こんにちは、金井志津乃です!

愛媛県って一次に面接がなくなったって本当ですか? 二次の面接では何を聞かれるんだろう……場面指導もあるって聞いたけど、要項には書いてないみたいで不安です。

本当です! 令和9年度採用から前期第1次選考試験の面接試験が廃止されて、一次は筆記だけの半日になりました。その分、勝負は前期第2次の面接(配点80点。実技試験等を実施する教科と養護教員は60点)に集中します。実際に聞かれた質問から逆算していきましょう!
この記事では、愛媛県公立学校教員採用選考試験の面接試験について、実際に受験した方々からご提供いただいた「生の質問」3年分をもとに、内容・流れ・傾向と対策をまとめます。
この記事の根拠
- 令和6年度〜8年度採用(2023〜2025年夏実施)の受験者7名・約60問の実録を年度別・校種別に収録(すべて無料で読めます)
- 過去5年分(令和4年度〜8年度採用)の愛媛県の出題335件を独自に集計・分析——面接官の人数・時間・テーマの偏りがデータで分かります
- 日程・配点・特別選考・提出書類は令和9年度採用の志願要項および愛媛県教育委員会の公表資料と照合済み
- 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
※受験者報告8件のうち2件は、同じ年度・同じ校種で設問がほぼ重なるため同一の方からの報告と判断し、1名として数えています。
受験申込受付:4月6日(月)9:00〜5月29日(金)17:15(インターネット申込)
前期第1次選考試験(筆記のみ):7月18日(土)/会場は松山市・大阪市の2会場
前期第1次 合格発表:8月7日(金)(マイページ通知+県ホームページに受験番号)
前期第2次選考試験:8月18日(火)〜21日(金)のうち指定された日/松山会場
前期第2次 合格発表:令和8年9月18日(発表済み)
後期選考試験(志願要項では予定):10月3日(土)小・中/10月4日(日)高・特別支援 → 合格発表 10月下旬(試験概要の計画)
追加合格の通知:欠員が出た場合、12月25日(金)までに個別通知
出典:令和9年度愛媛県公立学校教員採用選考試験志願要項/同 試験日程(愛媛県教育委員会)。
※令和10年度採用の日程は、試験概要(例年12月)・志願要項(例年3月)の公開後に更新します。
この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。
面接の形式|30秒でわかる基本情報
| いつ | 前期第2次選考試験(8月18〜21日のうち指定日)。適性検査・筆記試験(小論文)・面接試験・実技試験等をまとめて実施します。 |
| 大きな変更 | 令和9年度採用から前期第1次選考試験の面接試験を廃止し、一次は筆記のみ・半日に短縮(志願要項「昨年度からの主な変更点」より) |
| 配点 | 面接80点(実技試験等を実施する教科および養護教員は60点)。一般選考等では、加点の換算分を除いた前期第2次の合計150点のうち、面接が最大のウエイトです。 |
| 面接官・時間 | 公刊過去問5年分の記録では面接官3〜5人・10〜20分(令和8年度採用は30分の記録も)。受験者報告では「面接官4人・15分程度」「一人ずつがまとめて質問する」 |
| 実演課題 | 要項には「面接試験」としか書かれていませんが、受験者報告では面接の中で「子どもに向けて2〜3分話す」課題が課された例が複数あります(後述) |
| 質問の元ネタ | 受験者報告では、インターネット申込で入力した自己PR・ボランティア・部活動・専攻などの内容から質問された例があります。実録にも「自己PRで書いていますが〜」という切り出しがあります。 |
| 適性検査 | 前期第2次で実施。受験者報告ではYG性格検査(放送で120問)と内田クレペリン検査の両方の報告があります。 |
| 実技試験等 | 中学校・特別支援中学部(理科/音楽/美術/保健体育/技術・家庭/英語=英会話)、高校・特別支援高等部(保健体育/音楽/美術/書道(国語)/英語=英会話)、および養護教員。ただし、教職経験者特別選考の高校・特別支援学校、現職教員特別選考の中学校の受験者には実施しません(現職教員特別選考の高校・特別支援学校も、専用の配点表に実技試験等の欄がありません)。栄養教員の実技は令和9年度採用から廃止。 |
| 小論文 | 前期第2次で実施(配点20点)。ただし高校・特別支援学校の教職経験者特別選考・現職教員特別選考は小論文を実施しません。受験区分ごとに別問題です(くわしくはこちら)。 |
| 後期選考試験 | 10月に実施。他県の現職教員等が対象で、高校・特支は模擬授業(特支は場面指導)+面接、小・中は小論文+面接(くわしくはこちら)。 |
まず押さえたいのが配点です。免除のない一般選考では、加点を除く配点が「一次=筆記500点」「二次=150点」で、二次の内訳は次のとおりです。
| 前期第2次選考試験の配点 | 1次総得点換算点 | 小論文 | 面接 | 実技試験等 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小学校/特別支援(小学部)/栄養教員/実技を実施しない教科 | 50 | 20 | 80 | — | 150 |
| 実技試験等を実施する教科/養護教員 | 50 | 20 | 60 | 20 | 150 |
| 高校・特支の教職経験者/現職教員特別選考 | — | — | 80 | 模擬授業・場面指導20+加点10 | 110 |
※「1次総得点換算点」は、前期第1次選考試験の総得点(500点+加点)を10分の1に換算したものです。
出典:令和9年度愛媛県公立学校教員採用選考試験志願要項「8 前期選考試験における配点」

ここ、すごく大事です。一般選考等では、一次の総得点(500点+加点)は10分の1に換算されて二次に持ち込まれます(加点がなければ50点分)。二次ではこれに小論文20点と面接80点(実技試験等を実施する教科と養護教員は面接60点+実技20点)が加わります。「筆記で稼いだ貯金」は思ったほど効きません。愛媛県は二次の面接の比重が大きい試験だと思って準備してください(高校・特別支援学校の教職経験者/現職教員特別選考は別の配点です)。
当日の入室から退室までの流れは、この実演動画が一番早く掴めます。愛媛県の受験者報告でも「開始3分ほど前に面接官の一人が控えの席まで来て、入室から退室までの流れを説明してくれた」とあり、所作そのものは丁寧に案内された報告があります。
当日の流れ(受験者報告より・令和8年度採用/小学校)
- 面接室の隣の教室前に、控えの椅子が2人分用意されている
- 開始3分ほど前、面接官の一人が控えの椅子まで来て入室から退室までの流れを説明してくれる
- 呼びに来た面接官が入室した音を確認し、待機位置から進んでノックして入室
- 椅子の後ろに荷物を置き、椅子の左側に立って「校種・受験番号・氏名」を伝える → 着席
- 面接官4人が、一人ずつ「聞きたいことをまとめて」質問する(「簡潔に」と先に言われることも)。「私からは以上です」の合図で次の面接官へ。
令和8年度採用の小学校では、面接官が一人ずつまとめて質問したという報告があります。質問数は面接官によって異なります。別の受験者からは「愛媛県は会話ベースだった」という感想も届いています。
愛媛県の倍率|令和9年度採用の志願状況と一次結果
愛媛県は資料によって倍率の出し方が違います。
・志願状況=志願者数 ÷ 採用予定者数(大学3回生等特別選考の志願者は除く)
・試験実施状況(結果)=受験者数 ÷ 採用候補者数(前後期の合計。「最終倍率」と表記)
本記事では、どちらの数字かを毎回明記します。
令和9年度採用(2026年夏実施)の志願状況は、採用予定488名程度・志願者1,066人・志願倍率2.2倍でした。これとは別に、大学3回生等特別選考に327人が志願しています。
| 試験区分 | 採用予定 | 志願者 | 大学3回生等 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 185名程度 | 238人 | 108人 | 1.3倍 |
| 中学校 | 175名程度 | 332人 | 104人 | 1.9倍 |
| 県立学校(高校・特別支援) | 105名程度 | 330人 | 76人 | 3.1倍 |
| 養護教員 | 20名程度 | 140人 | 39人 | 7.0倍 |
| 栄養教員 | 若干名(3名程度) | 26人 | 0人 | 8.7倍 |
| 合計 | 488名程度 | 1,066人 | 327人 | 2.2倍 |
※志願倍率=志願者数÷採用予定者数。志願者数・倍率は大学3回生等特別選考の志願者を除いた数(県の注記による)。障がい者特別選考の志願者3人は上記に含まれます(採用予定10名程度は一般選考の採用予定数には含まれません)。
出典:愛媛県教育委員会「令和9年度教員採用選考試験志願者数」
令和9年度採用 前期第1次選考試験の結果(8月7日発表)
8月7日に公表された前期第1次選考試験の合格者一覧(受験番号)を当ブログで数えたところ、次のとおりでした。
| 小学校教員 | 311件 |
| 中学校教員 | 340件 |
| 県立学校教員 | 235件 |
| 養護教員 | 45件 |
| 栄養教員 | 7件 |
| 合計 | 938件 |
※当ブログ集計。愛媛県教育委員会「令和9年度愛媛県公立学校教員採用選考試験(前期第1次選考試験)合格者」(令和8年8月7日)に掲載された受験番号の件数です。前期第1次選考試験の全てを免除された方(大学等推薦・大学3回生等特別選考の通過者・教職経験者・現職教員・講師等の特別選考)はこの一覧に含まれないとみられるため、志願者数と直接比べて「一次の合格率」を出すことはできません。また、この人数には大学3回生等特別選考の合格者(翌年度の一次免除の権利を得る方)も含まれます。
前年の令和8年度採用(2025年夏実施)の最終結果は、前後期あわせて受験者882人・採用候補者469人・最終倍率1.9倍。校種別では小学校1.4倍・中学校1.7倍・県立学校2.3倍・養護教員3.5倍・栄養教員5.3倍でした(受験者数÷採用候補者数)。5年間の推移、教科別の人数、特別選考の実績は倍率の専用記事にまとめています。
■ 愛媛県の倍率|令和9年度採用の志願状況と5年間の推移・校種別・教科別
■ 愛媛県の特別選考と一次免除ルート|大学3回生等・大学等推薦・講師等・現職教員・加点制度
① 志望動機・あなた自身のこと(申込内容からの深掘り)
受験者の報告では、愛媛県の面接はインターネット申込で入力した内容——志望動機、自己PR、ボランティア、部活動、専攻など——をもとに進んだ例があります。実際に以下のような質問がありました。
- 教員になりたいと思ったきっかけを教えてください。
- 小学校教員を受けた理由を教えてください。/どうして小学校ですか。
- 教育学部の出身ではないのに、なぜ教師になろうと思ったのですか。
- (自己PRの記載から)あなたは自己肯定感について自己PRで書いていますが、生徒の自己肯定感を育むためにどんなことに取り組みますか。→ 自分自身の自己肯定感を育んできた出来事を教えてください。
- ボランティア経験について、詳しく教えてください(登録した時期、登録した以外の活動など)。/【別の受験者報告】ボランティアで苦労したことを教えてください。
- 大学生活について、一番勉強になったと思うことを教えてください。
- これまでの職業経験を踏まえて、パニックになっている子どもへどのような対応をしていましたか。
- 学び直しをしようと思った理由と、モチベーションの維持について教えてください。
- これまでの経歴について、経緯を教えてください。/経歴・免許の虚偽はありませんか。
- 年代の違う方と接するときに気をつけることは何ですか。
- 自分が努力して成果が現れたことを教えてください。
- 5年後にどんな教師になっていると思いますか。
- 今まで採用試験を受けたことがあるようですが、今回はどのように取り組みましたか。
注目したいのは「自己肯定感について自己PRで書いていますが」という切り出し方です。愛媛県の一般選考等では、愛知県の「自己アピール」や東京都の「面接票」のような紙の面接カードの提出は、志願要項に記載がありません(大学等推薦特別選考では、大学等から提出する推薦書類に自己アピールシート(様式4・自筆)が含まれます)。受験者報告では、インターネット申込で入力した内容をもとに深掘りされた例があります。志願要項には様式の字数や項目までは書かれていないので、申込フォームで入力した文章は控えを取っておくことをおすすめします。Q&Aにも「ボランティアは1分野しか入力できないが、他の分野にも触れたい場合は文章記入欄で説明を」とあり、自由記述の欄があることが分かります。
志望理由は、実演のbefore・afterで見るのが一番わかりやすいです。抽象的な志望動機が、地域とのつながりや教科の実践を絡めた具体的な回答に変わっていく過程をどうぞ。
② 勤務地・併願・配属|愛媛県で質問された報告があります
勤務地や併願、配属先の希望について尋ねられた受験者報告があります。公刊過去問にも複数の年度・校種で記録がありますが、全員に同じ質問が出るとは限りません。
- 愛媛県のどこでも勤務可能ですか。(この設問そのものは実録7名中2名。勤務地に関する質問まで広げると7名中6名が報告)
- 勤務地の希望はありますか。/希望の赴任先を教えてください。
- 他県を受けていますか。/併願の有無を教えてください。(面接の終盤で聞かれた報告があります)
- (公刊過去問より)高等学校に採用された場合、特別支援学校に配属されることもありますがよいですか。
- (公刊過去問より)どちらも合格した場合はどうしますか。
- 非常勤の経験を活かして、愛媛でどうしたいですか。

愛媛県は東予・中予・南予と広く、離島もあります。だから「どこでも大丈夫か」は本気の確認の意味合いがあると考えられます。「はい、どこでも」+そこで何をしたいかを一言——この形で準備しておきましょう。併願も同じで、隠したり曖昧にしたりすると印象が悪くなる場合があります。
なお、志願要項には「高等学校教員の試験区分によって選考した者は、中等教育学校又は特別支援学校に配置することがある」「養護教員の試験区分によって選考した者は、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校又は特別支援学校に配置する」と明記されています。配属に関する質問は「意地悪」ではなく、要項に沿った確認の質問と考えられます。
③ 授業づくり・教科の専門性
愛媛県で「授業」に関する質問が占める割合は、私たちの集計では面接1,000問あたり52問。全国平均(87問)より低めですが、代わりに「教科そのものの魅力」「専門性をどう高めるか」を掘る質問が目立ちます。
- どんな授業がしたいですか。→ 授業づくりで困っていることは何ですか。
- 家庭科の授業を通して身につけさせたい力は何ですか。
- (公刊過去問より)教科の魅力は何ですか。なぜその教科なのですか。→ それを伝えるための取組はしていますか。
- (公刊過去問より)専門性を高めるためにしていることは何ですか。/これから力を入れて学びたいことは何ですか。
- (公刊過去問より)大学での専攻・研究を、教員になってどのように活かしたいですか。
- (公刊過去問より)子どもたちに育みたい「生きる力」を1つあげて、理由も答えてください。
- (公刊過去問より)主体的に学ぶ姿勢を身につけさせるために、あなたはどのようなことをしたいですか。
「どんな授業がしたいか」の直後に「授業づくりで困っていることは?」が来た報告があります(令和7年度採用・中学校)。理想だけを語らせて終わりにせず、現在地の自己認識を見ていると考えられます。講師や実習の経験がある方は、うまくいかなかった場面を1つ用意しておくと強いです。
④ 特別支援・生徒指導・服務に関する質問
特別支援・合理的配慮に関する質問は、私たちの集計で面接1,000問あたり20問(全国平均18問)とほぼ全国並みですが、実録では校種を問わず出ています。また、法令の知識をそのまま尋ねる質問が出た報告もあります。
- 特別支援学級に関わるなかで、気をつけていることは何ですか。→ その中で、生徒の様子を見てどんなことが学びになっていますか。
- 集団生活は大切だと思いますか。→ その理由も教えてください。→ 個性は大切にしないのですか。(深掘りで揺さぶられた例)
- いじめ防止対策推進法は知っていますか。/触法少年と非行少年の定義を教えてください。(令和8年度採用・中学校)
- 生徒の自己肯定感を育むために、どんなことに取り組みますか。
- 学級担任をすることになりますが、大丈夫ですか。→ 学級目標を3つ挙げてください。
- (公刊過去問より)保護者対応で気をつけることは何ですか。/発達障害やジェンダーなど、多様な子どもたちと関わるときに気をつけることは何ですか。
- (公刊過去問より)整理整頓が苦手な生徒に、どのような対応を行いますか。
- (公刊過去問より)他者との関わり方(保護者・生徒)について、どう考えますか。

「いじめ防止対策推進法」「触法少年と非行少年の定義」のように、用語をそのまま問う質問が出た報告があります(令和8年度採用・中学校)。ただ、これは対策すれば対応しやすい部分です。いじめ防止対策推進法・生徒指導提要・こども基本法のキーワードは、面接ノートに一言ずつ書き出しておきましょう。
ちなみに、私たちの集計では愛媛県の面接で「体罰・服務・不祥事」を正面から問う質問は5年間で0件でした(全国平均は1,000問あたり22問)。愛知県のように「不祥事はなぜ起こるか」を毎年全員に聞くタイプの自治体とは、対策の重心が違います。愛媛県は不祥事より「子ども理解」と「勤務条件の確認」——ここに時間を使うのがおすすめです。
⑤ 実演課題|子どもへの語りかけ・教科説明・ロールプレイなど
志願要項には「面接試験」としか書かれていませんが、受験者の報告では面接の冒頭または途中で、目の前に子どもがいるつもりで話す課題が課された例が複数あります(要項に明記はなく、受験者報告にもとづく情報です)。共通するのは次の型です。
- テーマが示される(「◯◯について、生徒に◯分で話をしてください」)
- 2〜3分で実演(公刊過去問の記録では3〜5分の例もあり)
- そのまま追質問へ:「何を一番伝えたかったか」「その後どう指導するか」
- 報告例では、話した内容の続きとして個別対応を問われることも(「部活動を辞めたいと言い出した生徒にどう対応しますか」)
実際に出題されたテーマです。実録(受験者報告)と、公刊過去問で確認できたものを分けて掲載します。
受験者報告(実録)
- 【中学校・家庭科/令和6年度採用】ボランティア活動に取り組む前の学級活動です。生徒がいると思って、ボランティアについて3分話してください。その後、生徒がその内容について質問するので1分対応してください。(話す+ロールプレイの2段構え)
- 【中学校・家庭科/令和7年度採用】部活動の意義について、生徒に2分で話をしてください。→ 部活動を辞めたいと言い出した生徒にどのように対応しますか。
- 【小学校/令和7年度採用】言葉で伝える大切さを、どのように指導しますか(2分間)。
公刊過去問で確認できたテーマ(傾向の参考)
- 【小学校】1年生の担任として、運動会の意義について話す(3分)
- 【小学校】みんなのものを大切にすることを学級全体に指導する(3分)/授業中の私語についてクラス全体に指導する
- 【中学校】体育祭が終わった生徒に、受験に向けてどんな声かけをするか(口頭で回答。演技はしない形式)
- 【高校】教科の内容を、生徒の興味・関心が高まるように説明する(社会科の歴史分野、美術の色の三属性など。5分)→ 何を一番伝えたいか → 授業での具体的な取組は
- 【特別支援学校】学習指導要領の特定の内容について、指導の形態も含めて指導を考える(5分)→ 個々の障がい特性に応じた言葉かけは → 活動の工夫は
愛媛県の実演課題は、次のような例があります。このほか、保護者・生徒とのロールプレイ型も記録されています。
| ①「語り」型(学級全体への指導) | 行事の意義、ボランティア、言葉の大切さ、私語や整理整頓など学級経営の場面。2〜3分。実録には、語りかけに続けて生徒とのロールプレイをする例もあります。 |
| ②「説明」型(ミニ模擬授業) | 教科の内容を、子どもの興味・関心が高まるように説明する。高校の公刊過去問に記録があります。特別支援学校には、子どもへの実演ではなく面接官に指導構想を3分で説明する例もあります。 |

なお、場面指導で個別の生徒に対応するときに、共通して押さえたいポイントは3つあると私は考えています。①子どものメンツを守りながら問題行動を止める、②事実確認をする、③その子が今後どうしていきたいかまで理解する。まずこの動画(個別の生徒対応が題材です)で土台を固めてください。
「面接質問系」「個別対応ロールプレイ系」「一斉指導実演系」——場面指導は形式ごとにコツが違います。愛媛県は3つとも記録があるので、こちらで整理しておくと安心です。
⑥ 集団面接|公刊過去問には135件、でも実録は令和8年10月時点で1件です
正直にお伝えします。愛媛県は公刊の過去問集に集団面接の記録が非常に多く(5年で135件)、面接307件のうち4割強を占めます。ところが、当ブログに届いている受験者報告での集団面接は、令和8年10月時点で1件だけです。そのため、ここでは「実際に聞かれた質問」ではなく、形式と傾向だけをお伝えします。
| 形式(公刊5年分の記録) | 面接官3人・受験者3〜5人・10〜20分。個人面接(面接官3〜5人)より面接官が少なく、受験者が複数。 |
| 受験者報告(令和7年度採用・中学校) | 受験者3人。1人20秒ずつで答え、「長い場合は途中で切ります」と最初に告げられた。 |
| よく出るテーマ | 志望動機/どんな学級にしたいか/保護者が学校に求めていること/反抗的な子への対応/地域との関わり/気になる教育ニュース/勤務地の希望(全体質問が多い) |
| 令和9年度採用での扱い | 志願要項では前期第2次の面接は「面接試験」(80点、実技対象教科・養護教員は60点)と一括表記。集団面接を行うかどうかの記載はありません。 |
ここは慎重に書きます。愛媛県は令和9年度採用から前期第1次選考試験の面接試験を廃止しました(志願要項「昨年度からの主な変更点」)。公刊過去問に残る集団面接の記録はいずれも「1次試験」の集団面接として記録されていますが、県の公表資料に段階の明記はないため、令和9年度以降も集団面接が行われるかどうかは、この記事では断定しません。受験された方の報告をお待ちしています。

対策としては、心配しすぎなくて大丈夫です。集団面接と個人面接は「個人的な深掘りがあるか」「集団の中での立ち振る舞いが見えるか」が違うだけで、求められる中身の深さは同じだと私は考えています。だから個人面接の対策(面接ノートで深く考える)を主軸にすれば、両方に対応しやすくなります。その考え方をまとめた動画がこちらです。
⑦ 適性検査と実技試験
前期第2次では適性検査も実施されます(配点表には載っていません)。受験者報告では、令和8年度採用の受験者から、検査の種類が異なる報告が届いています。
- 【小学校/令和8年度採用】YG性格検査。120問の簡単な質問を放送で聞いて「はい」「?」「いいえ」に○をつける。本番前に説明と練習の時間がある。
- 【中学校/令和8年度採用】内田クレペリン検査。
実技試験等(受験者報告)
- 【中学校・家庭科/令和6年度採用】手提げバッグの作製
- 【中学校・家庭科/令和7年度採用】ナップサックを1時間でつくりなさい
一般選考等の実技試験等の対象は、志願要項に明記されています。ただし、教職経験者特別選考の高校・特別支援学校、現職教員特別選考の中学校は実技試験等が免除されます。高校・特別支援学校の教職経験者/現職教員特別選考は模擬授業・場面指導等と面接を行う別構成です。中学校・特別支援中学部は理科/音楽/美術/保健体育/技術・家庭/英語(英会話)、高校・特別支援高等部は保健体育/音楽/美術/書道(国語)/英語(英会話)、これに養護教員が加わります。配点は20点で、その分面接の配点が80点→60点に下がります。栄養教員の実技は令和9年度採用から廃止されました。
【資料編】年度別・受験者別 過去問アーカイブ|実録3年分を収録
ここからは、受験者の報告を年度別・受験者別に整理して収録します。個人が特定される経歴・年齢・居住地に関する質問は、省略または一般化しています。
令和8年度採用(2025年夏実施)|2名の実録
小学校(個人面接15分程度・面接官4人。一人ずつがまとめて質問)
- 【1人目の面接官】運動会の目的は何だと思いますか。/運動会での集団行動の意義を教えてください。/運動会で何を担当しますか。/運動会練習が始まったら、子どもたちにどんな関わりをしていきますか。
- 【2人目の面接官】中高の教員免許を取ろうと思ったきっかけを教えてください。/学び直しをしようと思った理由と、モチベーションの維持について教えてください。/大学生活について、一番勉強になったと思うことを教えてください。
- 【3人目の面接官】小学校教員を受けた理由を教えてください。/これまでの職業経験を踏まえて、パニックになっている子どもへどんな対応をしていましたか。/ボランティア経験の詳細を教えてください(登録の時期、登録した以外の活動など)。/これまでの職業経験で学んだことと、大変だと思ったことを教えてください。
- 【4人目の面接官】これまでの経歴について、経緯を教えてください。/履歴の申告内容の確認。/勤務地の希望を教えてください。/併願の有無を教えてください。
- 【適性検査】YG性格検査(放送で120問/本番前に説明と練習あり)。「適性検査は合否に関わらないと先輩から聞いていたので、考え込まずに答えた」との感想も。
- 【小論文】県の歌の歌詞をもとに、学校教育でどの部分の具現化を図るかを述べる(1000字以上1200字以内・60分・配点20点)。
中学校・数学
- 集団生活は大切だと思いますか。→ その理由も教えてください。→ 個性は大切にしないのですか。
- いじめ防止対策推進法は知っていますか。/触法少年と非行少年の定義を教えてください。
- 教育学部ではないのに、なぜ教師になったのですか。
- ボランティアで苦労したことを教えてください。/講師の経験でつらかったことは何ですか。
- 併願の有無を教えてください。/経歴・免許の虚偽はないですか。/希望の赴任先を教えてください。
- 【適性検査】内田クレペリン検査。
- 【小論文】理想の教師像について、あなたの考えを述べなさい。
令和7年度採用(2024年夏実施)|4名の実録
中学校・家庭科(全9問。冒頭に実演課題)
- 【実演課題】部活動の意義について、生徒に2分で話をしてください。→ 部活動を辞めたいと言い出した生徒にどのように対応しますか。
- 教員になりたいと思ったきっかけを教えてください。
- 現在の勤務の状況を教えてください。
- どんな授業がしたいですか。→ 授業づくりで困っていることは何ですか。
- 特別支援学級に関わるなかで、気をつけていることは何ですか。→ その中で、生徒の様子を見てどんなことが学びになっていますか。
- 愛媛県のどこでも勤務可能ですか。
- 【実技】ナップサックを1時間でつくりなさい。
- 【小論文】オリンピックを見てどう感じましたか。また、そのことを生徒にどのように伝えるか、述べなさい。
中学校・家庭科(別の受験者)|集団面接
- 【形式】受験者3人・1人20秒ずつ。「長い場合は途中で切ります」と最初に告げられる。
- 年代の違う方と接するときに気をつけることは何ですか。
- 自分が努力して成果が現れたことを教えてください。
- 家庭科の授業を通して身につけさせたい力は何ですか。
- 5年後にどんな教師になっていると思いますか。
- 愛媛県のどこでも勤務可能ですか。
小学校(「愛媛県は会話ベースだった」との感想)
- 【実演課題】言葉で伝える大切さを、どのように指導しますか(2分間)。
- 非常勤の経験を活かして、愛媛でどうしたいですか。
- どうして小学校ですか。
- 愛媛に戻ってくるのは確定ですか。
小学校(別の受験者)
- 【小論文】「たくましい子ども」とはどんな子どもだと考えますか。また、たくましい子どもを育成するためにどのように教育を行うか、あなたの考えを述べなさい。
令和6年度採用(2023年夏実施)|1名の実録
中学校・家庭科
- 【実演課題+ロールプレイ】ボランティア活動に取り組む前の学級活動です。生徒がいると思って、ボランティアについて3分話してください。その後、生徒がその内容について質問するので1分対応してください。
- (自己PRの記載から)あなたは自己肯定感について自己PRで書いていますが、生徒の自己肯定感を育むためにどんなことに取り組みますか。→ 自分自身の自己肯定感を育んできた出来事を教えてください。
- 現在の勤務先での業務内容を教えてください。
- 学級担任をすることになりますが、大丈夫ですか。→ 学級目標を3つ挙げてください。
- これまでの学びの経緯について教えてください。
- 今まで採用試験を受けたことがあるようですが、今回はどのように取り組みましたか。
- 勤務地の希望はありますか。/他県を受けていますか。
- 【実技】手提げバッグの作製。
- 【小論文】中央教育審議会の答申を引用し、児童生徒一人一人を理解し個別の伸長を図るために、どのように学級経営や保健室経営を行うかを、目指している職を踏まえて具体的に述べる。
愛媛県の実録は、令和8年10月時点で7名分です。受験された方の報告が、このページをさらに育てます。受験報告はこちらから(2〜3分・匿名OK・お礼の特典PDFあり)。とくに高校・特別支援学校・養護教員・栄養教員の報告と、集団面接があったかどうかの情報をお待ちしています。
傾向と対策|5年分の出題データと実録から見えた7つの法則
市販の全国版過去問集5年分(令和4年度〜8年度採用・愛媛県分335件)を独自に集計し、受験者報告と突き合わせました。そこから見えた愛媛県の法則がこちらです。
- 二次は面接の比重が大きい。一般選考等の二次では、一次の総得点(加点を含む)の10分の1、小論文20点、面接80点(実技試験等を実施する教科と養護教員は面接60点+実技20点)を合わせます。高校・特別支援学校の教職経験者/現職教員特別選考は別の配点です。
- 勤務地や併願について、複数の年度・校種で質問された記録があります。迷いのない答え+一言の理由をセットで。
- 部活動の質問が全国平均の約2倍。1,000問あたり42問(全国22問)。指導方針・意義・負担についての考えまで、部活動は「1テーマ4問」で準備を。
- 地域連携・保護者対応も全国平均より多い。地域連携23問(全国14問)、保護者対応49問(全国37問)。「地域と結びついた学校教育にするには」は、公刊過去問でよく見られる質問の一つです。
- 不祥事・服務を正面から問う質問は5年間で0件。全国平均は22問。愛媛県は他県のテンプレをそのまま持ち込まず、子ども理解と勤務条件に時間を使うのがおすすめです。
- 深掘りは少なめ、質問数は多め。追質問がつながる割合は7.2%(全国平均10.5%)。1問1答をテンポよく重ねる進行が多い傾向なので、「1問30〜60秒で答え切る」練習がおすすめです。
- 実演課題は語りかけ・教科説明・ロールプレイなど。時間や道具の条件は一律ではなく、2〜3分で語りかける例のほか、公刊過去問には5分の課題や、ホワイトボード・構想メモを使える例もあります。
面接では、話し方や話す内容だけでなく、面接官の質問を聞く姿勢も大きく影響していると私は感じています。面接官は面接を通して「この人と一緒に働いたらどんな雰囲気か」を無意識に疑似体験しています。要所で頷く、返事がいい、微笑みながら聞く——この3つだけで印象がまるで変わります。
愛媛県の教育振興に関する大綱は「愛顔(えがお)あふれる『教育立県えひめ』の実現」を掲げ、次の理念を示しています(大綱は改定されることがあるため、県のサイトで現行のものを確認してください)。
- 地域社会の良き創り手として貢献できるたくましい子どもたちを育成する
- 優れた人格と能力を兼ね備えた有為な人財を輩出する教育力の高さをもって、全国から評価され選ばれる「教育で身を立てる県」を目指す
そして7つの振興方針——①未来を切り拓くたくましい子どもたちの育成/②夢の実現に資する魅力あふれる学校づくり/③一人ひとりを見つめる特別支援教育の充実/④全ての子どもたちの自信を育み、安心して学べる環境の整備/⑤教職員の働きがいのある魅力的な職場づくり/⑥社会総がかりで取り組む教育の推進/⑦スポーツ・文化の振興と生涯学習の推進。
また、令和9年度採用の募集ポスターには「あなたの『まじめ』がえひめの教育をつくる!」「愛顔咲く。愛媛県の『まじめ教育』」というコピーが使われています。「たくましさ」「一人ひとりを見つめる」「地域」「まじめ」——面接の答えは、この4語のどれかに着地させると、愛媛県らしい一貫性が出ます。
実際、令和8年度採用の小学校の小論文では県の歌の歌詞が、令和7年度採用の小学校では「たくましい子ども」が出題されました。愛媛県は「県のことをどれだけ自分の言葉で語れるか」を面接でも小論文でも見ていると考えられます。
また、『生徒指導提要(改訂版)』は、実演課題や生徒指導の質問に答えるうえで読んでおくことをおすすめします。愛媛県は令和6年度採用の小論文でも生徒指導提要を引用しています。
そして、ここまでお伝えした面接対策の「全体像」は、こちらの解説動画で体系的にまとめています。個別の質問対策に入る前に、一度この動画で土台を固めるのがおすすめです。
よくある質問
Q. 一次試験に面接はないのですか?
A. 令和9年度採用からありません。志願要項の「昨年度からの主な変更点」に「前期第1次試験の面接試験を廃止し、試験日程を半日に短縮」と明記されています。Q&Aにも「前期第1次採用選考試験における面接試験を廃止するため試験は1日で終了します」とあります。免除のない一般選考の一次は、教職専門科目100点+専門教科400点=500点の筆記試験です。
Q. 場面指導や模擬授業は必ずありますか?
A. 令和9年度採用の志願要項に「模擬授業」「場面指導」が科目として明記されているのは、次の2つのケースだけです。①高校・特別支援学校の教職経験者特別選考/現職教員特別選考(前期・配点20点)、②後期選考試験(高校=模擬授業/特別支援=場面指導・配点20点)。一般選考の前期第2次は「面接試験」と書かれているだけですが、受験者報告では面接の中で「子どもに向けて2〜3分話す」課題が出た例が複数あります。どちらが来ても対応できるよう、実演の型は用意しておきましょう。
Q. 面接の得点は教えてもらえますか?
A. はい。愛媛県は結果の開示請求ができ、前期第2次選考試験については前期第2次選考試験の筆記試験、実技試験等、模擬授業、場面指導及び面接試験の得点並びに総合得点及び総合順位が開示されます(志願要項「16 前期選考試験結果の開示請求」)。請求できるのは合格発表の日から1か月間、受験者本人に限られます(郵送または口頭)。ただし、口頭請求は1か月後の日が県の休日に当たる場合、その直前の平日までです。郵送等は1か月後の日までの消印があれば期間内とみなされます。次に生かすためにも、結果が出たら請求することをおすすめします。
Q. 適性検査の結果は合否に関係しますか?
A. 志願要項の配点表に適性検査の配点はありません。受験者からも「先輩から合否に関わらないと聞いていたので考え込まずに答えた」という報告があります。公表資料に「合否に影響しない」と書かれているわけではありませんが、私は、適性検査はよっぽどの場合でなければ引っかかるものではないと思っています。あまり考えすぎずに、普通に回答すれば大丈夫だと思います。
Q. 「愛媛県のどこでも勤務できますか」に、正直に希望を言ってもいいですか?
A. 公刊過去問には「新卒の受験者はみんな『どこでも大丈夫』と答え、既婚者のみ『家庭があるため近い勤務地を希望』と答えた」という記録もあります。事情がある場合に伝えること自体は問題ありません。大切なのは「事情+それでも愛媛県で働きたい理由」をセットで話すこと。事情だけを述べると、条件面の話で終わってしまう場合があります。
Q. 圧迫面接ですか?
A. 「愛媛県は会話ベースだった」という報告があるように、穏やかだったという感想もありますが、面接の雰囲気は受験者によって異なります。ただし「集団生活は大切だと思いますか → では個性は大切にしないのですか」のような、逆側から確かめる質問を受けた報告もあります。詰められていると感じないよう、深掘りされる前提で準備しておくことが大切です。もし面接官に首を傾げられても、それだけで不合格が決まるわけではありません。
Q. 面接カードや自己PR用紙の提出はありますか?
A. 志願要項に定められた提出書類は、加点の願い出用紙・各特別選考の申請書・在職証明書・職歴等申告書など。前期第2次選考試験の当日に提出するのは教員免許状の写し(または取得見込証明書)と最終学校の成績証明書です。ただし、大学院・専攻科等の出身者は大学の成績証明書、短大卒業後に大学へ編入した人は短大の成績証明書も必要です。卒業後に通信教育で免許を取得した人はその成績証明書、改姓等で免許状の氏名が異なる人は変更を証明する書類も必要です。社会人特別選考の志願者には別途連絡があります。愛知県の「自己アピール」や東京都の「面接票」のような、自己PRを書いて提出する様式は、一般選考等の志願要項には記載がありません(大学等推薦特別選考では、大学等から提出する推薦書類に自己アピールシート(様式4・自筆)が含まれます)。受験者報告では、インターネット申込で入力した志望動機・自己PR・ボランティア・部活動などの内容をもとに質問された例があるため、入力内容の控えは保存しておくことをおすすめします。
Q. 松山会場と大阪会場で内容は違いますか?
A. Q&Aに「会場が異なっても、試験方法、試験内容に差はありません」と明記されています。ただし令和9年度採用では、2会場あるのは前期第1次選考試験(筆記)だけで、前期第2次選考試験と後期選考試験は松山会場です。県外にお住まいの方は、二次の移動と宿泊を早めに押さえておきましょう。
Q. 小論文はどのくらい対策が必要ですか?
A. 一般選考等の前期第2次で実施され、配点は20点です(高校・特別支援学校の教職経験者/現職教員特別選考では、小論文ではなく模擬授業・場面指導を実施します)。面接80点(実技試験等を実施する教科と養護教員は60点)に比べると小さく見えますが、受験者報告では1000字以上1200字以内・60分とかなりの分量です。しかも愛媛県は受験区分ごとに別問題。過去5年のテーマ一覧と書き方は専用記事にまとめました。
■ 愛媛県の小論文|過去5年の出題テーマと書き方(受験者報告つき)
面接の手応えが気になる方へ
令和9年度採用の愛媛県は、前期第2次が8月中旬〜下旬、合格発表が9月中旬でした。面接から発表まで約1か月ありました。「あの答えでよかったのか」と面接を何度も再生してしまう時期です。面接官の反応の読み方と、手応えがなくても受かる理由はこちらの記事にまとめています。
■ 面接官の合格サイン・不合格サイン|手応えがボロボロでも受かる理由
また、他の自治体と併願する方は、形式の違い(東京都は1回30〜40分・面接官3人の役割分担型)を押さえておくと準備がブレません。
■ 東京都教員採用試験の個人面接|過去問200問・3年分の実録と傾向対策
この記事では、受験者の皆さんからの情報提供と、公刊過去問の情報をそれぞれ参照しています。ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございます。応援しています!
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