こんにちは、金井志津乃です!

静岡市って、政令市だから倍率が高いんじゃないかと不安で……。小学校と中学校でも違うんでしょうか?

全体で見ると3倍台で6年間ずっと安定しています。でも中身はまったく違って、小学校は2倍台、養護教員は7.5〜12.7倍(令和4年度〜8年度採用)。しかも静岡市は「一次で絞って、二次でもう一度半分にする」構造なんです。数字を分解していきましょう!
この記事では、静岡市教員採用選考試験の倍率を、静岡市教育委員会が公表している資料6年分(令和4年度〜9年度採用)から集計してお伝えします。令和9年度採用は令和8年8月7日に最終結果まで公表済みです。
この記事の根拠
- 静岡市教育委員会「静岡市教員採用選考試験結果」令和4年度〜8年度採用の5年分(教科別まで公表されています)
- 令和9年度採用は「志願状況」「第1次選考試験 合格者の決定について」「第2次選考試験 合格者の決定について」の3資料から
- 採用予定数・選考枠・結果発表日は令和9年度静岡市教員採用選考試験要項と照合済み
- 静岡県・浜松市は完全に別の試験です。この記事の数字に静岡県・浜松市は含まれません。
- 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
静岡市の公表資料には倍率の列がありません。載っているのは志願者数・1次受験者数・1次合格者数・2次合格者数(2次受験者数は令和8・9年度採用に記載)という実数だけです。そこでこの記事では、次の3つを使い分け、そのつど明記します。
- 実質倍率=第1次受験者数 ÷ 最終合格者数(この記事のメイン。第1次選考の受験者の中で何人に1人が最終合格したか。令和9年度採用の第1次受験者数には、筆記を受けていない特別選考合格者17人を含みます)
- 志願倍率=志願者数 ÷ 最終合格者数(他自治体と横に並べたいとき)
- 二次倍率=第1次合格者数 ÷ 第2次合格者数(特別選考合格者を除く)(一次を通ったあとの関門の重さ)
なお、公表資料の注記に「小学校志願者・1次受験者・2次合格者数には、特別選考合格者◯人を含む」とあります(特別選考=しずおか教師塾卒塾生対象の4月実施の選考)。1次合格者数にはこの人数が入っていませんので、二次倍率を出すときは2次合格者数から特別選考合格者を引いて計算し、そのことを表の下に明記しています。
- 「静岡市では、2027(令和9)年度に実施する令和10年度教員採用選考試験において、『教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会』で作成した共通問題を活用して、第一次選考試験(筆記試験)を実施します」
- 第一次選考試験(筆記):2027年5月8日(土曜日) ※予備日:2027年6月12日(土曜日)
- 面接試験:2027年5月9日(日曜日)(「予備日に筆記試験を実施した場合は、2027年6月13日(日曜日)に面接試験を実施する予定です」)
- 対象には「大学3年生チャレンジ選考(小学校教員、中学校教員)」を含みます
- 「筆記試験以外の日程及び内容など選考試験の詳細は、令和10年度(令和9年度実施)教員採用選考試験要項等でお知らせします。(2027年1月下旬頃公表予定)」
出典:静岡市「令和10年度(令和9年度実施)教員採用第一次選考試験の共同実施(共通問題)」(更新日2026年7月31日/公式)。
2026年9月20日時点の公式発表です。令和10年度採用の要項が公表された後は、必ず当該年度の実施要項で確認してください。
この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。
令和9年度採用(2026年夏実施)の結果|最終合格120人
令和9年度採用は、志願者463人(前年度415人から+48人)。第1次選考の合格者が197人(枠7人を別掲)、そして令和8年8月7日発表の最終合格者が120人でした(当ブログ集計)。
| 教員種別・教科 | 採用予定 | 志願者 | 1次合格 | 最終合格 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小学校教員A・B | 70人程度 | 192人 (B枠17人) | 98人 (枠6人を別掲) | 71人 | 2.7倍 |
| 中学校・国語 | 中学校計 40人程度 | 27人 | 20人 | 11人 | 2.5倍 |
| 中学校・社会 | 42人 | 12人 | 5人 | 8.4倍 | |
| 中学校・数学 | 30人 | 8人 | 3人 | 10.0倍 | |
| 中学校・理科 | 28人 | 12人 | 6人 | 4.7倍 | |
| 中学校・音楽 | 13人 | 4人 | 1人 | 13.0倍 | |
| 中学校・美術 | 5人 | 3人 | 1人 | 5.0倍 | |
| 中学校・保健体育 | 51人 | 12人 | 5人 | 10.2倍 | |
| 中学校・技術 | 3人 | 2人 | 1人 | 3.0倍 | |
| 中学校・家庭 | 2人 | 1人 | 1人 | 2.0倍 | |
| 中学校・英語 | 19人 | 13人 | 11人 | 1.7倍 | |
| 中学校 計 | 220人 (B枠3人) | 87人 (枠1人を別掲) | 45人 | 4.9倍 | |
| 養護教員 | 若干名 | 35人 | 8人 | 3人 | 11.7倍 |
| 栄養教員 | 若干名 | 16人 | 4人 | 1人 | 16.0倍 |
| 合計 | — | 463人 | 197人 (枠7人を別掲) | 120人 | 3.9倍 |
※出典:静岡市教育委員会「令和9年度(令和8年度実施)静岡市教員採用選考試験 志願状況」(令和8年3月30日確定)、「第1次選考試験 合格者の決定について」(令和8年6月8日)、「第2次選考試験 合格者の決定について」(令和8年8月7日)。
最終合格者数は、公表された受験番号一覧を当ブログで数えた数字です(人数の記載がある区分は記載どおり)。1次合格者数は、公表統計表の数字(括弧内の特別支援教育推進枠を除いた主数字)を載せています。小学校の最終合格71人には、4月に別途実施された特別選考試験の合格者17人を含みます。志願倍率は当ブログ算出。令和9年度採用は、公表統計表(令和8年8月7日発表)で1次受験者429人・2次受験者192人が示されています(1次受験者数には特別選考合格者17人を含みます)。本記事の定義による実質倍率は429÷120=約3.6倍です。翌年度採用のための「大学3年生チャレンジ選考」の志願者107人は、上表に含みません。1次合格者は、市の統計表では小学校98人・中学校87人・養護8人・栄養4人の合計197人で、統計表の( )内には特別支援教育推進枠(小学校6人・中学校1人、計7人)が別に示されています。一方、公表された受験番号一覧を数えると、小学校教員A98件+B6件・中学校教員A87件+B1件・養護8件・栄養4件で合計204件です。統計表と一覧で件数の読みが異なるため(197/204)、本記事の表は市の統計表の数字を載せ、一覧の件数を併記しています(静岡市教育委員会「静岡市教員採用選考試験結果」統計表。出典URL: https://www.city.shizuoka.lg.jp/documents/6450/kekka_1.pdf)。

ここ、見逃さないでください。中学校英語は1.7倍、国語2.5倍。一方で数学10.0倍、音楽13.0倍です。同じ静岡市の同じ試験でも、教科でまったく別の世界。複数免許をお持ちの方は、どの教科で出願するかが大きな戦略の一つになると考えられます。
大学3年生チャレンジ選考(新設)は107人が志願、58人が第1次選考に合格
令和9年度採用から新設された「大学3年生チャレンジ選考」は、受験時に4年制大学の3年生(最終学年の前学年)で、令和10年3月31日までに卒業見込みの方が対象です。大学4年生等と同一日・同一問題で受験し、通過すると翌年度の試験で筆記試験が免除されます(同一校種・教科への志願に限る。翌年度の要項を確認のうえ、改めて出願が必要です)。
| 区分 | 志願者 | 第1次選考 合格者 | 合格者÷志願者 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 62人 | 42人 | 68% |
| 中学校 計 | 45人 | 16人 | 36% |
| 合計 | 107人 | 58人 | 54% |
※出典:静岡市教育委員会「令和9年度(令和8年度実施)静岡市教員採用選考試験 志願状況(大学3年生チャレンジ選考)」「令和9年度静岡市教員採用第1次選考試験(大学3年生チャレンジ選考枠)合格者の決定について」。
合格者数は受験番号一覧を当ブログで集計。「合格者÷志願者」は当ブログ算出。中学校の内訳は国語4人・社会3人・数学4人・理科1人・美術1人・保健体育1人・英語2人(音楽・技術・家庭は志願者なしまたは合格者なし)。
令和9年度採用(新設初年度)では小学校は志願者の68%が第1次選考に合格。しかも大学4年生と同じ問題で受けての数字です。「まだ3年生だから」と遠慮しすぎる必要はない数字だと考えられます。制度の詳細は特別選考の記事にまとめました。
■ 静岡市の特別選考と一次免除ルート|教職キャリア・民間企業等経験者・大学3年生チャレンジ・加点制度
6年間の推移|全体は3倍台で安定しています
| 採用年度 | 志願者 | 1次受験者 (A) | 1次合格者 | 最終合格者 (B) | 実質倍率 (A)÷(B) |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和4年度採用 (2021年夏実施) | 447人 | 407人 | 248人 | 133人 | 3.1倍 |
| 令和5年度採用 (2022年夏実施) | 408人 | 376人 | 202人 | 119人 | 3.2倍 |
| 令和6年度採用 (2023年夏実施) | 420人 | 398人 | 196人 | 115人 | 3.5倍 |
| 令和7年度採用 (2024年夏実施) | 429人 | 392人 | 163人 | 119人 | 3.3倍 |
| 令和8年度採用 (2025年夏実施) | 415人 | 377人 | 197人 | 116人 | 3.3倍 |
| 令和9年度採用 (2026年夏実施) | 463人 | 429人 (特別選考合格者17人を含む) | 197人 (枠7人を別掲) | 120人 | 3.6倍 |
※出典:静岡市教育委員会の各年度「静岡市教員採用選考試験結果」および令和9年度採用の志願状況・第1次/第2次選考結果。
実質倍率は当ブログ算出。志願者数・1次受験者数・2次合格者数には特別選考合格者を含みます(令和4年度採用15人・5年度16人・6年度18人・7年度21人・8年度15人・9年度17人)。令和3年度採用以前の資料は当ブログで未収集のため、推移は5年分+令和9年度採用です。
参考までに、志願倍率(志願者÷最終合格者)では令和4年度採用から順に3.4倍→3.4倍→3.7倍→3.6倍→3.6倍→3.9倍。令和9年度採用で少し上がっていますが、これは志願者が48人増えたことが主な要因と考えられ、採用側が絞った結果とは言えません(最終合格は116人→120人と増えています)。
校種別の実質倍率(令和4年度〜8年度採用)
| 教員種別 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 2.2倍 | 2.4倍 | 2.6倍 | 2.4倍 | 2.4倍 |
| 中学校 | 4.1倍 | 3.9倍 | 4.2倍 | 4.1倍 | 4.4倍 |
| 養護教員 | 7.5倍 | 12.7倍 | 12.7倍 | 10.7倍 | 9.0倍 |
| 栄養教員 | 9.0倍 | 6.0倍 | 7.0倍 | 13.0倍 | 募集なし |
| 全体 | 3.1倍 | 3.2倍 | 3.5倍 | 3.3倍 | 3.3倍 |
※実質倍率=第1次受験者数÷最終合格者数(当ブログ算出)。出典は静岡市教育委員会の各年度「静岡市教員採用選考試験結果」。
中学校の教科別 実質倍率(令和6年度〜8年度採用)
| 教科 | 令和6年度採用 | 令和7年度採用 | 令和8年度採用 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 4.3倍 | 3.0倍 | 2.2倍 |
| 社会 | 4.1倍 | 5.8倍 | 7.3倍 |
| 数学 | 3.7倍 | 4.5倍 | 5.5倍 |
| 理科 | 3.8倍 | 4.6倍 | 3.7倍 |
| 音楽 | 5.5倍 | 11.0倍 | 6.0倍 |
| 美術 | 4.0倍 | 1.5倍 | 3.0倍 |
| 保健体育 | 男7.5倍 女4.7倍 | 男5.3倍 女4.5倍 | 8.0倍 |
| 技術 | 3.0倍 | 2.0倍 | 採用0人 |
| 家庭 | 1.0倍 | 1.0倍 | 採用0人 |
| 英語 | 2.6倍 | 1.5倍 | 1.9倍 |
| 中学校 全体 | 4.2倍 | 4.1倍 | 4.4倍 |
※実質倍率=第1次受験者数÷最終合格者数(当ブログ算出)。令和7年度採用までは保健体育を男女別に実施していましたが、令和8年度採用からは「体育」として一本化されています。技術・家庭は令和8年度採用で最終合格者が0人だったため倍率を算出していません。出典は静岡市教育委員会の各年度「静岡市教員採用選考試験結果」。
区分ごとの読み解き
- 小学校:5年連続で2倍台。2.2〜2.6倍で、採用予定も70人程度で安定しています。志願者は令和9年度採用で192人と、大きくは動いていません。「静岡市の小学校を受ける」という判断そのものは、数字の上では比較的堅い選択といえます。
- 中学校:4倍前後で高止まり。ただし全体倍率で見ると本質を見誤ります。中身は教科ごとに1.0倍〜11.0倍(令和6年度〜8年度採用の実質倍率)まで開いています。
- 中学校英語:3年連続で1〜2倍台。2.6倍→1.5倍→1.9倍、令和9年度採用も志願19人に対して最終合格11人(志願倍率1.7倍)。令和9年度採用の中学校では、掲載した志願倍率が最も低い教科です。
- 中学校社会・数学:じわじわ上昇。社会は4.1倍→5.8倍→7.3倍、数学は3.7倍→4.5倍→5.5倍。令和9年度採用の志願倍率も社会8.4倍・数学10.0倍と厳しめです。
- 中学校の音楽・美術・技術・家庭:志願者が1桁の年もある少数区分。採用が0〜2人なので、年によって倍率が大きく振れます。令和8年度採用では技術・家庭が採用0人でした。「倍率が低いから受かりやすい」とは言えない区分です。
- 養護教員:5年間、7〜13倍で推移。7.5倍→12.7倍→12.7倍→10.7倍→9.0倍。採用が3〜4人という狭き門です。
- 栄養教員:募集がない年がある。令和8年度採用は募集そのものがありませんでした。令和9年度採用では16人が志願して1人が合格。要項が出るまで募集の有無が分からない年がある区分なので、要項の公開時期(令和9年度採用は令和8年1月)に合わせて、必ず当該年度の実施要項で確認してください。
- 特別支援教育推進枠(小学校B・中学校B):志願者が増えています。令和8年度採用13人→令和9年度採用20人(+7人)。ただし最終合格は3〜4人で、狭い枠であることは変わりません。
二次倍率|一次を通ったあと、約2人に1人
静岡市は第1次選考の合格者数を、令和4年度〜9年度採用の6年分とも公表しています。ここから「一次を通ったあとの関門の重さ」が計算できます。
| 採用年度 | 1次合格者 (C) | 最終合格者 (特別選考を除く・D) | 二次倍率 (C)÷(D) |
|---|---|---|---|
| 令和4年度採用 | 248人 | 118人 | 2.1倍 |
| 令和5年度採用 | 202人 | 103人 | 2.0倍 |
| 令和6年度採用 | 196人 | 97人 | 2.0倍 |
| 令和7年度採用 | 163人 | 98人 | 1.7倍 |
| 令和8年度採用 | 197人 | 101人 | 2.0倍 |
| 令和9年度採用 | 197人 (受験番号一覧の件数は204) | 103人 | 約1.9倍 (枠を含めると約2.0倍) |
※当ブログ算出。公表資料の注記により、1次合格者数には特別選考(しずおか教師塾卒塾生対象・4月実施)の合格者が含まれていません。そこで比較の前提を揃えるため、最終合格者数からも特別選考合格者を差し引いています。令和8年度採用については第2次選考の受験者数191人も公表されており、191人÷101人=1.9倍でした。
6年間、ほぼ2.0倍で動いていません。つまり静岡市は、第1次選考を通った人のうち、約半分が最終合格する傾向にあります。

ここが静岡市対策のいちばん大事なポイントです。一次を通っても、まだ半分落ちる。しかも二次の配点は集団討議90点+個人面接60点。二次では集団討議と個人面接の計150点に加え、中学校の音楽・美術・保健体育・技術・家庭・英語では実技試験も課されます。令和9年度採用では、一次の発表(6月8日)から二次(要項上は6月27日。台風7号・8号の接近により予備日の6月28日に実施)まで19〜20日しかありませんでした——だから、二次の準備は一次の前から始めるんです。
■ 静岡市の二次試験|内容・日程・出題傾向(集団討議90点+個人面接60点)
■ 静岡市の面接シート(様式2)の書き方|深掘りされる前提で「種」を撒く
倍率との付き合い方|「倍率が高い」と感じたときに
倍率がいつもより高いと、モチベーションが下がってしまう気持ちはよくわかります。私もそうです。令和9年度採用の静岡市も、志願者が48人増えました。

私自身も、倍率が高いと、第一感情としては落ち込むときもあるかと思いますが、意識的に「これで合格したらすごいやん」と前向きに考えるようにしています。倍率は自分の力ではどうしようもないところです。一番信じられるのは、自分の努力です。
それに、静岡市の数字を見ればわかるとおり、「全体3.9倍(志願倍率)」はあなたの倍率ではありません。あなたが受ける区分の数字、しかも一次と二次で分けた数字を見る。そこまで分解すると、やるべきことがはっきりします。
よくある質問
Q. 令和10年度採用の情報はいつ出ますか?
A. 令和9年度採用の静岡市は、要項の公開が令和8年1月、出願(電子申請)が2月6日〜3月13日と、全国的にも早い部類の日程でした。令和10年度採用の日程は、必ず当該年度の実施要項で確認してください。志願状況の確定発表は3月末、第1次選考は5月上旬。年内から動き出す前提で考えてください。令和10年度採用の要項が公開された後は、必ず当該年度の実施要項をご確認ください。
Q. 「採用予定数」に対する倍率はどうなりますか?
A. 令和9年度採用は、小学校が192人÷70人程度で約2.7倍、中学校計が220人÷40人程度で約5.5倍です(養護教員・栄養教員は採用予定が「若干名」のため算出できません)。要項の採用予定数は「現時点における一応の目安であり、変更することがあります」と明記されていますので、あくまで目安として見てください(当ブログ算出)。
Q. 補欠合格の制度はありますか?
A. あります。令和9年度採用の要項には「前年度補欠者を対象とした選考枠」があり、前年度の試験で「補欠」となり採用候補者とならなかった方が対象です(補欠判定を受けた教員種別・中学校は教科に限る)。この枠は教職・一般教養も課題作文も教科専門も免除で、一次は個人面接試験のみ。補欠は「不合格」ではなく「次につながる位置」です。詳しくは特別選考の記事へ。
Q. 静岡県・浜松市の倍率は含まれていますか?
A. 含まれていません。静岡市は政令指定都市として単独で採用選考を実施しており、静岡県・浜松市とはまったく別の試験・別の要項です。なお令和9年度採用の静岡市の第1次選考は令和8年5月9日(土)・10日(日)でした。静岡県・浜松市の日程は、それぞれの実施要項でご確認ください。それぞれの倍率は別記事にまとめています。
■ 静岡県の倍率|令和9年度採用の最終結果と6年間の推移
■ 浜松市の倍率|令和9年度採用の最終結果と4年間の推移(校種別・教科別)
Q. 任期付職員(教員)とは何ですか?
A. 静岡市の採用選考試験は任期付職員(教員)採用選考を兼ねています。第2次選考を受験して新規採用候補者にならなかった方の中から、試験結果をもとに任期付職員の選考が行われます(任用期間は3年以内、育児休業等の代替として正規職員と同様の職務に従事)。令和9年度採用の要項では、電子申請の際に「希望する」を選んでおかないと選考の対象外とされています。出願時に、当該年度の実施要項で必ず確認してください。
Q. 倍率が低い区分は「受かりやすい」と考えていいですか?
A. 倍率が低い=合格ラインが低い、ではありません。静岡市の中学校技術・家庭のように採用が0〜2人の区分は、その年に強い受験者が集まれば一気に厳しくなりますし、そもそも採用0人の年もあります。倍率は「どれくらいの人と競うか」を知る目安であって、準備の質を下げていい理由にはならない——ここは正直にお伝えしておきます。
この記事は受験者の皆さんの報告で育ちます
静岡市は、公表資料がとても丁寧な自治体です。教科別の数字まで5年分そろっているのは、静岡市の公表資料の特色です。それでも、2026年10月時点で、受験者報告は届いていません。
倍率という「外から見える数字」だけでは、集団討議が何人グループだったのか、面接で何を聞かれたのかは分かりません。静岡市を受験された方の報告が、次の受験生を助けます。受験報告はこちらから(2〜3分・匿名OK・お礼の特典PDFあり)。
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