【教員採用試験】東京都の場面指導|実録3年分のテーマ全件と「面接質問系」の答え方

こんにちは、金井志津乃です! 

東京都の二次って「場面指導」って科目があるんですか? 要綱を見ても個人面接としか書いていなくて……でも受験した先輩は「場面指導がたくさん出た」と言っていて、混乱しています。

どちらも正しいんです。東京都に「場面指導」という試験科目はありません。でも個人面接の中で「こういう時どう対応しますか」が次々に出てくる——これがまさに場面指導です。ここで紹介する受験者10名の報告では口頭で答える形式でした。その形式に合わせた対策を紹介しますね。

この記事では、東京都公立学校教員採用候補者選考の場面指導について、受験者10名の報告から実際に出たテーマを年度別に収録し、傾向と答え方の型をまとめます。

この記事の根拠

  • 令和6年度〜8年度採用(2023〜2025年夏実施)の受験者10名の場面指導の報告を年度別・校種別に収録(すべて無料で読めます)
  • 過去5年分(令和4年度〜8年度採用)の東京都の場面指導の出題を独自に集計——確認できた範囲で、全国と比べた東京都の傾向を紹介します
  • 実施形式・評価の観点は令和9年度採用の実施要綱と照合済み
  • 執筆:金井志津乃(高校地歴の教員採用試験に新卒合格・高校教員として6年半勤務・教採スクール「教員の学校」運営・YouTubeチャンネル登録者1.7万人・大学講演・教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験)
お読みいただく前に

この記事は各自治体の実施要項等をもとに記載しています。ただし、日程や制度の変更、こちらの見落としがないとは言い切れません。最後は必ず、各自治体の実施要項をご自身でご確認ください。

目次

場面指導の形式|30秒でわかる基本情報

実施独立した試験科目ではありません。令和9年度採用の実施要綱では、第二次選考は「個人面接」と「実技」(音楽・美術・保健体育・英語などの対象教科のみ)の2つだけです。場面指導は個人面接の中で口頭出題されます。
形式面接質問系——「こういう場合、あなたはどう対応しますか」と問われ、言葉で答える形式。受験者10名の報告のなかに、実演(一斉指導)やロールプレイ(試験官が児童役・保護者役になる)の報告はありませんでした。
時間・面接官受験者からは、個人面接が30〜40分・面接官3人だったという報告があります。後半(面接票→教科→場面指導の順)で場面指導がまとまって出たという報告があります。
問数1人あたり1〜6問。報告のなかには場面指導だけで6問連続という例もありました。
追質問追質問があったという報告があります。「LINEのアドレスを交換してと言われました。どうしますか」に対して3回ほど深掘りされたという報告もあります。
評価の観点個人面接と同じく教職への理解、教科等の指導力、対応力、将来性、心身の健康と人間的な魅力等(実施要綱より)。とくに「対応力」が見られる場面だと考えられます。

※出典:令和8年度東京都公立学校教員採用候補者選考(9年度採用)実施要綱「第2 選考方法」「第4-2 第二次選考」、および令和6年度〜8年度採用の受験者報告

「実演がない」と聞くと楽に感じるかもしれませんが、実は面接質問系のほうが難しい面があります。実演なら態度や表情で伝わることも、口頭では言葉だけで具体像を伝えなければいけないからです。この記事の後半で、そのコツをお話ししますね。

【実録】東京都で実際に出た場面指導のテーマ(3年分)

ここからは、受験者の報告を年度別・校種別に収録します。「→」は面接官からの追質問です。個人が特定される経歴・固有のエピソードに関する記述は省略・一般化しています。

令和8年度採用(2025年夏実施)

特別支援学校 小学部(面接票に基づく質問のあと、まとめて出題)

  • 児童から「ラインのアドレスを交換して」と言われました。どうしますか。(3回ほど深掘りされたとの報告)
  • 「先生の授業内容はうちの子に合ってない」と保護者から言われました。どうしますか。
  • 児童が具合の悪いとき、どうしますか。
  • 児童がケンカをしています。どうしますか。

小・中・高等学校共通 保健体育(面接票/場面指導/その他、の3部構成の中で出題)

  • 生徒に「相談をしたいからLINE交換をしてほしい」と言われて交換し、教員の家で2人きりになった——という事例について、どう思いましたか。→ どこがだめだと思いますか。
  • 「学校や他の先生には言えない相談がある」と言われたら、どう対応しますか。
  • 全く動かない、やる気のない生徒にどう対応しますか。

令和7年度採用(2024年夏実施)

特別支援学校 小学部

  • 「校外で相談したいことがある、LINEを教えてほしい」と言われたらどうしますか。
  • 運動会の担当で、当日、近隣の方から「うるさいので今すぐやめてほしい」と言われたらどうしますか。

中学校・高等学校共通 英語

  • 休み時間に一人でいることが多い生徒を見つけたら、どのように対応しますか。

令和6年度採用(2023年夏実施)

中学校・高等学校共通 英語(面接票に沿った進行の3番目として場面指導が6問連続)

  • あいさつをして良かったことは何ですか。
  • どんな学級経営をしたいですか。
  • いじめられているように見える子が、本人は「いじめられていない」と言っています。どうしますか。
  • 「生徒が道に広がって歩いているから注意したら、うるさいと逆ギレされた」との苦情の電話がありました。どうしますか。→ その後、逆ギレした生徒に校内で会ったらどうしますか。
  • 不登校の生徒が急に学校に来ました。どう対応しますか。
  • 廊下にいて、授業が始まっても教室に入ってこない生徒にどう対応しますか。

小学校全科(面接官3人目が場面指導を担当)

  • 任意の学年を想定して、その発達段階の特徴を教えてください。(場面指導の前置きとして問われたという報告があります)
  • 保護者から「うちの子が仲間外れにされている」と言われたときどうしますか。
  • 保護者から「先生の勉強がわからないと子どもが言っている」と言われたらどうしますか。
  • 地域住民から「下校がうるさい」と言われたらどうしますか。
  • 地域住民から「夜、公園でうるさい」と言われたらどうしますか。

小学校

  • ケガの対応で保護者に連絡しておらず、クレームの電話が来ました。どう対応しますか。

中学校・高等学校共通 国語

  • いじめをつくらないために、どのように指導しますか。
  • 反抗する生徒にどのように対応しますか。
  • 部活の掛け声について、近隣からクレームが来ました。どのように対応しますか。

特別支援学校 中学部・高等部 社会

  • 個別の指導計画で納得いかないと言われたとき、どう対応しますか。
  • 声をかけても反応しない生徒にどう対応しますか。
  • 「運動会の音がうるさいから中止してくれ」と保護者から電話が来ました。どう対応しますか。→ それでも「止めてくれ」と言われたらどうしますか。

特別支援学校 中学部・高等部

  • SNS対応/成績対応/個人計画表対応(テーマのみの報告)

東京都の場面指導の実録は、2026年10月時点で10名分です。受験された方の報告が、このページをさらに育てます。受験報告はこちらから(2〜3分・匿名OK・お礼の特典PDFあり)。

テーマの傾向|東京都の場面指導は「3つの系統」に分かれる

10件の実録と、市販の全国版過去問集5年分(令和4年度〜8年度採用の東京都分)を突き合わせると、東京都のテーマは、大きく3系統に整理できます。

系統実録に出たテーマ準備の軸
① 服務事例(LINE・SNS)児童生徒からLINE・連絡先の交換を求められる/交換して私的なやり取りになり、教員の自宅で2人きりになる/「学校や他の先生には言えない相談がある」/SNS対応令和6〜8年度採用の3年とも報告があります(特別支援学校・小中高共通など)。断る言葉だけでなく「なぜだめか」「組織としてどうするか」まで言語化。
② 保護者・地域からのクレームケガの連絡がなかった/「先生の授業がうちの子に合っていない」/「うちの子が仲間外れにされている」/運動会の音がうるさいから中止してほしい/下校がうるさい/夜、公園でうるさい/部活の掛け声がうるさい/生徒が道に広がって歩いていて注意したら逆ギレされた確認できた範囲では、東京都で全国と比べて目立って多い系統。電話の受け方と、その後の校内対応をセットで。
③ 気になる子への対応いじめられているように見えるが本人は否定/休み時間に一人でいる/不登校の生徒が急に登校/廊下にいて教室に入らない/全く動かない、やる気がない/反抗する/ケンカをしている/具合が悪い/声をかけても反応しない「まず何をするか」の初動+「その後どうするか」の見通し

公刊過去問集5年分の集計でも、確認できた範囲では、東京都は保護者対応の質問が全国と比べて目立って多めです。SNSも全国と比べて多め。一方でいじめ・不登校は全国並みです。つまり東京都で厚く出るのは「学校の外からの声」への対応だ、という傾向が集計でも見えます。

もうひとつ、東京都の特徴があります。確認できた範囲では、追質問がつながる質問が全国と比べて目立って多めです。1問答えて終わりではなく、「では、その後は」「それでもと言われたら」と続くのが前提だと考えてください。

東京都の場面指導は、特別な知識より、目の前の子や保護者にどう関わるかが問われている面が大きそうですね。だからこそ、型を知っておけば対応できますよ。

どんな場面でも押さえる3つのポイント

具体的な対応は、その時の状況や子どもの個性によって変わります。でも、共通して押さえるポイントはあります。私が3つに絞ってお伝えしているのがこちらです。

① 子どものメンツを守る

いま止めるべき行動を止めるとき、見せしめ的に叱らないということです。現場で子どもたちと関係づくりをするとき、私が第一に大切にしてきたのがここでした。関係ができていない段階でも指導しなければいけないタイミングはあります。そのときこそ、その子のメンツを崩さない声かけを心がけてください。

東京都の「廊下にいて授業が始まっても入ってこない生徒」「反抗する生徒」——この場面はまさにここが試されています。クラス全員の前で正論を突きつけたら、その子はもっと反発するだけ。まず全体の活動を動かしてから個別に声をかける、席の近くまで行って小さな声で話す、といった配慮が「教育的愛情」として伝わります。

② 事実確認

止めるワンステップの後、どんな経緯だったのか、本当にその子が原因なのか、同席者の話はどうか——まずしっかり事実確認をします。これは対子どもだけでなく、保護者・地域の方・同僚に対しても同じです。

東京都で厚く出る「地域からの苦情電話」はここが勝負どころ。「生徒が道に広がって歩いていて、注意したらうるさいと逆ギレされた」という電話に対して、いきなり「指導します」と答えるのは避けたほうがよいと私は考えています。いつ・どこで・どの方向に歩いていた生徒かを丁寧に聞き取らないと、その後の校内対応ができません。実際、この設問には「その後、その生徒に校内で会ったらどうしますか」という追質問がついていました。事実確認をしていない答えでは、この追質問に答えようがないのです。

③ 生徒理解(2つの意味で)

  • 背景の理解:なぜその子はそうしたのか。抱えているストレス、満たされていない承認欲求、家庭環境、その子自身の考え方の癖——話を聞きながら客観的に把握してあげること。
  • 「今後どうしたいか」の理解:ここで止まってはいけません。たとえば、いじめの被害者から相談を受けたとき、教師が正しい答えを出さなければいけないと考えている人は多いのですが、私はそう考えていません。「あなたから聞いたと相手に伝えるのは嫌だよね」「それなら、私が休み時間に見ていて気づいたという形にするのはどう?」——選択肢を提案して、その子が「それならうまくいきそう」と感じるものを一緒に選ぶ。子ども自身が納得していない対応は、現場でもうまくいきません。

東京都の「面接質問系」で高評価を取るコツ|具体像を持って話す

場面指導には大きく3つの形式があります。①面接質問系(「こういう時どう対応しますか」と聞かれて言葉で答える)、②個別対応系のロールプレイ(試験官が子ども役・保護者役になる)、③一斉指導系の実演(クラス全体に向けて話す)。東京都は、受験者の報告では①の面接質問系です。

この形式ならではのコツは、具体像を持って話すことです。

ロールプレイや実演は、それ自体が具体的です。でも面接質問系では、実際にやってみせることができません。とはいえ具体的なイメージが湧きにくいと、面接官はあなたの話に実現可能性を感じにくくなる場合があります。実現可能性を感じにくいということは、説得力を感じにくいことにつながります。だからこそ、私たち受験者が具体像を頭に浮かべながら、ポイントを押さえて言語化することが大切なのです。

実際の東京都の設問を例に、当ブログの作例で比べてみましょう。「ケガの対応で保護者に連絡しておらず、クレームの電話が来ました。どう対応しますか」という質問に対して——

もったいない答え(当ブログの作例)「まずは保護者のお話をよく聞きます。そのうえで謝罪し、今後の対応を説明します」
具体像のある答え(当ブログの作例)「まず、連絡が行き届かなかったことをお詫びします。そのうえで、お子さんの現在の様子——痛みは残っていないか、今日どんな様子で帰宅したか——をうかがいながら、学校で把握しているケガの経緯を時系列でお伝えします。そのあと、学年主任と管理職に報告し、養護教諭とも情報を共有したうえで、今後の連絡の手順について改めてご家庭にご説明する時間をいただきたいと思います」

言っている中身は同じ「聞く・謝る・説明する」でも、何を聞くのか、誰に報告するのか、その場の空気まで浮かぶかどうかで、伝わる対応力が大きく変わると私は考えています。

もうひとつ、面接質問系でもかなり生きてくるのが「学校全体に視野を広げて、慎重に判断する」という姿勢です。「検討します」「大丈夫だと思います」と即座に判断しないほうがよい、というのが私の考えです。判断に迷ったら、つまりそれは情報不足ということ。「私の一存では判断できないのですが、まずはこれまでの詳細を教えていただけないでしょうか」と切り返して、事実確認から入ってください。

そして東京都でとくに大事なのが、この姿勢を「運動会の音がうるさいから中止してくれ」→「それでも止めてくれと言われたら」のような二段構えの設問で見せられるかどうか。ここで「では中止します」でも「できません」でもなく、相手の困りごとを具体的に聞き取ったうえで、学校として何ができるかを持ち帰って検討する——この筋道が示せると、実施要綱の評価の観点にある「対応力」がまっすぐ伝わりやすくなると考えられます。

系統別の準備|東京都でこれだけは用意しておく

① 服務事例(LINE・SNS)——「断る」の先まで

令和6・7・8年度採用の3年とも報告があります(特別支援学校・小中高共通など)。報告には、事例のどこが問題なのかを自分の言葉で説明するよう求められた例があります。実録では、こんな深掘りが確認できました。

  • この事例についてどう思いましたか。→ どこがだめだと思いますか。
  • もし自分が聞かれたら、どう行動しますか。
  • 断っても、どうしても学校の外がいいと強くお願いされたらどうしますか。
  • (LINEの質問に対して)3回ほど深掘りされた

準備のポイントは3つ。①断ること(個人の連絡先は交換しない)②なぜだめか(子どもを守るため・公私の区別・記録が残らない密室性)③その子の困りごとをどう受け止めるか(学校の中で、開かれた場所で、複数の目のあるところで聞く)。③を飛ばして断るだけの答えにならないよう、気をつけてください。「相談したい」という子の気持ち自体は受け止めたうえで、方法を提案する——そこまでを1本の流れで話せるようにしておいてください。

② 保護者・地域からのクレーム——電話の受け方の型を1つ

「ケガの連絡がなかった」「授業がうちの子に合っていない」「下校がうるさい」「夜、公園でうるさい」「部活の掛け声がうるさい」「運動会の音を止めてほしい」——テーマは違っても、電話への初動の型は共通させやすいと考えています。

  • ご連絡への感謝と、ご不快をおかけしたことへのお詫び(事実がまだ分からない段階では「ご心配をおかけして」の形で)
  • いつ・どこで・どのような様子だったかを具体的に聞き取る(絵やストーリーが自分の頭に浮かぶまで)
  • その場で結論を出さず、学校で確認したうえで折り返すことを伝える
  • 管理職・学年主任・関係する分掌へ報告し、組織として対応する

場面によってその都度考える必要はありますが、この4ステップを自分の言葉で言えるようにしておくと、東京都の②系統でもかなり生きてきます。ただしすぐ切れる話ではないのがポイント。「それでも止めてくれと言われたら」の追質問に備えて、「相手が本当に困っていることは何か」をもう一段聞きにいく引き出しも持っておきましょう。

③ 気になる子への対応——「学年を想定して」から始まる

東京都で面白いのは、この系統の前に「任意の学年を想定して、その発達段階の特徴を教えてください」という質問が置かれることがある点です(令和6年度採用・小学校全科の報告)。学年・発達段階に触れる質問は、令和7年度採用の個人面接の報告(親記事に収録)にもあります。つまり「その学年の子だからこう対応する」という筋道を見たいのだと考えられます。

準備としては、自分の校種で1学年を選び、その学年の発達段階の特徴を3つ言えるようにしておく。そのうえで「休み時間に一人でいる子」「やる気のない子」「反抗する子」「不登校から戻ってきた子」への対応を、その学年の特徴と結びつけて話せるようにしておくと、一貫性が生まれます。

たとえば「学習意欲が低い子」への対応なら、背景を「教科への苦手意識」「授業がつまらない」「無気力(家庭事情や友人関係など)」の3つに整理したうえで、まずその子との関係づくりから答える——この順番が大事です。

そして、答えを探しに行きすぎないこと。模範回答を探そうとすると萎縮してしまいます。面接官は「模範回答を知っているか」ではなく、日頃から教育について主体的に考えているかを見ています。正解ではなく納得感を目指してください。

回答の土台としては、『生徒指導提要(改訂版)』も一度は目を通しておいてください。いじめや不登校への向き合い方が、現代の課題に合わせて整理されています。

よくある質問

Q. 場面指導は別の試験科目として行われますか?

A. いいえ。実施要綱に定められている第二次選考は「個人面接」と「実技」(対象教科のみ)の2つだけで、「場面指導」という科目名はありません。個人面接の中で「あなたならどう対応しますか」という形で口頭出題されます。

Q. 実演やロールプレイはありますか?

A. 3年分・10名の報告のなかに、実演(クラス全体への一斉指導)やロールプレイ(試験官が児童役・保護者役になる)の報告はありませんでした。すべて口頭で答える面接質問系です。ただし、これは実録の範囲での事実であり、出題形式は東京都が決めるものなので、その年の受験案内も必ず確認してください。

Q. 模擬授業はありますか?

A. 令和9年度採用の実施要綱には、模擬授業の記載はありません。第二次選考は個人面接と実技(音楽のピアノ伴奏付き歌唱、美術の鉛筆による素描、保健体育の4種目、英語のOral Interviewなど)だけです。ただし個人面接の中で「つまずきやすい単元をどう授業するか」「保健体育の単元を自由に選び、授業計画を立ててください」といった口頭での授業設計は問われたという報告があります。

Q. LINE・SNSの事例は毎年出ますか?

A. 令和6・7・8年度採用の3年とも、場面指導の報告に登場しています(特別支援学校・小中高共通など)。「必ず出る」とは言い切れませんが、出ない前提での準備は危険だと考えたほうがいいでしょう。

Q. 場面指導は何問くらい出ますか?

A. 報告では1人あたり1〜6問です。後半(面接票→教科→場面指導の順)で場面指導がまとまって出たという報告があります。1問答えて終わりではなく、追質問が続く前提で準備してください。確認できた範囲では、東京都は追質問がつながる質問が全国と比べて多めです。

Q. 対策は何から始めればいいですか?

A. この記事の実録テーマを1つずつ、ノートに「初動→事実確認→その後→組織対応」の4行で書き出すところから始めてください。答えを丸暗記するのではなく、頭の中に場面の絵が浮かぶまで具体的に書くのがコツです。書いたら声に出して1分で話す練習を。面接質問系は「用意した文章を読む」のではなく「浮かべた絵を説明する」感覚で話せると、一気に伝わり方が変わります。

Q. 面接全体の流れも知りたいです。

A. 面接票、服務事例、教科指導、場面指導などに関する質問が報告されています。順序や担当の分け方は報告によって異なります。実際に聞かれた質問を約200問収録した親記事と、面接票の書き方を逆算した記事もあわせてご覧ください。

■ 東京都の個人面接|過去問200問・3年分の実録と傾向対策
■ 東京都の面接票の書き方|個人面接で深掘りされる欄を実録から逆算
■ 東京都の論文(小論文)|70分・1,050字以内の出題テーマ5年分と書き方
■ 東京都の倍率|令和9年度採用の最終結果と6年間の推移
■ 東京都の特例選考・特別選考と一次免除ルート

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