195人 | 2.4倍 |
※出典:新潟市教育委員会「令和9年度 新潟市立学校教員募集」パンフレット「過去3年間の受検者数と第2次検査合格者数」。
実質倍率=受検者数÷第2次検査合格者数(私が算出)。合計欄もパンフレットには無いため、私が各項目を合算したものです。市Q&Aの過去5年の受検者数・合格者数は大学3年生を除くと明記されており、この3年分の値はパンフレットと一致します(文部科学省調査の受験者数は、注記で大学3年生で受験した者を含まないとされています)。
数字の読み解き|あなたの校種はどこを見ればいい?
小学校|3年連続で1.5〜1.8倍。2人に1人以上が受かる水準
小学校の実質倍率は1.8倍→1.5倍→1.5倍。受検者はほぼ横ばい(189→188→199人)なのに、合格者が105→123→134人と着実に増えています。採用予定は令和8年度採用・令和9年度採用とも110人程度です。2人に1人以上が受かる計算です。
ただし「入りやすい」は「準備しなくていい」ではありません。新潟市は二次に一次の点数を持ち込まないため、二次では面接の準備の差が出やすいと私は考えています。面接は合計点に基づく審査で、相対的に判定される面もあると私は考えています。倍率は自分の力では変えられないので、一番信じられるのは自分の努力だと思います。
中・高共通|教科によって1.0倍から4.4倍まで
中・高共通は、教科で景色がまったく違います。3年分をまとめるとこうです。
| 教科 | 令和6年度採用 | 令和7年度採用 | 令和8年度採用 | 3年の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 保健体育 | 3.5倍 | 2.0倍 | 4.2倍 | 3年とも2.0倍以上(令和8年度採用は最難関) |
| 英語 | 2.5倍 | 2.4倍 | 2.5倍 | 安定して2.5倍前後 |
| 数学 | 4.4倍 | 2.2倍 | 1.8倍 | 大きく緩和 |
| 社会 | 3.6倍 | 1.4倍 | 2.2倍 | 年による振れ幅大 |
| 理科 | 2.3倍 | 1.8倍 | 2.1倍 | 2倍前後で安定 |
| 国語 | 2.3倍 | 1.1倍 | 1.9倍 | 年による振れ幅大 |
| 美術 | 1.0倍 | 2.5倍 | 2.3倍 | 母数が小さく不安定 |
| 音楽 | 1.3倍 | 1.4倍 | 2.0倍 | じわり上昇 |
| 家庭 | 2.0倍 | 1.0倍 | 2.0倍 | 母数が小さく不安定 |
| 技術 | 1.0倍 | 1.0倍 | 1.0倍 | 3年連続で全員合格 |
※実質倍率=受検者数÷第2次検査合格者数(私が算出)。出典は上記パンフレット。
読み方の注意を2つ。ひとつは技術・家庭・美術・音楽は母数が1〜7人で、1人の増減で倍率が跳ねます。「前の年に1.0倍だったから次の年も」とは考えないこと。もうひとつは保健体育が3年とも2.0倍以上で、令和8年度採用は4.2倍と最も高かったこと。令和9年度採用も48人が出願しています。ただし、これは出願段階の人数で、実質倍率はこの数字からは分かりません。
養護教諭|採用予定2人に42人。志願倍率21.0倍の狭き門
ここは正直にお伝えします。養護教諭の実質倍率は6.3倍→7.3倍→9.0倍と3年連続で上昇。しかも令和9年度採用は採用予定が5人程度から2人程度へ減り、出願は42人。志願倍率は21.0倍です。

厳しい数字ですが、私はこれを「諦める理由」ではなく「戦い方を変える理由」だと思っています。新潟市は二次が120点の一発勝負。しかも過去問を見ると、養護教諭には保健室に来た児童生徒への対応など、養護教諭専用の場面指導が用意されています。養護教諭専用の準備をした人が抜ける構造なんです。併願先も含めて、戦略を一緒に立てましょう。
特別支援学校|1.1〜1.4倍。狙い目が続いている
特別支援学校教諭は3年連続で1.1〜1.4倍。令和9年度採用も採用予定12人程度に対し出願21人(1.8倍)です。特別支援学校教諭の普通免許状(旧盲・聾・養護学校教諭普通免許状を含む)と、小学校または中学校の普通免許状が必要(令和9年4月1日までの取得見込みを含む)ですが、条件を満たせる方には現実的な選択肢です。
さらに、令和9年度採用では、小学校・中高共通の受検者が特別支援学校教諭の免許を持っていると第1次検査で8点の加点があります(上限15点。5月検査・大学3年生の検査は加点対象外)。対象免許状は令和9年4月1日までの取得見込みも含みます。出願時の申請・写しの提出と、第1次検査当日の原本持参が必要です。詳しくは特別選考・加点の記事へ。
全国調査で見る4年間の推移
もう少し長い目で見るために、文部科学省の全国調査(公立学校教員採用選考試験の実施状況)から新潟市の数字を拾いました。こちらは「受験者数÷採用者数」で、市の公表資料とは定義が違います。同じ表の中だけで比べてください。
| 採用年度 | 小学校 | 中学校 (中高共通) | 特別支援 | 養護教諭 | 全体 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和4年度 | 212人/102人 2.1倍 | 186人/42人 | 26人/8人 3.3倍 | 62人/15人 4.1倍 | 486人/175人 2.8倍 |
| 令和5年度 | 211人/101人 2.1倍 | 180人/51人 | 17人/7人 2.4倍 | 55人/8人 6.9倍 | 463人/176人 2.6倍 |
| 令和6年度 | 187人/99人 1.9倍 | 199人/60人 (3.1倍) | 13人/10人 1.3倍 | 44人/6人 7.3倍 | 456人/181人 2.5倍 |
| 令和7年度 | 234人/111人 2.1倍 | 162人/81人 (1.8倍) | 15人/11人 1.4倍 | 49人/7人 7.0倍 | 472人/225人 2.1倍 |
※出典:文部科学省「公立学校教員採用選考試験の実施状況」第2表(令和4年度採用)・第2表-1(令和5年度〜7年度採用)。
表記は「受験者数/採用者数」、競争率=受験者数÷採用者数。新潟市は高等学校の試験区分を分けずに選考しているため、高等学校の受験者数は「—」で、中学校欄に合算されています(高等学校の採用者は令和4年度8人・5年度9人・6年度5人・7年度9人)。令和6年度・7年度採用の中高共通の競争率は括弧書きで一括表示されています(令和4年度・5年度は競争率欄が「-」)。栄養教諭は令和6年度採用13人/1人・令和7年度採用12人/6人。
全体の競争率は2.8倍→2.6倍→2.5倍→2.1倍と4年間で一貫して低下。採用者数が175人→225人と増えているのが主因です。教員不足を背景に、新潟市も採用を広げていると考えられます——これが4年スパンで見た構図です。
【数字の食い違いについて】令和7年度採用の小学校は、文部科学省調査では受験者234人、市のパンフレットでは受検者188人と、46人の差があります。文部科学省調査の注記では、受験者数に大学3年生で受験した者は含まれないとされています。46人の差の理由は、公表資料からは分かりません。この記事では両者を別の表に分け、混ぜずに紹介しています。
倍率とどう付き合うか
ここまで数字を並べてきましたが、最後にお伝えしたいことがあります。
倍率は「その年の混み具合」であって、あなたの合否を決めるものではありません。2倍の年に落ちる人もいれば、9倍の年に受かる人もいます。倍率を見る目的はただ一つ、戦略を決めるためです。
- 小学校・特別支援を志望→一次免除でない場合は一次の準備も行い、通過後は二次の面接に重点を置く(一次の点数は二次に持ち込めないため)
- 保健体育・養護教諭を志望→一次免除ルートに当てはまるかを早めに確認(特別選考の記事)。令和9年度採用の第1次検査では複数の種別・教科に出願できず、受理後は出願種別・選考区分を変更できません
- 大学3年生→3年生のうちに一次を突破して、4年生の夏を面接だけに使う
- 講師をしていて、令和6年度採用から令和8年度採用までのいずれかの新潟市の検査で第1次検査に合格し第2次検査で不合格になった経験がある→特別選考Ⅴ(1次合格者特別選考)の勤務要件を確認
よくある質問
Q. 令和9年度採用の最終結果はいつ出ますか?
A. 令和9年度採用は令和8年9月24日(木)に発表済みで、合格者の受検番号が新潟市ホームページに掲載されました(掲載は1週間程度)。あわせて受検者全員に文書で通知されると受検案内に記載されています。第1次検査の結果は7月29日(水)に発表済みです。人数・倍率の統計は令和8年10月時点では未公表です。公表を確認でき次第、この記事に追記します。
Q. 補欠合格の制度はありますか?
A. 「補欠合格」という名称の制度はありませんが、追加合格があります。第2次検査で不合格になった方のうち成績が合格者に準ずると認められる方は、翌年度に同じ出願種別・教科で申し込む「特別選考Ⅳ(2次受検者特別選考)」の対象となり(翌年度に募集がない場合は資格を延長)、その中から追加合格が出る場合があります(令和9年度の要項では、特別選考Ⅳの対象者の中から令和9年度の追加合格を出す場合があるとされ、追加合格者には電話連絡の上、文書で通知)。
Q. 新潟県と新潟市の倍率はどちらが低いですか?
A. 両者は定義も公表の仕方も異なるため、単純比較はできません。ただ、どちらも採用予定を上回る志願者はいるものの、全国平均から見れば高くはないと考えられる水準です。大事なのは倍率の高低より試験の形式が自分に合うか——新潟市は集団面接があり、新潟県は個人面接2回のみ、という違いがあります。新潟県の倍率記事もあわせてご覧ください。
Q. なぜ栄養教諭の募集がなくなったのですか?
A. 受検案内の「変更点」に「栄養教諭の募集は行いません」と記載されているのみで、理由は公表されていません。栄養教諭は令和6年度採用13人受検で合格1人、令和8年度採用11人受検で合格1人と、もともと採用枠が極めて小さい種別でした。次年度以降の募集の有無は未定とされています。令和10年度採用の受検案内(令和9年度採用は2026年2月5日公開)で確認してください。
Q. 政令市だから県より難しいのでは?
A. そうとは限りません。新潟市は本州日本海側で唯一の政令指定都市で、市立の小・中・中等教育・高等・特別支援学校を独自に採用しています。文部科学省調査で見ると全体の競争率は2.1〜2.8倍で、数字の上では極端に高い水準ではないと考えられます。
受検された方へ
新潟市の受検者報告は、2026年10月15日時点で3名分です。倍率のような公表データは揃っていても、「実際に何を聞かれたか」は受検した方にしか分かりません。2〜3分で終わりますので、ぜひご協力ください。
■ 受検報告フォームはこちら(匿名OK・お礼の特典PDFあり)
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