こんにちは、金井志津乃です!

千葉県って特例選考も特別選考も種類が多すぎて、自分がどれで受けられるのか分からないんです……。講師をしているんですが、AとBとCがあるって聞いて余計に混乱してしまって。

分かります! 千葉県は教職経験者特例選考が8種類、特別選考が9種類(ちばスペシャリストⅠ・Ⅱを1つと数えた場合)、さらに選考枠が5種類。実施要項を読むだけで一苦労ですよね。この記事で「自分はどのルートか」「そのルートで何が免除されるか」を一気に整理しますよ!
この記事では、千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考の特例選考・特別選考・選考枠・加点制度について、令和9年度採用の実施要項をもとに整理します。どのルートで、第1次選考の何が免除されるのか——ここが一番大事なところです。
この記事の根拠
- 受験区分・要件・免除の内容・加点は、すべて令和9年度(同8年度実施)実施要項から。数字は千葉県教育委員会・千葉市教育委員会の公表資料から。
- 千葉県は選考種別ごとの受験者数・合格者数を公表していないため、この記事ではルート別の合格率は出していません(推定値は使いません)
- 千葉県・千葉市の全体倍率・校種別の推移は →千葉県・千葉市の倍率|令和9年度採用の志願状況・最終結果と5年間の推移
- 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。
まず全体像|千葉県の選考は「受験区分」+「選考枠」の二階建て
千葉県・千葉市の選考は、次の構造になっています。ここを最初に押さえてください。
- 受験区分(一般選考/教職経験者特例選考/特別選考)から1つだけ選ぶ。複数の選考に同時に出願することはできません。
- さらに該当する選考枠(障害者特別枠・小学校英語教育推進枠・複数教科枠・新卒専願枠・千葉県地域枠)があれば、その枠でも選考を受けられる
- 選考枠はまずその枠の中で選考し、枠で採用候補者にならなかった場合は各受験区分の中でさらに選考されます(=二度チャンスがある)
そして、受験区分によって第1次選考で受ける科目がまったく違います。一般選考は「教職教養・専門教科・集団面接」の3つですが、区分によっては専門教科だけ、集団面接だけ、あるいは第1次選考が全部免除になります。
早見表|あなたはどのルート?(令和9年度採用)
実施要項「受験区分により実施する選考」の一覧を、免除の大きい順に並べ替えました。○=受験する/-=受けないです。
| 受験区分 | 教職教養 60点 | 専門教科 100点 | 小論文 | 集団面接 40点 | 第2次選考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 他県等現職特例選考 | 第1次選考 全部免除 | 個別面接のみ | |||
| 元教諭特例選考B | 第1次選考 全部免除 | 個別面接のみ | |||
| 特別臨時的任用教諭特例選考 | 第1次選考 全部免除 | 個別面接のみ | |||
| 千の葉の先生養成塾生特別選考 | 第1次選考 全部免除 | 個別面接+適性検査 | |||
| 講師等特例選考B | 第1次選考 全部免除 | 通常(個別面接・模擬授業・適性検査・実技) | |||
| ちばスペシャリスト特別選考Ⅱ(水産) | 第1次選考 全部免除 | 通常 | |||
| 大学推薦特別選考 | - | - | - | ○ | 通常 |
| 元教諭特例選考A | - | - | - | ○ | 通常 |
| 講師等特例選考C | - | - | - | ○ | 通常 |
| 幼稚園教諭特別選考A | - | - | - | ○ | 通常(模擬授業は低学年想定) |
| ちば夢チャレンジ特別選考〔令和7年度実施〕通過者 | - | - | - | ○ | 通常 |
| 講師等特例選考A | - | ○ | - | - | 通常 |
| 本県現職実習助手等特例選考 | - | ○ | - | - | 通常 |
| 教職大学院特別選考 | - | ○ | - | - | 通常 |
| 社会人特別選考 | - | ○ | - | - | 模擬授業ではなくプレゼンテーション |
| 養護教諭特別選考 | - | - | ○ | - | 通常 |
| ちばスペシャリスト特別選考Ⅰ | - | - | ○ | - | 通常 |
| 幼稚園教諭特別選考B | ○ | ○ | - | - | 通常(模擬授業は低学年想定) |
| ちば夢チャレンジ特別選考 | ○ | ○ | - | - | 第2次選考なし(通過者となる) |
| 一般選考 | ○ | ○ | - | ○ | 通常 |
| 障害者特別枠 | 原則として、志願する受験区分の選考の内容と同様 | 同左 | |||
※出典:令和9年度採用 実施要項「6 第1次選考(2)受験区分により実施する選考」「7 第2次選考(2)選考内容」、千葉県教育委員会「令和9年度 選考方針について」(表頭の配点)
「通常」の第2次選考は個別面接・模擬授業・適性検査・実技検査(実技は対象教科のみ)です。
制度は年度で変わるため、出願前に必ずその年の実施要項を確認してください。

ここで注目してほしいのは「他県等現職」「元教諭B」「特別臨時的任用教諭」の3つは、第2次選考も個別面接だけという点です。筆記も模擬授業もなく、試験は面接1本(提出書類も選考資料とされています)。免除が多いぶん、面接(受験者報告では30分)に全部が乗ります。「免除されて楽になった」ではなく「面接に全部を賭ける準備ができる」と捉えてください。
ちば夢チャレンジ特別選考|志願1,685人・通過1,015人
千葉県で最も規模の大きい特別選考です。令和9年度採用では1,685人が志願し、1,015人が通過しました。志願者総数5,948人の約28%がこのルートです。
| 対象 | 翌年度(令和10年度採用)の選考を一般選考で受験する予定の希望者。学生・新卒者・既卒者を問いません。昭和41年4月2日以降に生まれた者で、志願に必要な普通免許状を令和10年3月31日までに取得または取得見込みであること。 |
| 受ける科目 | 第1次選考の「教職教養」と「専門教科」のみ。集団面接はなく、第2次選考もありません。面接カード・自己申告票の提出も不要(写真は受験票用の1枚だけ)。 |
| 通過すると | 「ちば夢チャレンジ特別選考(令和8年度実施)通過者」となり、翌年度(令和10年度採用)の一般選考で第1次選考は「集団面接」のみになる予定です(要項では予定・変更の可能性ありとされています) |
| 有効期間 | 翌年度1回限り(持ち越し不可)。他の受験区分には適用されません。 |
| 注意点 | 通過してもその年度の採用候補者名簿には登載されません(=その年に採用されるわけではありません) |
| 令和9年度採用の実績 | 志願1,685人(小学校550・中学校/中高共通947・高等学校28・特別支援教育54・養護教諭106)→ 通過1,015人(通過率60.2%) |
| 申請方法 | 電子申請の入り口が他の学校種と別(「ちば夢チャレンジ特別選考」から申請)。間違えると修正できない場合があるので要注意。 |
※出典:令和9年度採用 実施要項「3 出願資格<ちば夢チャレンジ特別選考>」「<ちば夢チャレンジ特別選考について>」、千葉県「令和9年度公立学校教員採用候補者選考の志願状況について」(2026年6月10日)、「令和9年度 1次合格者(ちば夢チャレンジ特別選考)」
第1次選考で「集団面接」を行う予定とされていますが、変更されることもあると要項に明記されています。

私自身、大学2回生のときに「学校の先生になる」と腹を決めて、そこから模擬授業と面接の練習を始めました。なりたいと思ったら、なりたいと思った時からなるための行動を始める。これが私の考えです。ちば夢チャレンジは、通過しなかった場合でも、翌年に一般選考を受けること自体は妨げられないと考えられる制度です(令和9年度採用の要項では、通過しなかった場合の扱いの記載を確認できていません)。使うかどうかは、要項を確認して決めてください。
そして通過した方に気をつけてほしいのは、翌年の一次は「集団面接だけ」になるということ。令和9年度採用の要項(2026年10月時点)では、令和10年度採用の第1次選考で集団面接を行う予定とされています。変更されることもあるため、配点を含め、その年度の実施要項・選考方針で確認してください。千葉県の集団面接は、確認できた範囲では、テーマが「求める教員像」「教員等育成指標」「教育振興基本計画」に関わる年が過去5年のうち4年あったので、通過した1年間で読み込んでおくことをおすすめします。
■ 千葉県・千葉市の面接|実録3年分・受験者16名の質問と5年間の出題傾向
教職経験者特例選考|講師・現職・元教諭の8ルート
学校現場で働きながら、あるいは働いた経験をもって受験する方のためのルートです。要件がかなり細かいので、自分がどれに当てはまるか、この表で当たりをつけてから要項の原文を確認してください。
| 区分 | 主な要件(令和9年度採用) | 第1次選考 |
|---|---|---|
| 講師等A | ①千葉県内の公立学校で県・市が任命する臨時的任用または会計年度任用職員・任期付職員として、令和7年度の勤務実績または令和8年5月1日現在で週20時間以上(または週12単位時間以上)勤務 ②「過去3年度(令和5年度〜7年度)に臨時的任用の講師・養護教諭等として通算12か月以上」または「該当する実務を合算して通算18か月以上」 | 専門教科のみ |
| 講師等B | ①令和8年度採用(同7年度実施)の第1次選考を、本年度と同校種・教科で受験して合格し、第2次選考を受験した ②令和8年5月1日現在、千葉県内の公立学校で、千葉県・千葉市が任命する臨時的任用の講師等・養護教諭、会計年度任用職員・非常勤講師・任期付職員(県内市町村教育委員会が任命するもので県教育委員会が指定する者を含む)として、週20時間以上又は週12単位時間以上勤務 *令和8年度採用選考を、特別臨時的任用教諭特例・大学推薦特別選考・元教諭特例選考Bで受験した者は除く | 全部免除 |
| 講師等C (令和9年度採用で新設) | ①令和8年度採用(同7年度実施)において、ちば夢チャレンジ特別選考(令和6年度実施)通過者として第1次選考を受験 ②令和8年5月1日現在、千葉県内の公立学校で千葉県・千葉市が任命する臨時的任用の講師等・養護教諭又は会計年度任用職員・非常勤の講師・任期付職員として、週20時間以上(又は週12単位時間以上)勤務 | 集団面接のみ |
| 他県等現職 | ①他県等の国公立学校の主幹教諭・指導教諭・教諭・養護教諭として、令和8年4月1日現在で2年以上の実務経験(任期付以外の正規採用に限る) ②令和8年4月1日現在(秋・冬選考は志願時)、国公立学校(幼稚園を除く)の主幹教諭・指導教諭・教諭又は養護教諭として、任期付以外の正規採用で任用されている(休職・育児休業中を除く) ③他県等の国公立学校において、主幹教諭・指導教諭・教諭又は養護教諭として、任期付以外の正規採用で2年以上の勤務経験のある学校種・教科を志願 | 全部免除 (二次は個別面接のみ) |
| 元教諭A | ①平成24年4月1日以降に退職 ②本県または他都道府県(政令市含む)の国公立学校で主幹教諭・指導教諭・教諭・養護教諭として過去に3年以上の実務経験(任期付以外の正規採用に限る) ③勤務経験のある学校種・教科(養護教諭は養護教諭の選考)を志願 | 集団面接のみ |
| 元教諭B | ①元教諭特例選考Aの要件を満たす ②志願時に本県臨時的任用講師等をしており、志願時点で連続12か月以上勤務 | 全部免除 (二次は個別面接のみ) |
| 本県現職実習助手等 | ①千葉県の公立学校の正規(任期付以外)の実習助手または寄宿舎指導員として令和9年3月31日現在で3年以上の実務経験 ②令和8年4月1日現在、その職に任用されている | 専門教科のみ |
| 特別臨時的任用教諭 | ①令和7年度または令和8年度の選考で「特別臨時的任用教諭」として結果通知され、名簿に登載されている ②令和8年5月1日現在、当該学校種・教科で臨時的任用教諭として任用されている ③当該学校種・教科(養護教諭は養護教諭の選考)を志願 *中高共通の場合、任用されている校種のみの希望となります。 | 全部免除 (二次は個別面接のみ) |
※出典:令和9年度採用 実施要項「(2)受験区分と要件」「5 志願手続きについて」、千葉県教育委員会「【秋選考】提出書類について」
実務経験年数は「その月に1日でも勤務していれば1か月」とカウントしますが、教育職員免許状に係る「実務年数」とは算出方法が異なります。
休職・育児休業等の無給期間を含めない取扱いは、要項の注記※8が付く区分の要件に適用されます(講師等Aなど、付かない区分もあります)。他校種への併願ができない区分があります(他県等現職・元教諭A・特別臨時的任用教諭など。要項の注記※9)。ご自身の区分は要項で確認してください。夏実施の選考では、いずれのルートも、経験を証明する書類(教職経験調書・教職を証明する書類・勤務状況調書など。区分により異なり、元教諭特例選考A・特別臨時的任用教諭特例選考は勤務状況調書が不要)を令和8年5月11日(当日消印有効)までに簡易書留で郵送する必要があります。他県等現職・元教諭Bの秋選考(令和8年10月3日実施)の提出期限は令和8年9月14日(当日消印有効)とされていました(県の「【秋選考】提出書類について」より)。冬選考(令和9年1月8日予定)の期限は、県の公式案内で確認してください。
千葉県の「もう一年」を支える2つのルート
千葉県の制度設計で私が「よくできている」と思うのが、この2つです。
- 講師等特例選考B——前年度の選考(令和9年度採用の場合は令和8年度採用=令和7年度実施)で一次に受かって二次まで進んだ人が、県内の公立学校で講師等(週20時間以上、または週12単位時間以上)として任用されていて、同じ校種・教科で志願すれば、翌年は第1次選考が全部免除。二次に一度到達した経験と、その1年の現場経験を、そのまま次の年に持ち越せます。しかも令和9年度採用から「令和7年度実施で受験した校種・教科以外で任用されている場合も可」に要件が緩和されました。
- 特別臨時的任用教諭特例選考——実施要項には「第2次選考不合格者の中から、成績が上位の者を『特別臨時的任用教諭』候補者名簿に登載します」と明記されています。この名簿に載り、翌年その校種・教科で臨時的任用教諭として働いていれば、第1次選考は全部免除、第2次選考は個別面接のみ。二次で惜しかった人のための「再挑戦ルート」です。

だから千葉県で二次まで進んだ方には、結果が出るまでの間に「受験した年の面接で何を聞かれたか」を全部書き出しておいてほしいんです。翌年、講師等Bや特別臨時的任用教諭特例で受けるなら、面接だけ、あるいは二次だけの勝負になります。その記録がそのまま、次の年の役に立つ教材になります。
講師として受ける方へ|3つの強みを言語化する
講師の強みは3つあると私は考えています。「クオリティ」「信用」「フレッシュさ」。現場で課題意識を持って授業や生徒指導をやってきた実践(クオリティ)、実際に働いてきた積み重ね(信用)、そして現実を見ても初心を忘れていないこと(フレッシュさ)。この3つが面接で伝わる講師は強いです。
そして「実績」は、賞や研究発表のような大それたものでなくて構いません。4月にはこうだった子が、こう関わったらこう変わった。その実体験で語れる実績を持っている人は強いです。千葉県の個別面接では「講師経験の中で大変だったことは何ですか」「学校で勤めていて、素晴らしいと思った教員はいますか/逆に、これはどうかと思う指導はありましたか」と、現場での見え方を突いてくる質問が実際に出ています。
ただし気をつけてほしいことがあります。講師経験者は「現場経験を経て、どれだけ腕を上げてきたか」を見られているのではないか——私はそう思っています。だからこそ、経験の長さではなく「その経験から何を学び、どう変わったか」を語れるように準備してください。
他県の正規教員から千葉県へ|「秋選考」「冬選考」があります
他県等現職特例選考・元教諭特例選考Bには、次のように受験の機会が複数あります。第1次選考が免除され、第2次選考は個別面接のみ。しかも受験日が3回から選べます。
- ① 8月の第2次選考実施日(小学校以外は令和8年8月16日・17日・18日のいずれか指定された1日、小学校は8月22日・23日・24日のいずれか指定された1日。特別臨時的任用教諭特例選考は別区分で、全校種・教科とも8月22日)
- ② 「秋選考」令和8年10月3日(土)(終了)
- ③ 「冬選考」令和9年1月8日(金)(令和9年度採用の要項では予定。2026年10月時点)
※②は終了しています。③での受験を希望する方は、県ホームページや教員採用情報サイト「千の葉の先生になる」内の「ホームルーム」で情報を確認のうえ志願してください。同一年度には一度しか志願できません。
出典:令和9年度採用 実施要項「<他県等現職特例選考・元教諭特例選考Bの『秋選考』『冬選考』について>」
私の実感では、他自治体への再受験は簡単ではありません。管理職は「今求められている授業をブラッシュアップし続けているか」「謙虚で一緒に働きたい人か」を見ているのではないか、と私は考えています。この2つが伝われば「こんな人が他県から来てくれるなんて」と管理職が思ってくれる可能性がある、という話です。千葉県の面接は個別面接1本ですから、ここに全部を注ぎ込めます。
特別選考|9つのルート
| 特別選考 | 対象・主な要件 | 学校種・教科 |
|---|---|---|
| ちば夢チャレンジ | 翌年度の選考を一般選考で受験予定の希望者(学生・新卒・既卒を問わない) | 全学校種・全教科(養護教諭を含む) |
| 大学推薦 | 千葉県教育委員会・千葉市教育委員会の指定する関係大学長により推薦された者(資格要件は大学推薦制度実施要綱による) | 小学校・中学校技術・中高数学・理科・美術(令和9年度採用から追加) |
| 千の葉の先生養成塾生 | 第2期 千葉県・千葉市千の葉の先生養成塾生のうち、第2期前期修了認定証を授与された者 | 小学校 |
| 幼稚園教諭A | 幼稚園教諭免許状を有する、または令和8年度中に取得見込みの者で、令和3年4月1日〜令和8年3月31日の期間に幼稚園等で正規職員として継続して3年以上の実務経験(休職・育児休業等の無給期間は含みません。小学校教諭免許状の有無は問いません) | 小学校 |
| 幼稚園教諭B | 令和9年3月31日までに幼稚園教諭普通免許状を取得見込み(小学校教諭免許状を取得または取得見込みでないことが条件)。合格後最大3年間の採用延期期間が付与される。 | 小学校 |
| 教職大学院 | 教職大学院を令和9年3月31日までに修了見込み、または令和7年4月1日以降に修了した者 | 全学校種・全教科(養護教諭を含む) |
| 社会人 | ①民間企業等経験者:法人格を有する民間企業(学校法人を除く)・官公庁等の正規職員として、令和3年4月1日〜令和8年3月31日の期間で継続して3年以上(企業・職種が変わっても通算可) ②国際貢献活動経験者:JICA海外協力隊・日系社会青年ボランティア・日本人学校等の現地採用・国際交流基金の日本語専門家等として、同5年間で2年以上の派遣実績・実務経験 | 全学校種・全教科(養護教諭を含む) |
| 養護教諭特別 | ①看護師免許を有する ②令和8年4月1日現在で正規採用の看護師として通算3年以上の実務経験(現在勤務していなくても可。保健師・助産師の経験も含む) | 全学校種/若干名 |
| ちばスペシャリストⅠ・Ⅱ | 教育職員免許状の所有の有無に関わらない選考。美術・工芸(令和8年4月1日現在、国際的・全国レベルのコンクール等の上位入賞・指導育成実績、またはその分野で3年以上の社会人経験のいずれか)/家庭(令和8年4月1日現在で、専門調理師資格を有する者、または調理師資格を有し正規採用の調理師として5年以上の実務経験を有する者)/福祉(介護福祉士として3年以上等)/情報(基本情報技術者等の資格+実務3年以上)/看護(看護師・保健師・助産師として3年以上等)/英語(令和9年度採用から追加)/水産(3級以上の海技士として3年以上等)。 | 高等学校/若干名 |
※出典:令和9年度採用 実施要項「③ 特別選考」「(2)受験区分と要件」
募集人員はいずれも当該学校種の募集人員に含まれます(養護教諭特別・ちばスペシャリストは若干名)。
ちばスペシャリスト特別選考(美術・工芸、水産)で普通免許状の取得見込みがない場合は、第2次選考合格後に特別免許状の授与を受けるため千葉県教育委員会に申請する必要があり、申請費用は自己負担です。家庭・福祉・情報・看護・英語の扱いは要項で確認してください。民間企業等の「正規職員」はフルタイム・月給制(年俸制)が条件で、非常勤・日給・時間給は該当しません。保育士・幼稚園・小中高・特別支援学校の教員としての経験は社会人特別選考の対象外です。実務経験を要件とする区分の多く(幼稚園教諭A・社会人〈民間企業等経験者〉・養護教諭特別・ちばスペシャリストなど)では、休職・育児休業等の無給期間は実務経験に含まれません(区分ごとの扱いは要項の注記で確認してください)。
社会人特別選考は「模擬授業ではなくプレゼンテーション」
ここは見落とさないでください。社会人特別選考だけ、第2次選考が模擬授業ではなくプレゼンテーションです(配点は模擬授業と同じ100点とされています。令和9年度採用の「選考方針について」より)。内容は第1次選考の結果通知とともに該当者に知らされ、7月下旬〜8月上旬に千葉県教育委員会のホームページにも掲載されます。
○人間性・資質・情熱/社会人としての視点と誠実さを持ち、学校に新たな活力を創出しようとしているか。表情や動きに明るさや温かさがあるか。興味関心を引き出すための工夫をしているか。
○構成力・表現力/課題の意図を把握し、題意に即した分析をしているか。具体的なわかりやすい内容で、表現できているか。語句の用い方、表現は適切か。
○創造力/社会人としての経験や知見を生かし、新たな視点で提案しているか。独断的でなく、社会への適応性を持っているか。
観点を読むと、千葉県が社会人に求めているものがうかがえます。「学校に新たな活力を創出」「社会人としての経験や知見を生かし、新たな視点で提案」——つまり「学校の人と同じことができます」ではなく「学校の人にはできないことを持ってきました」を見せる場です。
私が社会人受験の方におすすめしている準備は2つ。「社会人経験を学校現場でどう生かしたいか」と「なぜ社会人をしていたのに教員を目指すのか」。この2つを面接でバシッと話せるようにしておくと、社会人から教採を受けるときにも合格しやすくなるポイントかなと思います。
私自身、受講生の中で40代・50代で教採に合格する方を数多く見てきました。私が動画でお伝えしているのは、40代・50代の受験者に対して面接官が懸念しやすい3つのポイントです。今求められている教育を謙虚に学んで挑戦する姿勢があるか/年下の同僚と謙虚でフラットな姿勢で働けるか/謙虚な姿勢でチームに貢献しようとしているか——この3点が伝わるかどうかを、私は大切だと考えています。ここが伝われば、豊富な人生経験はそのまま強みになります。令和9年度採用の要項では、出願資格は昭和40年4月2日以降に生まれた者(ちば夢チャレンジは昭和41年4月2日以降)とされています。年齢の条件は年度ごとに変わることがあるため、当該年度の実施要項で確認してください。
選考枠|受験区分とは別に「もう1つの入口」がある
選考枠は、まずその枠の中で選考し、枠で採用候補者にならなかった場合は各受験区分の中でさらに選考されます。つまり該当するなら申請を検討する価値があると言えます(選考内容は志願した教科の受験区分と同じ)。
| 選考枠 | 主な要件 | 対象 | 募集人員 |
|---|---|---|---|
| 小学校英語教育推進枠 | 小学校の免許と①〜③のいずれか ①中高いずれかの英語の免許(令和9年3月31日までの取得見込み可) ②CEFR B1相当以上の資格 ③その他、県・市が②に相当すると認めたもの 一般選考または教職経験者特例選考の志願者が対象 | 小学校 | 60人程度 |
| 千葉県地域枠 | ①千葉県・千葉市で公立学校教員として働くことを強く希望 ②(ア)高等学校段階で教員基礎コース等に関する課程を修了、または(イ)「私大協働」において千葉県の教育課題に取り組み修了(令和9年度採用から追加) | 全学校種・全教科(養護教諭含む) | 40人程度 |
| 複数教科枠 | 中学校の技術・家庭・美術のいずれか1つ+それ以外の中学校教科の免許。中学校のみを希望する者が対象(一般選考または教職経験者特例選考の志願者)。 | 中学校・中高共通で中学校のみを希望する者 | 30人程度 |
| 新卒専願枠 | 令和8年度に大学院・大学・短大を卒業見込みで、次の①、②の両方を満たす者 ①中学校技術・中高共通数学/理科/美術/家庭・高等学校情報のいずれかに志願 ②千葉県・千葉市を第一希望とし、令和9年4月から確実に勤務できると大学が認めた(確認書を提出できる) | 上記の教科 | 数学・理科 各20人程度/技術・家庭・美術・情報 各5人程度 |
| 障害者特別枠 | ①志願する受験区分の要件を満たす ②身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳のいずれかの交付を受けている(志願の際、期限が有効であること)。障害の内容・程度に応じた配慮を実施。 | 全学校種・全教科(養護教諭含む) | 5人程度(令和9年度は志願11人) |
※募集人員はすべて当該学校種の募集人員に含まれます。志願書の記入上の注意では、小学校英語教育推進枠・新卒専願枠・複数教科枠・千葉県地域枠は併願不可とされています(選考枠の表では、新卒専願枠は複数教科枠・千葉県地域枠・大学推薦と、複数教科枠は千葉県地域枠と併願不可。枠ごとの可否は要項で確認してください)。要件を証明する書類が提出期限(令和8年5月11日・当日消印有効)までに提出されない場合、その枠での選考は無効になります。免許状取得見込みで枠に合格したのに免許が取得できなかった場合は、その枠での合格になりません。障害者手帳がない方でも、志願書の「選考での配慮希望の有無」欄に記入して申し出ることができます。配慮の内容は個別に判断されるため、千葉県教育委員会に確認してください。
出典:令和9年度採用 実施要項「(3)選考枠」「13 よくある質問 Q14・Q15」
加点制度|千葉県の加点は「2種類」だけ
千葉県の加点はシンプルです。免許や資格そのものへの加点はなく、2つだけ。どちらも出願の時点で申請しないと後から追加できません。
| 加点 | 対象 | 加点の内容 |
|---|---|---|
| 小学校併願の第1次選考加点 | 小学校以外を志願し、小学校を併願する方(小学校教諭免許状、または中学校教諭免許状の数学・理科・保健体育のいずれかを取得または令和9年3月31日までに取得見込み(ちば夢チャレンジの志願者は令和10年3月31日まで。加点希望で通過し翌年通過者として受験するときは、引き続き併願することが条件))。出願の際に「加点を希望する」を選択。 | 「教職教養」及び「専門教科」を受ける者:第1次選考合計点数に10点加点 |
| 「教職教養」又は「専門教科」のいずれか1つを受ける者:5点加点/「小論文」を受ける者:小論文の評価を1段階繰り上げ | ||
| 教職インターンシップ参加者の優遇措置 | 令和7年度の「ちば!教職たまごプロジェクト」または他県等の令和7年度の同様の教職インターンシップで、①年間20回以上の実践研修に参加②実践研修を全て実施③研修先の学校長と規定の内容について研修開始時と終了時に対話を行った、の3条件を満たし、実施報告書で校長が証明できる方 | 「専門教科」を受ける者:第1次選考合計点数に5点加点(小学校併願で加点を希望する者も含む) |
| 「小論文」を受ける者:小論文の評価を1段階繰り上げ(小学校併願で加点を希望する者は除く) |
※出典:令和9年度採用 実施要項「<小学校併願の第1次選考加点について>」「<『ちば!教職たまごプロジェクト』等の教職インターンシップ参加者の優遇措置について>」
養護教諭で受験する方の医療機関等へのインターンシップは加点対象になりません。
実施報告書等は5月11日までの提出が原則で、期日までに提出がない場合は優遇措置が無効になります(過年度の実施者は年度末に発行された実施報告書の写しを第2次選考時に提出できるとの記載もあるため、要項で確認してください)。小学校免許状を取得見込みで加点を希望した方が免許を取得できなかった場合、合格が取り消される場合があります。

令和9年度採用の「選考方針について」では、一般選考の第1次選考の満点は200点(教職教養60+専門教科100+集団面接40)です。そこに小学校併願で10点、たまごプロジェクトで5点=最大15点が乗ります。合計点の7.5%です。これは大きい。中高共通の数学・理科・保健体育の免許を持っている方は、小学校併願を検討する価値が十分あります。
併願の仕組みも押さえておく
千葉県は併願の制度が整っているのも特徴です。実録でも「小学校を併願していますが、小学校でも大丈夫ですか」「特別支援学級への配属についての確認」と、面接で併願の意思を確かめられています。
| 志願者 | 併願先 | 要件 |
|---|---|---|
| 小学校以外への志願者 | 小学校 | 小学校教諭普通免許状、または中学校教諭普通免許状(数学・理科・保健体育のいずれか)を取得または令和9年3月31日までに取得見込み(ちば夢チャレンジの志願者は令和10年3月31日まで) ※小学校へ採用された場合は専科担当となります |
| 特別支援教育以外への志願者 | 特別支援教育 | ア 特別支援学校教諭普通免許状を取得または取得見込み イ 特別支援学校で臨時的任用講師等の経験がある ウ 特別支援学校で「ちば!教職たまごプロジェクト」の経験がある(大学卒業後1年間有効) エ 特別支援教育に強い関心がある ア〜エのいずれか(複数該当可) |
| 養護教諭への志願者 | 小学校・中学校・高等学校・特別支援教育 | 併願する学校種等・教科に該当する普通免許状を取得または令和9年3月31日までに取得見込み(保健のみの免許状では併願できません) |
※併願先と要件は要項本体の「併願について」の表にもとづきます。要項のよくある質問(Q9)には、併願対象を「小学校、中学校、中高共通、高等学校を志願する方」とする記載もあるため、養護教諭・栄養教諭などの志願者は出願前に要項で確認してください。特別支援教育への併願で「イ〜エ」の要件を使って採用された場合は、採用後、勤務しながら5年以内に特別支援学校教諭の普通免許状を取得する必要があります。千葉県教育委員会が実施している免許法認定講習(無料)を利用して取得できます。
出典:令和9年度採用 実施要項「<併願について>」「13 よくある質問 Q9・Q10」
「エ 特別支援教育に強い関心がある」だけで併願できる——これは千葉県の併願制度の特徴の一つです。免許も経験もなくても、関心があれば特別支援教育を併願できます。特別支援教育は令和9年度採用で志願倍率1.5倍と、志願倍率では最も低い区分でもあります(実質倍率の参考値は小学校1.4倍、特別支援教育1.5倍です)。ただし面接では「なぜ特別支援を志望したのか」「千葉県の特別支援教育について知っていることを教えてください」と、本気度を確かめる質問が実際に出ています。制度があるからという理由だけで併願すると、そこを深掘りされることがあります。
令和9年度採用の主な変更点|7つ
千葉県は令和9年度採用で、実施要項の公表とあわせて変更点を報道発表しました(2026年3月10日付)。令和9年度採用(2026年夏実施)の変更は7つでした。特例選考・特別選考は年度によって変わることがあるので、この記事を読んだ方も必ず当該年度の要項を確認してください。
- 第1次選考における集団面接を実施する区分の縮減——本県現職実習助手等特例選考・講師等特例選考A・ちばスペシャリスト特別選考Ⅰ・幼稚園教諭特別選考B・教職大学院特別選考・社会人特別選考・養護教諭特別選考が、集団面接の実施対象から外れました
- 「講師等特例選考B」の要件変更——変更前は「令和7年度実施において受験した校種・教科以外で任用されている場合は不可」だったのが、変更後は「その場合も可」に
- 「講師等特例選考C」の新設——令和8年度採用(令和7年度実施)の選考で、ちば夢チャレンジ特別選考(令和6年度実施)通過者として第1次選考を受験し、令和8年5月1日現在で県内公立学校の講師等として勤務している方が対象
- 千葉県地域枠の対象拡大——「私大協働」(県内5つの私立大学と県教育委員会が協働して教員を養成する取り組み)で千葉県の教育課題に取り組み修了した者を追加
- 「千の葉の先生養成塾生特別選考」の第2次選考内容変更——変更前「個別面接、模擬授業、適性検査」→ 変更後「個別面接、適性検査」(模擬授業がなくなりました)
- 「大学推薦特別選考」に中高美術を追加
- 「ちばスペシャリスト特別選考Ⅰ」に英語を追加
※出典:千葉県「令和9年度(同8年度実施)公立学校教員採用候補者選考について」(報道資料・令和8年3月10日)

変更点①は見逃せません。集団面接を受けない区分が7つも増えたということは、その区分の方は一次の試験が筆記(または小論文)だけになるということ。逆に、一般選考や大学推薦・元教諭A・講師等Cの方は、集団面接の対策も重要になります。自分の区分で「何が評価されるのか」を正確に知ることが、対策の第一歩です。
まとめ|免除は「入口」、勝負はどのルートでも面接
千葉県は選考種別ごとの合格率を公表していないので、「このルートなら何%受かる」という数字は出せません。でも、選考内容を並べれば、対策の重心ははっきりします。
| あなたのルート | 対策の重心 |
|---|---|
| 他県等現職/元教諭B/特別臨時的任用教諭 | 個別面接(100点)だけ。ここに全部を注ぎ込む。 |
| 千の葉の先生養成塾生 | 個別面接+適性検査。模擬授業なし。 |
| 講師等B/ちばスペシャリストⅡ | 二次の個別面接+模擬授業(各100点)を重点に、適性検査と対象教科の実技検査にも備える |
| 大学推薦/元教諭A/講師等C/幼稚園教諭A/ちば夢チャレンジ通過者 | 一次は集団面接40点だけ。求める教員像の5項目を30秒〜1分で語れるように(受験者報告では1人30秒〜1分の発表という例が多い)。 |
| 講師等A/本県現職実習助手等/教職大学院/社会人 | 一次は専門教科100点だけ。教科の得点力が一次の全部(社会人は二次がプレゼン)。 |
| 養護教諭特別/ちばスペシャリストⅠ | 一次は小論文だけ。5段階評価の1段階が合否の判断に影響する場合がある。 |
| 一般選考 | 教職教養60+専門教科100+集団面接40の3科目すべて(令和9年度採用の選考方針による配点)。そのうえで二次は個別面接100点・模擬授業100点(同)。 |
第2次選考の内容は受験区分で異なります。他県等現職・元教諭B・特別臨時的任用教諭は個別面接のみ、千の葉の先生養成塾生は個別面接と適性検査、社会人特別選考は模擬授業に代えてプレゼンテーションで、それ以外は個別面接と模擬授業が基本です(教科によっては実技検査もあります)。免除で浮いた時間と労力を、そのまま準備に回してください。千葉県で実際に聞かれた質問、模擬授業のテーマ、そして面接官が読み込む「面接カード」の書き方は、それぞれ別記事にまとめています。
■ 千葉県・千葉市の面接|実録3年分・受験者16名の質問と5年間の出題傾向
■ 千葉県・千葉市の模擬授業|実録15件のテーマ・流れ・評価の観点
■ 千葉県・千葉市の面接カードの書き方|面接で深掘りされる欄を実録から逆算
■ 千葉県・千葉市の小論文|過去5年の出題テーマと800字の書き方
よくある質問
Q. 複数の特例・特別選考の要件を満たしています。どれで受けるべき?
A. 実施要項に「一般選考・特例選考・特別選考において複数の出願資格を満たしている場合は、いずれの選考に志願しても差し支えありません。ただし、複数の選考に同時に出願することはできません」と明記されています。判断の目安の1つは「第1次選考で免除される科目が多いほうを選ぶ」こと。ただし、一次が全部免除でも、講師等B・ちばスペシャリストⅡの二次は個別面接だけではありません。区分ごとに二次の科目も確認したうえで、自分がどこで勝負したいかも考えて選んでください。
Q. ちば夢チャレンジ特別選考に落ちたら、翌年不利になりますか?
A. 令和9年度採用の要項には、通過しなかった場合に不利になる旨の記載はありません。通過しなかった場合は、翌年に一般選考として第1次選考から受験することになると考えられます。「今の自分の筆記の実力を、本番の会場で測れる」という意味でも、受ける価値があります。
Q. 大学院に進学する予定です。合格しても採用を待ってもらえますか?
A. 名簿登載の猶予が受けられます。令和8年度に大学院・教職大学院1年生である方、または令和9年4月に進学予定の方で、猶予終了後ただちに千葉県・千葉市の公立学校教員として働くことを強く希望し、修士の学位と専修免許状の取得に1年を要する方は1年間(令和10年4月1日登載)、2年を要する方は2年間(令和11年4月1日登載)。ただし志願書に猶予希望を記入していないと、猶予は認められません(面接カードへの記入については要項で確認してください)。猶予期間中に修士の学位と、第2次選考で合格した学校種・教科等と同一の専修免許状を取得することが条件です。
Q. 幼稚園教諭特別選考Bは、小学校免許がなくても受けられるのですか?
A. はい。令和9年3月31日までに幼稚園教諭普通免許状を取得見込みで、小学校教諭普通免許状を取得していない(取得見込みでもない)ことが条件です。合格すると令和9年4月1日から最大3年間の採用延期期間が付与され、その期間で小学校教諭普通免許状を取得できれば、取得年の翌年度から採用が可能になります。期間中に取得できない場合は採用資格を失います。採用延期期間中に講師として働くことも可能ですが、小学校教諭免許状がない場合は臨時免許状の申請(有料)等の手続きが必要です。
Q. 講師経験が3年未満の場合は?
A. 千葉県の講師等特例選考Aは「通算12か月以上」または「合算して通算18か月以上」が要件なので、3年未満でも対象になる可能性があります。要件は区分ごとに細かく決まっているので、要項で確認してください。ただし「令和7年度の勤務実績、または令和8年5月1日現在で週20時間以上(または週12単位時間以上)勤務」という条件があるので、勤務形態を必ず確認してください。市町村教育委員会が任命する会計年度任用職員等については、特例の対象に該当するか当該市町村教育委員会に照会する必要があります。
Q. 提出書類はどこに送るのですか?
A. 令和9年度採用の要項では、受験区分・学校種等・教科によって提出先が違います。小学校は千葉市教育委員会教育職員課、中高共通の社会・理科は葛南教育事務所、保健体育と栄養教諭は南房総教育事務所……というように、県内の教育事務所に分かれています。大学推薦特別選考・千の葉の先生養成塾生特別選考・幼稚園教諭特別選考・障害者特別枠は、学校種を問わず千葉県教育庁教職員課任用室です。必ず簡易書留で郵送し、封筒(角形2号)の表に受験区分コードと志願区分を朱書します。夏実施の場合、5月6日以降に郵送するときは簡易書留の速達にしてください。なお、一般選考(選考枠なし)は原則として電子申請のみですが、教職インターンシップの優遇措置を希望する場合は、実施報告書等と志願書3枚(両面印刷)の郵送提出が必要です。
この記事は受験者の皆さんの報告で育ちます
特別選考・特例選考で受験された方の「二次で何を聞かれたか」は、次の年に同じルートで受ける受験生にとって何より貴重な情報です。千葉県・千葉市を受験された方は、ぜひ教えてください。ご報告いただいた方には、お礼に「合格発表のあとどうなる?」ガイド(PDF)をお渡ししています。
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