こんにちは、金井志津乃です!

浜松市って倍率が高いイメージがあるんですが、実際どうなんですか? 小学校を受けるか、中学校を受けるかでも迷っていて……。

「浜松市の倍率」でひとくくりにすると見誤ります! 令和9年度採用(2026年夏実施)は全体3.5倍ですが、小学校は2.2倍、中学校保健体育は17.7倍。同じ市の同じ試験でも、区分でまったく別の世界です。数字を分解していきましょう。
この記事では、浜松市立小・中学校教員採用選考試験の倍率を、浜松市教育委員会が公表している資料から集計してお伝えします。数字はすべて公表値、算出した部分は「当ブログ算出」と明記しています。
この記事の根拠
- 浜松市教育委員会「浜松市立小・中学校教員採用選考試験結果」令和6・7・8年度採用の3年分(教科別まで公表されています)
- 令和9年度採用は令和8年8月28日公表の「試験結果」まで反映(志願状況・第1次選考の受験者数/合格者数・第2次選考合格者数・実質倍率)
- 採用予定数・選考の種類は令和8年度実施の試験要項と照合済み
- 静岡県・静岡市は完全に別の試験です。この記事の数字に静岡県・静岡市は含まれません。
- 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
浜松市が「実質倍率」として公表している定義です。第1次選考受験者数には、併願者および第1次選考試験免除者を含みます。※令和6年度採用(令和5年度実施)だけは表の作りが違い、(第1次選考受験者数+併願者数)÷第2次選考合格者数で公表されています。全国比較でよく使われる「志願者÷採用予定数」を使う場合は、そのつど注記します。
- 浜松市は「実施年度」で表記します。「令和9年度実施」=ほかの自治体でいう令和10年度採用(2028年4月採用)です。
- 「令和9年度実施教員採用選考試験において、『教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会』で作成した共通問題を活用して、第一次選考試験(筆記試験)を実施します」
- 第一次選考試験(筆記試験):令和9年5月8日(土曜日)【予備日】令和9年6月12日(土曜日)
- 「※個人面接については、これまで通り本市主体で、全選考枠を対象に令和9年5月9日(日曜日)に実施予定です」
- 対象選考枠:全選考枠(小学校教員、中学校教員、発達支援推進教員、養護教諭)。大学3年生選考を含みます。
- 「詳細は、令和9年度実施教員採用選考試験要項等にてお知らせします。(令和9年2月初旬公表予定)」
出典:浜松市「令和9年度実施教員採用第一次選考試験の共同実施(共通問題)について」(更新日2026年8月18日/公式)。
2026年9月20日時点の公式発表です。令和9年2月に要項が公表された後は、必ず当該年度の実施要項で確認してください。
この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。
令和9年度採用(2026年夏実施)の結果|全体3.5倍・最終合格170人
令和9年度採用の志願者は600人(前年比+23人)、第1次選考受験者599人に対して最終合格者は170人、実質倍率は3.5倍でした(令和8年8月28日公表)。これに加えて、令和10年度採用を目指す大学3年生の志願者が160人いました(特別選考G・Hは令和10年度採用のための選考です)。
| 受験区分 | 採用予定 | 志願者 (前年度比) | 第1次 受験者 (A) | 第1次 合格者 | 一次 通過率 | 最終 合格者 (B) | 実質倍率 (A)÷(B) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 90人程度 | 239人(+29) | 222人 | 176人 | 79% | 103人 | 2.2倍 |
| 中学校・国語 | 中学校計 60人程度 | 23人(−1) | 23人 | 22人 | 96% | 10人 | 2.3倍 |
| 中学校・社会 | 60人(+5) | 56人 | 24人 | 43% | 8人 | 7.0倍 | |
| 中学校・数学 | 20人(−11) | 17人 | 16人 | 94% | 7人 | 2.4倍 | |
| 中学校・理科 | 16人(−5) | 11人 | 11人 | 100% | 9人 | 1.2倍 | |
| 中学校・音楽 | 3人(−9) | 2人 | 2人 | 100% | 0人 | — | |
| 中学校・美術 | 9人(−1) | 9人 | 5人 | 56% | 3人 | 3.0倍 | |
| 中学校・保健体育 | 102人(−4) | 106人 | 26人 | 25% | 6人 | 17.7倍 | |
| 中学校・技術 | 1人(−5) | 2人 | 2人 | 100% | 0人 | — | |
| 中学校・家庭 | 10人(+7) | 10人 | 9人 | 90% | 5人 | 2.0倍 | |
| 中学校・英語 | 37人(−2) | 34人 | 24人 | 71% | 8人 | 4.3倍 | |
| 中学校 計 | 60人程度 | 281人(−26) | 270人 | 141人 | 52% | 56人※ | 4.8倍※ |
| 発達支援推進教員 | 10人程度 | 21人(+3) | 55人 | 36人 | 65% | 7人 | 7.9倍 |
| 養護教諭 | 若干名 | 59人(+17) | 52人 | 22人 | 42% | 4人 | 13.0倍 |
| 合計 | 160人程度 | 600人(+23) | 599人 | 375人 | 63% | 170人 | 3.5倍 |
※出典:浜松市教育委員会「令和8年度実施 浜松市立小・中学校教員採用選考試験志願状況」「同 第1次選考試験 受験者数・合格者数」「令和8年度実施 浜松市立小・中学校教員採用選考試験結果」(令和8年8月28日公表)。
最終合格者数・実質倍率は同「試験結果」の公表値です。受験者数・第1次合格者数には併願者および第1次選考試験免除者を含みます。表は大学4年生以上の数字で、特別選考G・Hで受験した大学3年生は含みません。一次通過率は当ブログ算出(第1次合格者÷第1次受験者)。合計欄の採用予定「160人程度」は、要項の小学校90人程度・中学校計60人程度・発達支援推進教員10人程度(要項の表記。志願状況の表では「若干名」)を当ブログで合算した数で、養護教諭(若干名)は含みません(要項・公表資料に合計の採用予定数の記載はありません)。※中学校計の最終合格者数と実質倍率は公表がないため、当ブログ算出(教科の合計/第1次受験者÷最終合格者)です。音楽・技術は最終合格者が0人のため倍率は算出されていません。※発達支援推進教員は小学校・中学校からの併願者を含むため、志願者数より受験者数が多くなっていると考えられます。
大学3年生の受験(特別選考G・H)は147人が受験、95人が第1次選考に合格
浜松市には大学2年生の時点で出願し、大学3年生で第1次選考試験を受ける制度があります(特別選考G=大学3年生チャレンジ一般選考、特別選考H=大学3年生大学推薦特別選考)。特別選考Gの第1次選考合格者と、特別選考Hで第1次選考のみ合格した人は、翌年度に改めて出願し、第2次選考試験から受験します。特別選考Gは、合格した募集区分以外を翌年度の第一希望にすると一般選考になります(ただし、合格した校種と同じ校種の発達支援推進教員は第一希望にできます)。特別選考Hは、第1次選考に合格すれば当年度の第2次選考試験も受験できます。
| 受験区分 | 志願者 | 第1次受験者 | 第1次合格者 | 通過率 |
|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 74人 | 70人 | 53人 | 76% |
| 中学校 計 | 76人 | 69人 | 40人 | 58% |
| 養護教諭 | 10人 | 8人 | 2人 | 25% |
| 合計 | 160人 | 147人 | 95人 | 65% |
※出典は上と同じ。通過率は当ブログ算出。発達支援推進教員は志願者0人でした。なお「令和8年度実施 試験結果」の注記によると、大学3年生の第2次選考試験は特別選考H(大学被推薦者)のみ実施され、小学校5名・中学校(理科)2名が合格しています。

大学3年生の第1次通過率は65%。大学4年生以上(63%)と近い数字でした(令和9年度採用の1年分の結果です)。「まだ3年生だから」と遠慮しなくてよい目安の一つになりそうです。制度の詳細は特別選考の記事にまとめました。
■ 浜松市の特別選考と一次免除ルート|大学3年生前倒し・大学推薦・現職・講師・加点20点
令和8年度採用(2025年夏実施)の最終結果|教科別の実質倍率
令和8年度採用(2025年夏実施)の結果です。全体の実質倍率は3.7倍、最終合格者は171人でした。
| 受験区分 | 志願者 | 第1次受験者 (A) | 第1次合格者 | 最終合格者 (B) | 実質倍率 (A)÷(B) |
|---|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 210人 | 221人 | 166人 | 102人 | 2.2倍 |
| 中学校・国語 | 24人 | 27人 | 22人 | 9人 | 3.0倍 |
| 中学校・社会 | 55人 | 51人 | 22人 | 7人 | 7.3倍 |
| 中学校・数学 | 31人 | 36人 | 21人 | 8人 | 4.5倍 |
| 中学校・理科 | 21人 | 24人 | 20人 | 8人 | 3.0倍 |
| 中学校・音楽 | 12人 | 14人 | 9人 | 3人 | 4.7倍 |
| 中学校・美術 | 10人 | 10人 | 7人 | 3人 | 3.3倍 |
| 中学校・保健体育 | 106人 | 110人 | 24人 | 6人 | 18.3倍 |
| 中学校・技術 | 6人 | 6人 | 6人 | 3人 | 2.0倍 |
| 中学校・家庭 | 3人 | 3人 | 2人 | 2人 | 1.5倍 |
| 中学校・英語 | 39人 | 41人 | 22人 | 8人 | 5.1倍 |
| 発達支援推進教員 | 18人 | 44人 | 25人 | 8人 | 5.5倍 |
| 養護教諭 | 42人 | 40人 | 24人 | 4人 | 10.0倍 |
| 合計 | 577人 | 627人 | 370人 | 171人 | 3.7倍 |
※出典:浜松市教育委員会「令和8年度採用(令和7年度実施)浜松市小・中学校教員採用選考試験結果」。
第1次選考受験者数・第1次選考合格者数には併願者および第1次選考試験免除者を含みます。実質倍率は教育委員会の公表値です。
同じ試験なのに、家庭1.5倍と保健体育18.3倍で12倍以上の開きがあります。中学校で複数免許を持っている方は、どの教科で出願するかが有力な戦略の一つになりそうです。ただし家庭は第1次受験者3人・最終合格2人の少数区分で、1年分の数字だけでは判断できません。
4年間の推移|倍率は4.5倍→3.5倍へ、下がってきました
| 採用年度 | 志願者 | 第1次受験者 | 第1次合格者 | 最終合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度採用 (2023年夏実施) | — | 606人 +併願88人 | — | 155人 | 4.5倍 |
| 令和7年度採用 (2024年夏実施) | 690人 | 724人 | 435人 | 175人 | 4.1倍 |
| 令和8年度採用 (2025年夏実施) | 577人 | 627人 | 370人 | 171人 | 3.7倍 |
| 令和9年度採用 (2026年夏実施) | 600人 | 599人 | 375人 | 170人 | 3.5倍 |
※出典:浜松市教育委員会の各年度「教員採用選考試験結果」「志願状況」「第1次選考試験 受験者数・合格者数」。
令和6年度採用は表の作りが異なり、確認した試験結果資料には志願者数・第1次合格者数の記載がありません(実質倍率は「(第1次受験者+併願者)÷第2次合格者」)。令和9年度採用の第1次受験者数は大学4年生以上の数字で、大学3年生147人は含みません。令和4・5年度採用の資料は当ブログで未収集のため、推移は4年分です。
校種別・教科別の実質倍率(令和6年度〜9年度採用)
| 受験区分 | 令和6年度採用 | 令和7年度採用 | 令和8年度採用 | 令和9年度採用 |
|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 2.9倍 | 2.3倍 | 2.2倍 | 2.2倍 |
| 中学校・国語 | 4.1倍 | 4.0倍 | 3.0倍 | 2.3倍 |
| 中学校・社会 | 10.3倍 | 7.4倍 | 7.3倍 | 7.0倍 |
| 中学校・数学 | 5.1倍 | 5.6倍 | 4.5倍 | 2.4倍 |
| 中学校・理科 | 4.1倍 | 3.9倍 | 3.0倍 | 1.2倍 |
| 中学校・音楽 | 5.7倍 | 4.0倍 | 4.7倍 | 採用0人 |
| 中学校・美術 | 採用0人 | 1.5倍 | 3.3倍 | 3.0倍 |
| 中学校・保健体育 | 15.0倍 | 23.2倍 | 18.3倍 | 17.7倍 |
| 中学校・技術 | 2.0倍 | 1.3倍 | 2.0倍 | 採用0人 |
| 中学校・家庭 | 2.3倍 | 3.0倍 | 1.5倍 | 2.0倍 |
| 中学校・英語 | 3.3倍 | 5.3倍 | 5.1倍 | 4.3倍 |
| 発達支援推進教員 | 6.8倍 | 19.0倍 | 5.5倍 | 7.9倍 |
| 養護教諭 | 14.3倍 | 13.0倍 | 10.0倍 | 13.0倍 |
| 全体 | 4.5倍 | 4.1倍 | 3.7倍 | 3.5倍 |
※すべて浜松市教育委員会の公表値(実質倍率)。令和6年度採用の美術、令和9年度採用の音楽・技術は第2次選考合格者が0人だったため倍率が算出されていません。令和9年度採用は令和8年8月28日公表の「令和8年度実施 浜松市立小・中学校教員採用選考試験結果」より。
区分ごとの読み解き
- 小学校:4年連続で2倍台。2.9倍→2.3倍→2.2倍→2.2倍。令和9年度採用の採用予定は90人程度で、最終合格は令和8・9年度採用ともに100人強(102人・103人)でした。令和9年度採用は志願者が29人増えたものの、倍率は前年と同じ2.2倍でした。第1次選考の通過率は79%で、最終合格は103人でした。令和9年度採用の数字では、二次で絞られる割合が大きい区分です。
- 中学校保健体育:掲載した4年分はいずれも公表倍率が15.0倍以上。令和9年度採用は志願102人、第1次受験106人に対して第1次合格26人(通過率約25%)、最終合格6人で17.7倍。令和9年度採用の数字では、一次の通過率がもっとも低い区分(25%)でした。一次から厳しい勝負になる年があります。
- 中学校社会:7倍台で高止まり。7.4倍→7.3倍→7.0倍。令和9年度採用は志願者が+5人、一次通過率43%、最終合格8人でした。
- 中学校の技術・家庭・美術:志願者が1桁の年もある少数区分。倍率は1.3〜3.3倍で推移しますが、採用が0〜5人と少ないため年によって大きく振れます。令和9年度採用は技術の志願者が1人まで減り、音楽とあわせて最終合格者が0人でした(採用がなかった年は倍率も算出されません)。
- 発達支援推進教員:年による振れが最も大きい。6.8倍→19.0倍→5.5倍→7.9倍。受験者数には小学校・中学校からの併願者も含まれます。倍率は受験者数と最終合格者数の両方で変わります(令和9年度採用は志願21人に対し受験55人、最終合格7人)。
- 養護教諭:14.3倍→13.0倍→10.0倍→13.0倍と、4年続けて2桁。令和8・9年度採用の最終合格は4人でした。採用予定は「若干名」で、狭き門です。令和9年度採用は志願者が+17人と増え、倍率も13.0倍に戻りました。
二次倍率|第1次に受かったあと、何人に1人が残るのか
浜松市は第1次合格者数を公表しています(令和7年度採用以降の資料で確認できました)。そこから「第1次合格者÷最終合格者」を出すと、二次でどれくらい絞られるかが見えます。
| 採用年度 | 第1次合格者 | 最終合格者 | 第1次合格者÷最終合格者 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度採用 | 435人 | 175人 | 2.5倍 |
| 令和8年度採用 | 370人 | 171人 | 2.2倍 |
| 令和9年度採用 | 375人 | 170人 | 2.2倍 |
※当ブログ算出。第1次合格者には第1次選考試験免除者・併願者を含むため、第2次選考の実際の受験者数とは一致しません。参考までに、第2次選考の受験者数が公表されていた令和6年度採用は二次受験328人→合格155人=2.1倍でした。
令和7〜9年度採用の3年分では、第1次に受かった人の2人に1人弱が最終合格しています。小学校の令和9年度採用は一次通過率79%で、第2次選考で絞られる割合が大きいと言えます。令和9年度採用の要項では、第2次選考の配点は「学校教育に関するレポート10点+個人面接45点+『授業』に関する面接45点」(養護教諭は『保健』に関する面接)です。音楽・美術・保健体育・技術・家庭・英語は実技試験もあります(免除対象者を除く)。実技の点数が一定の水準に達した方のみが対象となり、適性検査も実施されます。ここに時間を使うことは、合格に近づく有力な投資の一つだと私は考えています。
■ 浜松市の個人面接|受験者3名の実録と出題傾向(一次から面接100点・二次は場面指導つき)
■ 浜松市の「学校教育に関するレポート」|過去4年の出題テーマと50分の書き方
倍率との付き合い方|「今年は高い」と感じたときに
倍率の話をすると、「今年は志願者が増えたから無理かも」と不安になる方も多いと思います。

私は、こう考えるようにしています。倍率が例年より高いときこそ「これで合格したらすごいな」と考える。自分の力で変えられないことに気持ちを持っていかれるのが、いちばんもったいないんです。倍率は自分の力ではどうしようもないところです。一番信じられるのは、自分の努力です。
それに、浜松市の数字を見ればわかるとおり、「全体3.5倍」はあなたの倍率ではありません。あなたが受ける区分の数字、しかも一次と二次で分けた数字を見る。そこまで分解すると、やるべきことがはっきりします。
よくある質問
Q. 令和9年度採用の最終結果はいつ公表されましたか?
A. 令和8年8月28日(金)にマイページで通知され、あわせて浜松市教育委員会から「令和8年度実施 浜松市立小・中学校教員採用選考試験結果」が公表されました(第1次選考の結果は、要項では6月19日(金)正午発表予定とされていました)。この記事はその最終結果を反映済みです。
Q. 「志願者÷採用予定数」で見るとどうなりますか?
A. 令和9年度採用は、小学校が239人÷90人程度で約2.7倍、中学校計が281人÷60人程度で約4.7倍、発達支援推進教員が21人÷10人程度(要項の表記。志願状況の表では「若干名」)で約2.1倍です(養護教諭は採用予定が「若干名」のため算出できません)。全国の自治体と横に並べて比べたいときは、この定義が便利です(当ブログ算出)。
Q. 「第1次選考試験免除者を含む」とはどういう意味ですか?
A. 令和9年度採用の要項では、前年度補欠者(特別選考A)、大学等推薦(特別選考C)は、第1次選考の試験項目が「なし」とされるルートです(特別選考Cは要項に免除の明記があります)。これらの方は試験を受けずに第1次選考を通過するため、公表されている「第1次受験者数」「第1次合格者数」に含まれています。なお、他都市現職教諭(特別選考B-ア)は筆記試験が免除され、第1次選考の個人面接を受験します。一次通過率が高めに出る一因と考えられます。詳しくは特別選考の記事へ。
Q. 補欠になったら、どうなりますか?
A. 要項には補欠者の名簿登載期間の記載があります。ただし、日付の読み方が分かりにくい部分があるため、期間は要項で確認してください。また、令和8年度実施の要項では、令和7年度実施試験の補欠者が、同じ募集区分(校種・教科等)を第一希望として受験する場合、特別選考Aで第1次選考の全試験項目が「なし」とされています(要項の表)。令和9年度実施試験での取扱いは、その年度の要項で確認してください。補欠は「不合格」ではなく「次につながる位置」だと考えてください。
Q. 静岡県・静岡市の倍率は含まれていますか?
A. 含まれていません。浜松市は政令指定都市として単独で採用選考を実施しており、静岡県・静岡市とはまったく別の試験・別の要項です。静岡県の倍率は別記事にまとめています。
Q. 倍率が低い区分は「受かりやすい」と考えていいですか?
A. 倍率が低い=合格ラインが低い、ではありません。特に中学校の技術・家庭のような少数区分は、採用が0〜5人なので、その年に強い受験者が集まれば一気に厳しくなります。倍率は「どれくらいの人と競うか」を知る目安であって、準備の質を下げていい理由にはならない——ここは正直にお伝えしておきます。
この記事は受験者の皆さんの報告で育ちます
浜松市の受験者報告は令和8年10月時点で3名分です。倍率という「外から見える数字」だけでは、実際の手ごたえは分かりません。受験された方の報告が、次の受験生を助けます。受験報告はこちらから(2〜3分・匿名OK・お礼の特典PDFあり)。
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