こんにちは、金井志津乃です!

愛知県って大学3年生のうちに一次試験を受けられるんですよね? 講師をしていると一次が免除になるとも聞いたけど、自分がどのルートで受けられるのか、正直よく分からなくて……

愛知県は選考種別が13種類(一般選考と12種類の特別選考)、加点が8項目もあって、受験案内を読むだけで一苦労ですよね。この記事で「自分はどのルートか」「そのルートで何人受けて何人受かったか」まで一気に整理しますよ!
この記事では、愛知県公立学校教員採用選考試験の特別選考(第1次試験の免除)と加点制度について、令和9年度採用の受験案内と、教育委員会が公表しているルート別の受験者数・合格者数をもとにまとめます。
この記事の根拠
- 選考種別・免除内容・加点は令和9年度採用の受験案内から。数字はすべて愛知県教育委員会の公表資料(志願状況・第1次試験受験状況・選考試験結果)から集計。
- 「前倒し合格者の二次合格率」「講師経験者の合格率」などは公表された人数をもとに、合格者数÷二次受験者数×100で当ブログが算出した割合です
- 愛知県の全体倍率・校種別の推移は →愛知県の倍率|令和9年度採用の最終結果と7年間の推移
- 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。
早見表|あなたはどのルート?(令和9年度採用)
まず全体像です。愛知県の選考は「一般選考」のほかに12種類の特別選考(12-1と12-2を別に数えた場合)と障害者選考(別枠)があり、第1次試験の扱いがルートごとに違います。右端の「実績」は、教育委員会が公表した二次受験者数と合格者数です。
| 選考種別 | 主な対象 | 第1次試験 | 実績(二次受験→合格) |
|---|---|---|---|
| 1 一般選考 | 全校種 | 教職・教養、教科専門、小論文 | — |
| 12-1 大学3年生等前倒し特別選考 | 卒業・修了年次の1年前の人 | 一次のみ受験(合格なら翌年は二次から) | 令和9年度の志願1,772人 |
| 12-2 前倒し特別選考(前年度一次合格者) | 前年に前倒しで一次合格した4年生等 | 全て免除 | 令和8年度:639人→382人(約60%) |
| 3 昨年度の補欠者に対する特別選考 | 前年に「補欠」だった人(辞退者を除く・同一区分・教科) | 全て免除 | —(参考:令和9年度の補欠者は310人) |
| 4 現職教諭特別選考 | 国公立の正規教諭として通算3年以上 | 「教職・教養」免除 | 令和8年度:116人→62人(約53%) |
| 5 市町村教育長推薦特別選考 | 県内公立小中(名古屋市立を除く)で勤務中(現在正規任用の教員を除く)+教育長推薦+通算3年以上(小・中・養護小中・栄養) | 全て免除(申請不要・審査で決定) | 令和7年度(小・中学校):121人→119人(約98%) |
| 6 元教諭・講師経験者特別選考 | 愛知県内の公立学校(名古屋市立を除く)で勤務中(正規任用の教諭・養護教諭・栄養教諭を除く)+所属長推薦+元教諭または常勤講師で通算3年以上 | 「教職・教養」免除 | 令和8年度:370人→136人(約37%) |
| 7 教職大学院修了見込者特別選考 | 教職大学院を令和9年3月までに修了見込み・愛知が第1志望 | 全て免除 | — |
| 8 大学院進学による採用辞退者 | 令和6年度〜8年度採用試験に合格し、大学院に関する理由(令和6年度採用は進学、7年度採用は進学または在学、8年度採用は在学)で辞退した人(修了見込みと専修免許状の取得見込みなど所定の要件あり。令和9年度採用で採用予定のある区分・教科に限る) | 免除(辞退した時と同一の受験区分・教科で受験する場合は、二次は面接のみ) | — |
| 9 国際バカロレア教員資格特別選考 | 高校(英語を除く)・IB教員認定証保有 | 全て免除 | — |
| 10 大学推薦特別選考 | 学長・学部長推薦+所定の成績要件(GPAが3.5以上〔最高4.0〕。GPAを利用していない又は計算方法が異なる場合は、S・A取得単位数が総履修登録単位数の8割以上)+愛知が第1志望 | 全て免除 | — |
| 11 介護理由退職者特別選考 | 愛知県内の公立学校(名古屋市立を除く)の正規任用の教諭・養護教諭・栄養教諭だった人で、介護を理由に退職し、退職時と同一校種・同一教科で出願する人(所属長作成の証明書の写しが必要) | 免除(二次は面接のみ) | — |
| 2 英語有資格者特別選考 | 中高英語・TOEFL iBT92点以上/TOEIC860点以上(IPテスト不可)/英検1級(いずれも令和6年6月以降の得点・取得に限る) | 一般選考と同じ(二次の実技を免除) | — |
| 障害者選考(別枠) | 手帳等の要件を満たす人 | 筆記・面接を別枠で選考 | 募集30名程度(小・中・県立各10名程度) |
※出典:令和9年度採用 受験案内「第1-4 選考種別」「第1-5 障害者選考」、愛知県教育委員会「令和8年度採用・令和7年度採用 教員採用選考試験結果について」
合格率は当ブログ算出。
制度は年度で変わるため、出願前に必ずその年の受験案内を確認してください。

令和9年度採用では、第1次受験者4,984人のうち1,290人(約26%)が一次免除でした。つまり4人に1人は「二次から」の受験。愛知県の合格ルートは、もう一般選考だけではありません。
大学3年生等前倒し特別選考|令和9年度採用で一次免除者に最も多いルート
大学3年生(卒業年次の1年前)のうちに第1次試験だけを受験し、合格すれば翌年の4年生のときは第1次試験が免除され、二次の個人面接から受けられる制度です(令和9年度採用の受験案内にもとづく内容です)。
| 3年生のとき(12-1) | 教職・教養、教科専門、小論文の3科目を受験。第2次試験はなし。加点の申請はできない。願書(次紙)の自己アピールも提出不要。 |
| 一次に合格したら | 翌年、同一の受験区分・教科で改めて出願し、第2次試験(個人面接15分×2回・一部実技)のみを受験(12-2) |
| 一次に不合格でも | 翌年は第1次試験から受験できる(受験案内に「受験は可能」とあります)。 |
| 注意点 | 一次合格の権利は翌年度限り(持ち越し不可)。翌年度にその区分・教科で採用予定がない場合は出願できない。 |
この制度がどれだけ使われているか、数字を見てみましょう。
- 令和9年度採用(2026年夏)に3年生等前倒し特別選考に志願した人:1,772人(小学校732・中学校499・高校377・特別支援63・養護86・栄養15)
- 令和9年度採用の志願者5,342人のうち、前年に前倒しで一次合格していた人:945人。校種別の志願者数に占める割合は、小学校551人/1,770人(約31%)、中学校255人/1,506人(約17%)、高校107人/1,184人(約9%)、特別支援26人/301人(約9%)、養護(小中)1人/389人(約0.3%)、養護(県立)4人/83人(約5%)、栄養1人/109人(約1%)。
- 令和8年度採用で前倒し合格者として二次を受けた639人のうち、最終合格は382人(約60%)。校種別では小学校358人→211人、中学校181人→108人、高校86人→50人、特別支援12人→11人。
※出典:愛知県教育委員会「令和9年度採用 志願状況」「第1次試験受験状況」、「令和8年度採用 教員採用選考試験結果について」
愛知県全体の二次倍率は令和4〜8年度採用で2.0〜2.1倍(合格率約5割)なので、前倒し組の約60%は平均より高い数字です。1年前に一次を通った人たちが、4年生の1年間を面接準備に使えていることも一因と考えられます。

私自身、大学2回生のときに「学校の先生になる」と腹を決めて、そこから模擬授業と面接の練習を始めました。なりたいと思ったら、なりたいと思った時からなるための行動を始める。これが私の考えです。愛知県の大学3年生等前倒し特別選考は、その一歩目として使える制度です。
3年生で一次に受かった人に気をつけてほしいのは、4年生の二次でも、令和8年度採用では約4割が不合格になったということ。一次免除は「面接に全振りできる権利」であって「合格の権利」ではありません。二次は15分の個人面接を連続2回です(受験者の報告では、1回ごとに別々の面接官3人でした)。実際に聞かれた質問は面接記事で確認してください。
■ 愛知県の個人面接|実録3年分の質問と5年間の出題傾向(15分×2回の攻略法)
昨年度の補欠者に対する特別選考|補欠は「翌年、二次から」
令和9年度採用では、愛知県は最終合格者を採用予定人員どおりに出し、その上に補欠者を置いています。令和9年度採用の補欠者は310人(小学校92・中学校114・高校69・特別支援24・養護8・栄養3)。補欠者は欠員に応じて令和9年4月1日以降に順次採用され、令和10年3月31日までに採用されなければ失効します。
そして受験案内には、補欠だった人のための特別選考が明記されています。前年度と同一の受験区分・教科で出願すれば、第1次試験を全て免除。ただし補欠を辞退した人は対象外です。

補欠になった方は、採用の連絡を待ちながら「受験した年の面接で何を聞かれたか」を記憶が新しいうちに書き出しておくことをおすすめします。翌年は二次からなので、その記録が次の受験の教材になります。私が「結果待ちの時期にやってほしいこと」としてお話ししているのも、まずこれです。
講師・元教諭・現職のルート|免除されても二次の合格率は37〜98%
学校現場で働きながら受験する人には3つのルートがあります。要件と、公表されている実績を並べます。
| ルート | 主な要件 | 免除 | 実績 |
|---|---|---|---|
| 6 元教諭・講師経験者特別選考 | ①令和8年4月1日以降に県内公立校(名古屋市立を除く)で勤務中(非常勤も可) ②所属長の推薦 ③元教諭(令和8年3月31日までの正規任用の勤務実績)または常勤講師(平成31年4月〜令和8年3月の7年間の勤務実績)として通算3年以上(国公立学校における元教諭、常勤講師の勤務実績は合算可。休職・育児休業等を除く。現在正規任用の教員は除く) | 「教職・教養」のみ免除。教科専門・小論文は受験。 | 令和8年度:370人→136人(約37%) |
| 5 市町村教育長推薦特別選考 | ①令和8年4月1日以降に県内公立小中・義務教育学校(名古屋市立を除く)で勤務中(正規任用の教諭・養護教諭・栄養教諭を除き、非常勤を含む) ②市町村教育委員会教育長の推薦 ③元教諭としての勤務、または平成31年4月1日〜令和8年3月31日の国公立校の常勤講師等としての勤務が通算3年以上(両者は合算可、休職・育児休業等を除く)。本人の申請は不要(他のいずれかの選考に出願し、審査で該当すれば一次免除)。 | 第1次試験を全て免除 | 令和7年度(小・中学校):121人→119人(約98%) |
| 4 現職教諭特別選考 | 国公立の正規任用の教諭・養護教諭・栄養教諭で、令和8年4月1日現在通算3年以上(休職・育児休業等を除く) | 「教職・教養」のみ免除 | 令和8年度:116人→62人(約53%) |
※6の推薦書は現勤務校の所属長が作成し、5月8日(消印有効)まで(令和9年度採用)に受験者が教職員課へ郵送。5は「市町村教育長推薦特別選考」と記載された受験票の配信で通知されます。
出典:令和9年度採用 受験案内、愛知県教育委員会「令和8年度採用・令和7年度採用 結果について」
ここで注目してほしいのは、講師経験者特別選考の二次合格率が約37%と、全体平均の50%より低いことです。「教職・教養」が免除されて一次を通りやすくなる分、二次には幅広い層が進むためと考えられます。免除は入口が広がるだけで、面接で問われる中身は変わらないと考えられます。

講師の強みは3つあると私は考えています。「クオリティ」「信用」「フレッシュさ」。現場で課題意識を持って授業や生徒指導をやってきた実践(クオリティ)、実際に働いてきた積み重ね(信用)、そして現実を見ても初心を忘れていないこと(フレッシュさ)。この3つが面接で伝わる講師は強いです。
そして「実績」は、賞や研究発表のような大それたものでなくて構いません。4月にはこうだった子が、こう関わったらこう変わった。その実体験で語れる実績を持っている人は強いです。自己PRでも面接でも、そこを軸にしてください。新卒と講師で意識するポイントの違いは、1分のショートにまとめています。
他県の正規教員として愛知県を受け直す方(現職教諭特別選考)は、合格率約53%と平均並みです。ただ、私の実感では他自治体への再受験は簡単ではありません。管理職は「今求められている授業をブラッシュアップし続けているか」「謙虚で一緒に働きたい人か」を見ているのではないか、と私は考えています。この2つが伝われば「こんな人が他県から来てくれるなんて」と管理職が思ってくれる可能性がある、という話です。
第1次試験の加点制度|1項目あたり最大30点、2項目以上の申請も可
第1次試験の筆記は「教職・教養」「教科専門」が各100点満点。そこに要件を満たす人は項目に応じて5〜30点が加点されます(申請できるのは第1次試験を行う選考=1 一般選考・2 英語有資格者・4 現職教諭・6 元教諭・講師経験者のみ。12-1 大学3年生等前倒し特別選考と、第1次試験が免除される選考では申請できません)。2項目以上の申請も可能です。
| 加点項目 | 加点 | 対象・主な要件 | 令和8年度の実績(二次受験→合格) |
|---|---|---|---|
| ク 小学校英語 | 5点 | 小学校。TOEFL PBT470点以上またはiBT52点以上/TOEIC500点以上(IPテスト不可)/英検1級・準1級・2級のいずれか。 | — |
| キ 特別支援教育 | 30点 | 小・中・特別支援。小・中は ①旧「盲学校・聾学校・養護学校教諭免許」のいずれかを現に所有 ②特別支援学校教諭免許で1領域以上が記された普通免許状を現に所有 ③同免許を令和9年3月31日までに取得見込み のいずれか+特別支援教育担当を強く希望する人(初年度は原則として特別支援学級担当にはならない)。 特別支援学校教諭の区分は ①旧「盲学校・聾学校・養護学校教諭免許」のうち2種類以上を現に所有 ②2領域以上が記された特別支援学校教諭普通免許状を現に所有 ③同免許を令和9年3月31日までに取得見込み のいずれか。 | 266人→138人 |
| カ 複数免許状 | 20点/10点 | 小学校受験で中学校免許(20)・幼稚園免許(10)/中学校受験で小学校免許(20)・他教科の中学校免許(10)/高校受験で中学校免許(10)・他教科の高校免許(10)/特別支援は10点(小学部と中・高等部で対象免許が異なります。受験案内の表でご確認ください)。養護・栄養は対象外。 | 1,165人→569人(令和8年度の10点加点の対象者) |
| ウ 国際バカロレア(英語による教科指導) | 30点 | 高校(英語を除く)。TOEFL iBT92点以上/TOEIC860点以上(IPテスト不可)/英検1級(いずれも令和6年6月以降の得点・取得に限る)。 | — |
| イ 外国語堪能者 | 20点/10点 | ポルトガル語・スペイン語・中国語・フィリピノ語。一次で当該言語の面接を受け、A評価20点・B評価10点。 | 6人→2人 |
| ア 司書教諭 | 10点 | 小・中。出願時に資格保有(取得見込は不可)。 | 61人→20人 |
| エ 登録日本語教員資格 | 10点 | 小・中・高・特別支援。出願時に登録証保有(取得見込は不可)。 | — |
| オ 社会人 | 10点 | 民間企業・官公庁等の常勤として同一企業等で連続5年以上(小・中)など13区分。一部は特別免許状で普通免許がなくても出願可。 | 20人→9人 |
※出典:令和9年度採用 受験案内「第1-6 第1次試験加点」、愛知県教育委員会「令和8年度採用 結果について」
証明書類は第2次試験合格発表後に提出。
要件を欠くと判明した時点で失格になるため、申請前に必ず原文を確認してください。
数字を見ると、複数免許状(10点の加点)の対象者のうち二次まで進んだ人は1,165人(令和8年度採用)と非常に多く、申請者数そのものは公表されていません。逆に言えば、小学校志望で中学校免許を持っている人は、加点を申請しないとその分(10〜20点)の加点は得られません。ただし、加点が合否にどれだけ影響するかは公表されていません。
社会人経験のある方へ
社会人加点は10点と控えめですが、面接では社会人経験を生かして語れる場面があります。私が社会人受験の方におすすめしている準備は2つ。「社会人経験を学校現場でどう生かしたいか」と「なぜ社会人をしていたのに教員を目指すのか」。この2つを面接でバシッと話せるようにしておくと、社会人から教採を受けるときにも合格しやすくなるポイントかなと思います。
私自身、受講生の中で40代・50代で教採に合格する方を数多く見てきました。私が動画でお伝えしているのは、40代・50代の受験者に対して面接官が懸念しやすい3つのポイントです。今求められている教育を謙虚に学んで挑戦する姿勢があるか/年下の同僚と謙虚でフラットな姿勢で働けるか/謙虚な姿勢でチームに貢献しようとしているか——この3点が伝わるかどうかを、私は大切だと考えています。ここが伝われば、豊富な人生経験が強みになりやすくなります。
まとめ|免除は「入口」、勝負はどのルートでも二次の面接
| ルート | 二次の合格率(公表値から算出) |
|---|---|
| 市町村教育長推薦(一次全免除) | 約98%(令和7年度・小・中学校) |
| 大学3年生前倒しの一次合格者(一次全免除) | 約60%(令和8年度) |
| 現職教諭(教職・教養免除) | 約53%(令和8年度) |
| 全体平均 | 約5割(令和4年度〜8年度・2.0〜2.1倍) |
| 元教諭・講師経験者(教職・教養免除) | 約37%(令和8年度) |
大学3年生等前倒し特別選考(令和9年度採用は第1次試験のみ)を除き、どのルートでも、最後は15分×2回の個人面接です。免除で浮いた時間と労力を、そのまま面接準備に回してください。愛知県の面接で実際に聞かれた質問、そして面接の質問のもとになることが多い「願書の自己アピール」の書き方は、それぞれ別記事にまとめています。
■ 愛知県の個人面接|実録3年分の質問と5年間の出題傾向
■ 愛知県の願書「自己アピール」の書き方|面接2回で深掘りされる欄を実録から逆算
よくある質問
Q. 3年生で一次に合格し、4年生の二次で不合格になったら?
A. 一次合格の権利は翌年度限りで、持ち越しはできません(受験案内に明記)。その翌年は前倒し合格による一次免除は使えません。他の特別選考や免除の要件に該当しない場合は、一般選考で第1次試験から受け直します。ただし二次を一度経験した強みは大きいので、聞かれた質問は記録しておくことをおすすめします。
Q. 3年生の前倒し受験では、願書の自己アピールは書きますか?
A. 書きません。受験案内で「願書(次紙)(写しを含む)は「12-1 大学3年生等前倒し特別選考受験者」は提出の必要はありません」とされています。翌年、二次から受けるときに提出します。翌年度の提出期限は、その年度の受験案内で確認してください(令和9年度採用の第1次試験免除者は6月13日消印有効で郵送)。3年生の間に自己アピールの土台を作っておくと、4年生が楽になります。
Q. 講師経験が3年未満の場合は?
A. 講師経験が3年未満でも、対象となる元教諭としての勤務実績と合算して通算3年以上になれば、元教諭・講師経験者特別選考の勤務年数の要件を満たす場合があります(現職勤務・所属長推薦の要件は別に必要)。合算しても足りず、他の特別選考の要件にも該当しなければ一般選考です。ただし複数免許状や特別支援教育などの加点は申請できます。面接では講師としての実践をそのまま語れるので、一般選考でも不利にはなりにくいと考えられます。
Q. 加点は複数申請できますか?
A. できます。受験案内に「2項目以上の申請も可能」とあります。たとえば小学校志望で中学校免許(20点)と特別支援学校免許(30点)を持っていれば、両方の申請が可能です。ただし証明書類は合格発表後に提出し、取得見込みで申請した免許を令和9年3月31日までに取得できないと合格・補欠が失効します。
Q. 名古屋市立学校の講師ですが、愛知県の講師経験者特別選考は使えますか?
A. 令和9年度採用の受験案内では、元教諭・講師経験者特別選考と市町村教育長推薦特別選考の勤務要件は「愛知県内の公立学校(名古屋市立を除く)」で勤務中の人が対象です。名古屋市立学校で勤務中の方は、この2つの特別選考の対象外です。現職教諭など他の特別選考の要件に該当するかも確認してください(要件は年度で変わるため、必ずその年の受験案内を確認してください)。
この記事は受験者の皆さんの報告で育ちます
特別選考で受験された方の「二次で何を聞かれたか」は、同じルートで受ける次年度以降の受験生にとって何より貴重な情報です。愛知県を受験された方は、ぜひ教えてください。ご報告いただいた方には、お礼に「合格発表のあとどうなる?」ガイド(PDF)をお渡ししています。
あわせて見たい動画
この記事のような公表データと実際の受験者情報をもとにした教採対策を、メルマガ&LINEでさらに詳しくお届けしています! いま登録すると、メルマガ・セミナー・過去問を含む豪華11大特典をプレゼント中です。
- 【多数の合格者が愛読】教採メルマガ
- 一発合格を勝ち取る極意セミナー
- 【6ヶ月で合格する】ロードマップセミナー ←3年生・講師・社会人それぞれの計画に◎
- 【厳選】面接質問TOP50
- 【早期登録者限定】シークレット特典
- あなたに必要な対策診断 ←自分のルートに合わせて◎
- 教採に受かる人の15の習慣
- 【無料版】教員採用試験必勝ノート
- 【全国版】集団討論過去問
- 【全国版】小論文テーマ集
- 【全国版】場面指導テーマ集
「メルマガ登録」&「LINE友だち追加」ですぐに受け取れます
YouTubeでも教採対策を発信しています! ■金井志津乃のYouTubeチャンネル



