【教員採用試験】令和9年度採用の合格発表日一覧(全自治体)|発表までの過ごし方と発表後にやること

こんにちは、金井志津乃です! 

二次試験が終わりました……。発表っていつなんですか? 周りはもう結果が出ているみたいで、余計に落ち着かなくて。

それが、自治体によって2か月も違うんです。8月上旬に終わる県もあれば、10月まで待つ県もあります。まずは自分の発表日を正確に知ること。全自治体分を要項から拾って一覧にしましたよ!

この記事では、令和9年度採用(2026年夏実施)の教員採用試験について、全68自治体の第2次(最終)合格発表日を、各教育委員会の実施要項から抽出して一覧にしました。あわせて、発表の方法、補欠・追加合格の仕組み、発表までの過ごし方、発表後にやることまでまとめます。

この記事の根拠

  • 日付は各自治体の令和9年度採用 実施要項・受験案内に加え、公式の変更通知・結果発表ページを照合しています。
  • 要項に日付の記載がない自治体は、「要項に記載なし」と書いています(68自治体中1自治体)
  • 執筆:金井志津乃(教採スクール「教員の学校」運営。YouTubeチャンネル登録者1.7万人。大学での講演や、教採専門誌「教員養成セミナー」への執筆経験あり)
表を見る前に、3つだけ
  • 日付には「予定」と明記されている自治体が多いです。最終的には必ず各自治体のホームページでご確認ください
  • 「発表日」と「通知が届く日」は別物です。ホームページに受験番号が出る日と、結果通知書が郵送で届く日がずれる自治体があります
  • 一般選考の日程を掲載しています。特別選考(秋選考など)は別日程となりますので、各自治体の実施要項を確認してください。
目次

令和9年度採用|第2次(最終)合格発表日 一覧

公式ページは各教育委員会の採用試験トップページです。要項や発表資料はそこから確認できますので、詳細に関しては各公式ページを確認してみてください。

北海道・東北

自治体第2次(最終)合格発表備考公式ページ
北海道9月25日(金)北海道・札幌市の共通検査。結果はHPで公表。すでに発表済み公式
札幌市9月25日(金)北海道と共同実施のため道と同日。すでに発表済み公式
青森県9月30日(水)要項では「予定」表記。発表日=結果通知の発送日。すでに発表済み公式
岩手県9月28日(月)二次の面接・模擬授業は8月中旬〜9月中旬で個別に日程指定。すでに発表済み公式
宮城県9月30日(水)発表日=結果通知の郵送日付。すでに発表済み公式
仙台市10月2日(金)全国でも遅いグループ公式
秋田県9月30日(水)13時県庁公告板に掲示。すでに発表済み公式
山形県9月29日(火)すでに発表済み公式
福島県要項に日付の記載なし要項には「第二次選考試験の結果は、10月末日までに福島県庁前掲示場に採用候補者名簿登載者の受験番号を掲示する」とあり、Webページでも公開。具体日は県教委HPで確認を公式

関東

自治体第2次(最終)合格発表備考公式ページ
茨城県8月7日(金)全国でもっとも早いグループ(一次は5月実施)。すでに発表済み公式
栃木県9月25日(金)15時県教委HPに第2次試験合格者の受験番号を掲載(県庁掲示板での発表はなし。全受験者に結果通知を郵送)。受験者数・合格者数・倍率の入った資料も同日(9月25日)に掲載。令和9年度採用から追加合格者制度が新設(12月上旬頃まで)。すでに発表済み公式
群馬県10月2日(金)さらに10月下旬に「合格者状況」で二次受験者数・教科別が確定(2段階)公式
埼玉県9月30日(水)9月30日に合格者の受験番号を掲載。人数・倍率の統計は未公表(2026年10月1日時点)。すでに発表済み公式
さいたま市9月30日(水)9月30日に結果通知を発送(受験番号一覧・統計のHP掲載はなし。2026年10月1日時点)。すでに発表済み公式
千葉県9月29日(火)9月29日に第2次選考合格者の受験番号を掲載(人数・倍率の統計は未公表。2026年10月1日時点)。他県等現職・元教諭Bは秋選考10月3日(土)、冬選考は令和9年1月8日。すでに発表済み公式
千葉市9月29日(火)千葉県と共同実施のため県と同日。すでに発表済み公式
東京都9月30日(水)東京都は一次の集計値も最終発表と同時に公表する方式。すでに発表済み公式
神奈川県9月17日(木)午前10時すでに発表済み公式
横浜市9月30日(水)例年より約2週間前倒し(記者発表「ここが変わる!教員採用試験2026」の予告は「9月末ごろ」)。9月30日に合格者の受験番号と第二次試験の実施状況を公表。すでに発表済み公式
川崎市9月17日(木)すでに発表済み公式
相模原市9月18日(金)午前10時頃すでに発表済み公式

中部(北陸・甲信越・東海)

自治体第2次(最終)合格発表備考公式ページ
新潟県9月25日(金)夏選考(第1次検査2回目)の日程。9月25日に第2次検査合格者の受検番号を掲載(人数・倍率の統計は未公表。2026年10月1日時点)。別に春選考あり。すでに発表済み公式
新潟市9月24日(木)HP掲載+受験者全員に文書通知。すでに発表済み公式
富山県9月18日(金)要項は「9月中旬までに公表」。県公式が9月18日(金)公表と予告。本人への通知は10月上旬まで(要項)。すでに発表済み公式
石川県9月25日(金)選考結果通知書を本人あてに発送。同日午後3時から採用候補者を公表。すでに発表済み公式
福井県9月30日(水)要項では「予定」表記。9月30日10時に公表。すでに発表済み公式
山梨県9月24日(木)9月24日(木)15時頃に県のホームページで第二次検査通過者の受検番号を公表(要項の記載は「9月下旬に通知を発送」)。10月1日(木)は「この日までに通知が届かない場合は義務教育課へ照会する」という案内の日付で、照会の締切でも成績開示の開始日でもありません。すでに発表済み公式
長野県小中義務特支:8月31日(月)/高校:8月下旬校種で分かれます。小・中・義務教育学校・特別支援学校は県教委HPに二次選考結果が8月31日掲載(すでに発表済み)。高等学校は募集案内・採用選考要項に「8月下旬」とあり日付の明記はありません。いずれも電子申請サービスでの通知と同日に、合格者の受験番号をHPに掲載。別途「信州UIJターン秋選考」あり(9月15日に募集案内発表)公式
岐阜県8月26日(水)結果通知を発送+同日10時に県教委HPに掲載。すでに発表済み公式
静岡県8月7日(金)一次発表が6月8日と早い。すでに発表済み公式
静岡市8月7日(金)正午頃すでに発表済み公式
浜松市8月28日(金)正午予定すでに発表済み公式
愛知県8月28日(金)午前10時県教委Webページに9月25日午前10時まで掲載+郵送。すでに発表済み公式
名古屋市8月下旬郵送通知。すでに発表済み公式
三重県8月下旬二次の合否発表日は第2次試験の実施時に通知される(要項上は8月下旬)。すでに発表済み公式

近畿

自治体第2次(最終)合格発表備考公式ページ
滋賀県公表済み(2026年9月11日時点)9月11日発表。合格者(B)492人・倍率(A/B)3.1倍、補欠19人。夏選考の日程公式
京都府9月16日(水)府教委教職員人事課HPに合格者の受験番号を発表日の午前10時以降に掲載。人数・倍率の実施状況は9月30日に掲載(名簿登載551人・倍率2.5倍)。試験結果について電話・メールでの照会は受け付けていません。すでに発表済み公式
京都市公表済み(2026年9月11日時点)9月11日(金)午後3時発表。内定441名・倍率3.1倍(市公表・1次受験者÷内定者)。受験者全員へ通知公式
大阪府9月25日(金)すでに発表済み公式
大阪市9月25日(金)インターネット発表は午前11時を予定。受験案内には「大学3年次前倒し特別選考及び第2次選考の合格者を除き、郵送による結果通知を行いません」と明記。第2次選考の合格者には11月中旬頃に「第2次選考結果通知書兼内定通知書」が送られます。すでに発表済み公式
堺市9月25日(金)10時30分HPに合格者の受験番号を掲載+有効受験者には合否にかかわらず結果通知書を当日発送。すでに発表済み公式
豊能地区9月29日(火)要項では「予定」表記。すでに発表済み公式
兵庫県9月17日(木)15時県HPに「第2次選考試験結果通知は、令和8年9月17日(木)15時より合否結果等閲覧ページからご覧いただけます」と掲載(2026年9月9日更新)。9/10 17時〜9/17 15時はメンテナンスでログイン不可。すでに発表済み公式
神戸市9月17日(木)市のページで9月17日に最終結果を公表(受験番号のHP掲載+合否通知発送)。すでに発表済み公式
奈良県9月4日(金)教科別の「2次試験の結果」PDFも同時期に公開。今年度は合格者一覧をWebサイトに掲載しない方針です。すでに発表済み公式
和歌山県公表済み(2026年9月18日時点)実施結果(受験953人・最終合格273人・合格倍率3.5倍)を2026年9月18日に確認。公式「日程について」の記載は「合格発表:9月中旬の予定」で、具体日は示されていません。秋選考の合格発表は11月25日(水)公式

中国・四国

自治体第2次(最終)合格発表備考公式ページ
鳥取県9月4日(金)正午すでに発表済み公式
島根県8月5日(水)全国でもっとも早いグループ。すでに発表済み公式
岡山県10月7日(水)午前9時頃全国でもっとも遅いグループ。第2次試験の結果を簡易書留で送付。同時期に統計PDFも公表公式
岡山市9月11日(金)岡山県とは別実施。すでに発表済み公式
広島県9月25日(金)広島県・広島市の共同実施。9月25日に「結果について(概要)」で受験者数・名簿登載者数・倍率も公表(選考区分別・教科別の内訳は未公表。2026年10月1日時点)。すでに発表済み公式
広島市9月25日(金)広島県と共同実施のため県と同日。すでに発表済み公式
山口県8月12日(水)午前9時全国でもっとも早いグループ。すでに発表済み。追加合格は12月25日までに通知公式
徳島県9月16日(水)午後2時頃徳島県は「選考審査」という呼称。採用候補者の受審番号を県庁西側の掲示板に発表するとともに、県教委教職員課HPに掲載。同日、第2次審査受審者全員に審査結果を文書で通知されます。すでに発表済み公式
香川県公表済み(2026年9月11日時点)秋募集は受付9月1日〜10月20日17時公式
愛媛県9月18日(金)前期第2次の発表で、すでに発表済み。後期選考の合格発表は10月下旬。追加合格は12月25日までに通知公式
高知県9月11日(金)第1回の採用候補者名簿登載はすでに発表済み。第2次審査受審者全員にマイページで通知+HPに登載者の受審番号を掲載。校種・職種及び教科等によっては10月16日(予定)に第2回、年度末の欠員等の状況に応じて令和9年1月15日(予定)に第3回の名簿登載が行われる場合があります公式

九州・沖縄

自治体第2次(最終)合格発表備考公式ページ
福岡県9月25日(金)関東会場の現職教員特別選考は試験11月中旬・発表11月下旬。すでに発表済み公式
福岡市10月9日(金)市教委の公式ページに「合格発表日:令和8年10月9日(金曜日)」と掲載(2026年9月10日更新。実施要項の「10月上旬」から具体日が判明)。合格者に文書で通知するとともに、合格者の受験番号を市教委HPに掲載。不合格者には各試験の結果発表後に成績を文書で通知公式
北九州市9月30日(水)合格者の受験番号と区分別の合格人数を公表(志願者数・受験者数・倍率の統計は未公表。2026年10月1日時点)。〔秋試験〕教職経験者特別選考(現職正規教員枠)の合格発表は10月下旬予定。すでに発表済み公式
佐賀県9月4日(金)午前9時県HP・県教委HPに受験番号を1か月間掲載。ただし通知文書または県庁の掲示板で確認するよう要項に明記。すでに発表済み公式
長崎県8月7日(金)二次の面接が6月25日〜7月7日と全国で最も早い。すでに発表済み。9月29日に、オンライン試験の第2次選考合格者12人(小学校8人・中学校4人)の受験番号が別枠で公表されました公式
熊本県9月25日(金)午後3時日程変更あり。令和8年熊本地震の影響で第二次考査の一部日程(7月29日〜31日)が8月12日〜14日に延期され、予備日(9月19日)が設定されたため、当初予定の9月9日(水)から変更されました(県教委2026年8月19日付のお知らせ)。当日午後3時に県HP・県教委HPへ合格者の受験番号を掲載し、結果通知は9月25日以降に発送。すでに発表済み公式
熊本市10月2日(金)10時熊本地震の影響で延期。要項の「9月中旬までに」から変更。公式サイトに「令和8年熊本地震の影響により延期しておりました…第二次選考試験の合格発表について、延期後の日程を…令和8年10月2日(金)午前10時以降に熊本市ホームページに掲載」と明記(2026年8月26日更新)。熊本県とは別実施公式
大分県8月31日(月)すでに発表済み公式
宮崎県公表済み(2026年9月11日時点)9月11日発表。最終倍率2.4倍(882人÷366人)、464人程度の採用予定に対し合格内定366人。第二次選考試験の合否を郵送で発送公式
鹿児島県9月4日(金)15時以降の予定とされていました。すでに発表済み公式
沖縄県9月18日(金)夏選考はすでに発表済み。「結・UI特別選考」は一次が書類選考(結果10月上旬)で、最終合格発表は11月27日(金)予定公式

※出典:各自治体の令和9年度採用(令和8年度実施)教員採用選考試験 実施要項・受験案内。横浜市のみ、受験案内に最終合格発表日の記載がないため記者発表資料「ここが変わる!教員採用試験2026」を出典としています。日付に「予定」と付いている自治体は要項の表記どおりです。

発表の方法は3タイプ——「HPに出ない自治体」もあります

発表日と同じくらい大事なのが、「どこを見れば結果が分かるのか」です。要項を読み比べると、大きく3タイプありました。

①ホームページに受験番号を掲載いちばん多いタイプ。掲載時刻まで指定されている自治体もあります(愛知県:午前10時/堺市:10時30分/佐賀県:午前9時/岡山県:午前9時頃/和歌山県:午前10時以降/相模原市:午前10時頃)。掲載期間が決まっている点にも注意(愛知県は8月28日午前10時〜9月25日午前10時の約1か月間)
②郵送・掲示板が正式秋田県は県庁公告板に掲示、福島県は県庁前掲示場、佐賀県は「必ず通知文書又は県庁の掲示板で確認すること」と要項に明記。岡山県・石川県は簡易書留で結果通知書を送付します。宮城県・青森県は「発表日=通知の発送日」なので、手元に届くのは数日後です
③マイページ・電子申請システム高知県は結果通知や二次審査の案内をマイページで知らせる方式。大阪市は「第2次選考の合格者を除き、郵送による結果通知を行いません」と受験案内に明記していて、不合格の場合は自分で確認しにいく必要があります

上記のように自治体により合格発表の方法は異なりますので、自分の自治体がどのタイプか、いま要項で確認しておいてください。

「不合格」でも終わりではない——補欠・追加合格がある自治体

意外と知られていないのですが、合格発表のあとに合格者が増える自治体があります。要項に明記されているものだけを集めました。

自治体制度いつまで
愛知県補欠(令和9年度採用は310人)。受験区分・教科ごとの欠員状況に応じて令和9年4月1日以降順次採用令和10年3月31日までに採用されなければ失効
栃木県追加合格者制度(令和9年度採用から新設)。第2次試験不合格者のうちAランクの方から合格を追加する場合がある合格発表後〜12月上旬頃
山口県追加合格。第二次試験結果通知後、志願区分によっては合格者を追加することがある原則として12月25日までに通知
愛媛県追加合格。採用内定者に欠員が出た場合等、試験区分によっては合格者を追加することがある12月25日(金)までに個別に通知
兵庫県条件付合格。合格者の辞退等により追加合格となることがある状態。追加合格となる場合にのみ採用候補者名簿に登載結果は確定次第、順次通知
岡山県補欠(「若干名」。直近5年で9人・8人・3人・5人・2人)。補欠者は翌年度から常勤講師等として優先任用有効期間は令和9年3月31日まで
北海道「補欠」ではなく登録A・登録Bの2区分。登録Bは令和9年4月1日以降の採用を予定(いずれも正規採用)名簿の有効期限は原則 令和10年4月1日まで
和歌山県「補欠」の区分はなし。合格者は採用候補者名簿に登載され、欠員状況等に応じて順次採用。加えて採用予定に満たない場合の秋選考が3年連続で実施されている名簿の有効期限は令和10年3月31日

※出典:各自治体の令和9年度採用 実施要項・受験案内、愛知県教育委員会「第2次試験結果」(2026年8月28日公表)、岡山県教育委員会「第2次試験の結果について」各年度版。

つまり、9月の発表で名前がなくても、12月末までは動きがある自治体があるということです。ここを知らずに10月から完全に気持ちを切り替えてしまう方が、毎年いらっしゃいます。まずは自分の自治体の要項を確認してください。

発表までの過ごし方——この時期にやってほしい3つ

二次試験の結果を待つこの数週間は、不安になりやすい一方で、実は年内でいちばん力を蓄えられる時期でもあります。ぜひやってほしいことを3つにまとめました。①面接で聞かれた質問は、記憶が鮮明なうちに書き出しておくと、合否にかかわらず来年の対策に直結します。②意志力だけに頼らず、友人と時間を決めるなど外部の力を借りて行動を習慣化すると、不安に振り回されにくくなります。③体を動かすと、不安を強める脳の扁桃体の働きが抑えられるので、ジョギングでも筋トレでも、何か体を動かしてみてください。どれか1つだけでも、この時期にやっておくと後から「やっててよかった」と思える行動です。

発表後にやること|合格・補欠・不合格の3パターン

合格した場合——4月までのスケジュール(愛知県の例)

「合格=あとは4月を待つだけ」ではありません。発表の直後から任用手続きが始まります。受験案内に「出願から任用まで」の流れをはっきり書いている愛知県を例に見てみましょう。

8月28日〜 任用手続き合格者・補欠者に任用関係の書類が送付されます。指示に従って作成・準備し、期日までに郵送。経歴証明書や健康診断書など、作成に時間を要する書類があるので要注意。書類提出後に任用に関する重要な問合せがあるため、必ず連絡が取れるようにしておきます
1月〜 配置校等の連絡小中学校は1月中旬から3月中旬、県立学校(高等学校・特別支援学校)は3月上旬。書類が到着して不備がなければ、それまで特に連絡はありません
令和9年4月 初任校に着任—

※出典:愛知県教育委員会「令和9年度採用 愛知県公立学校教員採用選考試験 受験案内」資料1「教員採用選考試験 丸わかりガイド〜出願から任用まで〜」。手続きの時期は自治体によって異なるので、必ずご自身の自治体の要項でご確認ください。

ポイントは「発表から配置校の連絡まで、4か月ほど何も来ない期間がある」ことです。これは正常です。連絡がないからといって不安になる必要はありません。

補欠・条件付合格だった場合——「翌年の一次免除」がついてきます

補欠は「惜しかったで終わる紙」ではありません。多くの自治体で、2つの権利がついてきます。

  1. 欠員状況に応じて順次採用される(愛知県は令和9年4月1日以降順次。令和10年3月31日までに採用されなければ失効)
  2. 翌年度の第1次試験が免除になる特別選考の出願資格(愛知県「昨年度の補欠者に対する特別選考」、兵庫県の条件付合格者を対象とした全部免除、栃木県「前年度第2次試験Aランク特別選考」など)

つまり、来年は二次からのスタートになるということです。だからこそ、今年の面接で何を聞かれたかの記録が、そのまま来年の面接練習の教材になります。自治体別の一次免除ルートは別記事にまとめました。

■ 翌年の一次試験が免除になる自治体まとめ|補欠・条件付合格・前年度実績者の特別選考

不合格だった場合——まず「点数」を取りに行く

結果が出たら、いちばん最初にやってほしいのは成績の開示請求です。要項に開示制度を明記している自治体は多くあります。

  • 埼玉県:第2次試験の結果通知とあわせて、論文試験・実技試験・面接試験の試験種目別得点と総合評価を受験者全員に情報提供(要項)
  • 福岡県:「第一次及び第二次試験で不合格となった者については、試験結果を通知する際、全員に各試験内容の得点及び評価を併せて通知します」(実施要項)
  • 佐賀県:不合格者に対して各試験の得点及び成績ランクを通知(通知を希望しない場合は申込時に選択)
  • 山梨県:本人から請求があった場合、検査種別得点・合計得点・順位を開示(要項)。なお10月1日(木)は「この日までに二次の結果通知が届かない場合は義務教育課へ照会する」という案内の日付で、照会の締切でも開示の開始日でもありません
  • 長野県:一次選考合格者の総合評価等は二次選考の結果通知とあわせて確認でき、開示期間は選考結果の通知日から1年間(要項)

「どの試験で何点だったか」が分かれば、来年やることが具体的に決まります。感覚ではなく点数で振り返る——これが、複数回受験からの合格者に共通する動き方です。

そのうえで、進路の選択肢を落ち着いて並べてみてください。文部科学省の調査では、教員採用試験の合格者のうち既卒者が半数近くを占めています。「講師をしながらの再挑戦」は敗者復活ではなく、王道ルートです。

■ 教員採用試験に落ちたらどうする? 講師・再受験・民間——進路の選び方

「手応えがなかった」と思っている方へ

発表を待つ間、いちばん多いのが「面接の手応えがなかったので、たぶんダメだと思います」という声です。でも、数字を見ると印象が変わります。

各教育委員会の公表資料から「二次に進んだ人のうち何人が合格したか」を計算すると、令和8年度採用では広島県・広島市が約71%、福岡県が約73%、山口県が約64%、群馬県が約60%、埼玉県が62.0%、横浜市が約64%。愛知県・神奈川県・岡山県・和歌山県はちょうど2人に1人です。

つまり、面接官が全員に同じような顔をしていたとしても、その部屋を通った人の半分以上は合格しています。手応えと合否がズレるのは、そもそも当然のことなのです。面接官の反応の読み方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

■ 面接官の合格サイン・不合格サイン|手応えがボロボロでも受かる理由

よくある質問

Q. 発表日が「9月中旬」としか書かれていません。いつ分かりますか?

A. 兵庫県のように「発表日時は第2次選考試験の実施後に県ホームページに掲載」と要項に書いている自治体があります。千葉県・千葉市は「9月中旬〜下旬に告知」。二次試験が終わったあとに、教育委員会のページを定期的に見に行く必要があるということです。ブックマークしておきましょう。

Q. 発表の日、何時に見ればいいですか?

A. 時刻まで要項に書いている自治体があります。愛知県は午前10時、佐賀県・岡山県は午前9時(頃)、堺市は10時30分、和歌山県は午前10時以降、相模原市は午前10時頃、秋田県は13時、さいたま市は16時頃、石川県は午後3時から。時刻の記載がない自治体は、その日のうちに更新されると考えて、あまり張り付きすぎないほうがいいです。

Q. 最終倍率はいつ確定しますか?

A. 合格発表と、統計(受験者数・合格者数・倍率)の公表は別のタイミングです。群馬県は発表が10月2日で「合格者状況」が10月下旬、広島県は発表が9月25日で選考区分別・教科別の確定値は10月頃、横浜市は発表が9月末で校種別・教科別の詳細は10月上旬〜中旬。2段階と覚えておいてください。当ブログの倍率記事も、各自治体の統計が出るたびに更新しています。

Q. 併願していて、両方合格したらどうなりますか?

A. 辞退の手続きが必要です。辞退者が出ることを前提に、補欠・追加合格の制度が設けられています(山口県・愛媛県が12月25日までとしているのは、この辞退の動きを織り込んだ期限です)。辞退する場合は早めに連絡するのが、次に待っている受験者のためにもなります。

Q. 大学院進学を考えています。合格したら辞退するしかない?

A. 自治体によっては採用の延期・名簿登載期間の延長ができます。愛知県は「大学院進学等による採用辞退者への措置」があり、専修免許状を取得できる大学院に進学して辞退した人が同一区分・教科で再出願する場合、第2次試験の個人面接だけで選考されます(修業年限は最大3年)。石川県は「大学院修学による採用延期願」で名簿登載期間を延長でき、岐阜県も申請により最長で令和12年3月31日まで延長可能です。該当する方は、辞退の連絡をする前に必ず要項を読んでください。

自治体別|倍率と最終結果の見方

発表後に公表される統計を読み解けるように、自治体別の倍率記事を用意しています。今年の結果が出たら、順次更新します。

  • 北海道・札幌市の倍率/茨城県の倍率/栃木県の倍率/群馬県の倍率
  • 埼玉県の倍率/千葉県・千葉市の倍率/東京都の倍率/神奈川県の倍率/横浜市の倍率
  • 愛知県の倍率/大阪府の倍率/兵庫県の倍率/奈良県の倍率/和歌山県の倍率
  • 岡山県の倍率/広島県・広島市の倍率/山口県の倍率/愛媛県の倍率/福岡県の倍率

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質問を書き出したら、その内容を受験報告フォームにも入れていただけると本当に助かります。当ブログの自治体別記事は、すべて受験者の皆さんの報告でできています。倍率や日程は公表資料で追えますが、「実際に面接で何を聞かれたか」は、受験した方からしか集まりません。

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